学校ブログ

デジタル・シチズンシップ教育を行いました

 今日もいいお天気となり、日中の気温も高くなりました。

冒頭に書いたように、吉川市から講師の大西先生をお招きし、「デジタル・シチズンシップ教育」を行いました。

これまで学校はネット上のモラルやマナーを学ばせる「情報モラル教育」には力を入れてきました。しかし、一人一台の端末が配備され、これからの社会はますますネットと切り離すことができなくなります。ネットを活用し、社会のよき担い手を育成することがねらいです。

 大西先生は、わかりやすく子どもたちに話しかけてくださいました。

「ネットは、一度情報を出すと「消せない」んだ。意味が分かるかな。」

「いろんな人がみて、広がっちゃうから?」

「そうだ。よくわかるね。それに、ネットの情報には「うそ」も含まれている。その情報が本当かどうか、よく考えながら情報を使うことが大切なんだ。」

 大西先生は子どもたちにもわかりやすくお話をしてくださいました。

 公園遊びなら、私たち大人は子どもたちに注意や指導をすることができます。公園での遊びの経験があるからです。しかし、ネットの世界では、大人よりも子どものほうが詳しいという逆転現象が起きます。大人のあずかり知らないところで、子どもたちがネットの闇に飲み込まれる事態もあるのです。

 だからといって、ネットと生活を切り離すことはできません。Iot(もののインターネット)、web5.0という言葉に象徴されるように、ネットはこれから社会そのものを大きく変革し続けることでしょう。その波に飲み込まれることなく、正しく活用し、安全で豊かな生活を送るためには、子どもたちと、支える私たち大人がネットの特性を十分理解していく必要があります。

 大西先生、今日はわかりやすいお話を大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。