学校ブログ

授業は学校の命 研究授業がんばります

 梅雨らしい、蒸し暑い一日になりました。どの学年もプールに入れたので、子供たちは大喜びでした。

 5時間目、2年生で研究授業が行われました。私たち教師は、初任者、二年次、三年次、五年次、十年次と研修を行うことが義務付けられています。その二年次の研修です。

 国語「スイミー」を読み深め、スイミーがなぜ大きな魚を追い払うことができたかを話し合いました。担任はとても一生懸命で、子供たちもそれによく応え、発表は話し合いで、みんなよくがんばっていました。

 こうするともっとよくなるよ、という改善点もありました。そこは市教委から派遣された指導者の先生にご指導をいただき、振り返りを行いました。指導をいただいた点は、次の実践に生かし、よりよい授業の創造を目指します。

 授業は私たち教師の命です。その思いは、初任者のころからずっと変わりません。授業で子供たちを変える、授業で伸ばす。そのために、欠かせないのが研究授業です。研究授業こそ、私たちが最も大切にすべき職務です。

 そして授業の腕は、研究授業を何度も何度もこなさない限り、伸びることはありません。研究授業は、準備も当日の指導も、大変です。教室の環境整備も、事前の生徒指導も、やるべきことがたくさんあります。しかもその間は、通常業務が滞りがちになります。やっとの思いで授業が終わると、横に寄せていた通常業務が押し寄せてくるので、余計忙しくなります。それでも研究授業は、教師の成長のために絶対に必要なものです。

 そして誰もが最初から授業が上手なわけではありません。最初はみんな、戸惑いながら緊張しながらぎこちない授業しかできません。それが、経験と勉強と、多くの指導を受けることで徐々に上手になっていきます。子供たちにとって、わかる楽しい授業を行うことができるようになります。その評価は、子供の笑顔と学力の伸びです。私たち教師は、子供たちに成長させてもらっています。

 「先生、今日の授業、楽しかった!」という子供の言葉と笑顔は、私たちの最大級の賛辞です。そんな笑顔がたくさん増えるよう、これからもがんばっていきます。