学校ブログ

5年生タグラグビー盛り上がっています

 冒頭の文章でも書きましたが、一年で一番スポーツをするのにさわやかな季節になりました。5年生が運動場で、タグラグビーの練習と試合に取り組みました。

 まずは、チームで基本練習に取り組みます。パスはとても大事。小川先生も、各チームを回って声掛けをします。

 今日の授業のめあてを確認します。「今日のめあては、兄弟チームで作戦のアドバイスをし合う」です。兄弟チームで練習をして、得点を取るためにはチームのどんな点を改善したらよいかを話し合いましょう。」

 実戦さながらに練習を繰り広げます。とはいえ、兄弟チームでの取組です。勝敗のためではなく、どんな攻め方がよいのか考えながらの練習です。

 練習が終わると、アドバイスをし合います。「タグをとられたときのパスをもっと早く回すといいと思います。」

 さあ、アドバイスを生かして、いよいよ試合に挑戦します。練習や話し合いの成果を実戦に生かせるかが大切です!

 さすがに、さっきのアドバイスを試合に生かすことは難しかったものの、各チームとも真剣にゲームに集中し、力いっぱい戦っていたことがわかりました。

 とてもスムーズで理にかなった授業の展開で、練習や話し合いが試合に生かせるよう配慮されていました。でも、何よりも大切なのは、子どもたちがゲームそのものを楽しむことです。終わったあと、何人の子どもに感想を聞いてみたのですが、口をそろえて「楽しかったです!」と答えていました。それが一番大事だと思います。

 コロナ禍の中、家で過ごす子どもが多くなっています。けれど、本来子どもは野っぱらを駆け回り、転げまわって遊ぶもの。そうしてこそ、健全なメンタリティがはぐくまれるのです。それが、難しい現代においては、せめて学校の教科体育で、子どもたちに「体を動かすことの楽しさ」を味わわせたいと思います。

 5年生、タグラグビーみんなよくがんばりました!