学校ブログ

1・5年生親子歯みがき教室

 日中の気温はやや高くなるものの、湿度が低いので比較的過ごしやすく、熱中症の心配はだいぶ少なくなったように思います。本日、1年生と5年生が、学校歯科医の戸張先生と歯科衛生士の方をお招きして、親子歯みがき教室を行いました。平日で申し訳なかったのですが、多くの保護者の皆様にご参加いただきました。

「今日は、『6歳臼歯』について勉強しましょう。とても大切な役割を果たす歯ですが、成長するまで1年もかかります。」

「えーっ!」 

 「そう、だから6歳臼歯は背が低く、磨きにくいので虫歯になりやすいんです。その原因が「歯垢」。「プラーク」ともいいます。大切な6歳臼歯が虫歯にならないよう、磨き残しがないかを調べましょう。」

 歯科衛生士の先生のご説明をしっかり聴いて、早速カラーテスターを試しました。

 保護者の方のご協力をいただきながら、歯みがきあとの歯に試薬をぬりぬり。すると、磨き残しの部分があっというまにピンクに染まります。子供たちの悲鳴を確認してから、正しいブラッシングの方法についてご指導をいただきました。保護者の皆様のご協力をいただきながら、歯みがきの正しいやり方をしっかり学習することができました。

 続いて、5年生でも同様にカラーテストから正しいブラッシングの方法についての学習を行いました。しっかりした態度で授業を受けることができました。

 近年、歯周病が糖尿病、気管支炎、心臓疾患、脳卒中、狭心症等様々な病気の原因になることが明らかになっています。また、虫歯のない良好なかみ合わせは学力や運動能力の向上に直結します。「たかが虫歯」と侮るなかれ、「歯周病は万病の元」といわれるゆえんです。

 それゆえ、小・中学校では必ず歯みがきの時間を設け、歯みがきの大切さについて指導しています。ご家庭におかれましても、今後も口腔衛生を大切にし、正しい歯みがき習慣をもつようお声がけをお願いします。

 ご多用中お越しいただいた戸張先生、歯科衛生士の皆様、大変ありがとうございました。また、ご来校くださった保護者の皆様にも改めてお礼申し上げます。