学校ブログ

六年生読み聞かせ さすがの技術に脱帽

 昨日より、幾分寒さも和らいだように感じました。朝、読み聞かせボランティアの皆さまが、6年生に読み聞かせをしてくださいました。題目は昔話「小僧と山姥」、そして著名な絵本作家 五味太郎先生の「仕掛け絵本」の紹介でした。

 さっそく、読み聞かせをはじめると、子どもたちはその朗読の技術にぐいぐい引き込まれ、よく集中して聴いていました。その次の仕掛け絵本も、食い入るようにお話を聴いていました。

 さすがは読み聞かせボランティアの皆さま、お話に引き込む技術の素晴らしさに感心することしきりでした。

 VDT症候群という言葉があります。かつては、ディスプレイ症候群といわれていました。子どもたちが一日のうちのかなりの時間をつぎ込むゲームやネット動画は、派手な色と音の洪水です。そうしたものに慣れてしまうと、ひどい頭痛や肩こりなど体調の異変が生じる可能性があることと、文字だけを追うことが退屈になってしまい、文章を読むこと苦痛になることがあると指摘されています。

 そうした時代の中、子どもたちに本への興味をもってもらうことは難しいものです。その中でも読み聞かせは非常に有効な手段です。情感たっぷりに読み上げ、絵本の世界の中に引き込めば、子どもたちの想像力が広がっていきます。

 読み聞かせボランティアの皆さまの子どもたちを引き込む技術。本当に素晴らしいと思いました。私たち教職員も、みならいたいと思いました。うーん、がんばらねば。