学校ブログ

1年生クロームブックを使って学習しましょう

 日中はずいぶん暖かくなった、と思いきや風はとても冷たく、まだまだ春、という感じではありませんでした。

 今日は、ICT支援員の湯川先生が来校される日です。1年生が、クロームブックの「ムーブノート」の使い方を勉強しました。先生から課題についてのカードを受け取ったり、発問に対する自分の考えを「提出箱」に入れることで、クラスみんなの考えを並べて比較・検討することができます。

 湯川先生「さぁー今日は、クロームブックのムーブノートを使ってみましょう!ムーブノートはこれまで使っていた『オクリンク』とはちょっと使い方が異なるアプリです。みなさん、準備はいいですか?」「はーい!」

 「みなさん、カードに『ムーブノート』をどんなことに役立ててみたいか、カードに記入してみてください。」

 子どもたちは一生懸命カードに手書きで記入します。「べんきょう」「ずこう」「こくご」など、いろいろな考えを書き込んでいました。

 子どもたちの提出したカードがディスプレイに映し出されると、わあっと歓声が上がりました。「あー、出てるー!」この一覧は、子どもたちのクロームブックからもみることができます。自分の意見に加え、他の児童がどのような考えを書いたかが一目でわかります。

 そのあとも、子どもたちは夢中になって操作に集中して、どんどん操作に慣れていきました。

 これまでは、自分の意見をノートに書いたあと、学級内に発信するには挙手をして発表する必要がありました。そのため、せっかくよい意見を書いているのに、発信の機会を逃す児童も少なくありませんでした。

 でもこうしたアプリを使うと、発表の必要がなく全員の意見や考えを表示することができます。そして比較・検討・参照が可能となります。協働学習の利点です。

 そして、1年生でもこうしたアプリを使いこなすことができるのです。子どもたちと、ICT機器の可能性を十分感じさせてくれました。

 しかしそのためには、教師に加え、技術的なサポートがあることが重要です。ICT支援員の存在が、とてもありがたく思います。多忙な教師にとっては、こうした人的支援があることは負担軽減と安心につながります。

 ICT機器を使ったからといって、魔法のように子どもの学力が伸ばせるわけではありません。しかし、学習の目的に合わせ、従来できなかった学習形態を実現するには価値ある道具です。北谷小は、これからもICT機器を積極的に活用してまいります。