学校ブログ

6年生調理実習 野菜炒め最高!

 運動会も終わり、北谷小に日常が戻ってきました。6年生が、家庭科の調理実習を行いました。今回の実習課題は野菜炒めづくりです。

 さあ、手際よく調理を進めました。いよいよ、試食タイムです。

 さあ試食!いただきまーす。うまくできたかな。

 「おいしい!」「野菜が甘い!」「ピーマン、食べられた!」「にんじんおいしい!」

 みんな、野菜炒めに大満足でした!片付けもがんばりましょう。

 子供たちがつくったのは、特別な調味料や材料を使ったわけでもない、スタンダードな野菜炒めです。でも、自分たちで材料から切って炒めて味付けをした一皿は、最高においしかったようです。

 現代社会は、朝起きてから夜寝るまで、だれとも一言も口をきかなくても済む「超コンビニ社会」といわれています。食事が必要なら、スマホを使えば簡単にデリバリーを受けることができます。運ばれてくる料理は、名店のおすすめメニューで、できたて料理はそれはそれはおいしいことでしょう。

 でも、今日子供たちがつくった野菜炒めは、それらの料理より絶対においしいと断言できます。学級の仲間とわいわいがやがやと楽しく、そして一生懸命つくったのですから。

 便利な社会は、快適で過ごしやすいものです。しかし、そこから零れ落ちるかけがえのない喜びがたくさんあります。不便、面倒、大変。その中にこそ、子供たちの心を育てる大切なものがあるような気がしてなりません。

 笑顔で会話を弾ませながら試食する6年生をみて、改めてそう思いました。