学校ブログ

広がるコロナ感染 音楽でできること

 月曜日の朝、雨降り模様というのは、大人と子どもの心を重くするようです。それでも、日中お天気が回復し、午後には晴れたことは幸いでした。

 本日は欠席者数が増加傾向にありました。ご家庭内で陽性の方が出て、濃厚接触者となり、学校を休む児童がじわりと増えてきています。第7波、第8波まできてわかったことは、感染者が一定の期間増減を繰り返すのは社会の防疫体制の在り方ではなくて、ウイルスの特性そのものだということ。そうしたこともあり現在、文部科学省や教育委員会より学習活動の制限等について、通知はきておりません。近距離でのグループワークや調理実習、近距離で行う理科の実験観察や図工の共同制作などについては、依然として感染症対策を十分行ったうえで実施すること、との指導です。要は「決して油断しないで感染防止に努めること」に尽きると思います。

 4年生の音楽の授業の様子です。

 手のひらを膝の上において、姿勢よく先生のお話を聴く子どもたち?いいえ、これは曲想に合わせて正確なリズムを拍手やひざを叩いて鳴らす学習です。

 このように画面に楽譜が表示され、動いていくので子どもたちはそれに合わせてリズムを刻むのです。

 子ども同士の距離も、音楽室の広さをめいっぱい使っています。これなら、飛沫の心配もしなくてよさそうです。

 とはいえ、音楽で大切なのは、合奏、合唱の楽しさを味わわせることです。今は歌を歌う時もマスクを着け、大声を出さないようにしています。子どもたちに音楽の本当の楽しさに触れさせることができないのは口惜しい限りです。

 依然として続くコロナ禍で、社会が様々な影響を受けています。苦しんでいる人の数は、私たちの想像以上でしょう。学校現場も、その一つです。一日も早い収束を願うばかりです。

 改めて、ご家族の中に発熱や咳など風邪態様の症状がみられる場合は、学校での感染拡大を防ぐため、お子さんの登校を見合わせていただくようお願いいたします。