学校ブログ

2学期終業式 がんばった子供たち 保護者・地域の皆様ありがとうございました

 今朝は今シーズン一番の冷え込みだったそうです。でも、日中は暖かくなりました。北谷小で一斉下校を行うと、なぜか必ず強風に見舞われます(涙)。今日はそれもなく、とてもラッキーでした(笑)。

 今日で80日間の二学期が終了しました。校内でインフルエンザ流行の兆しはみられないので、体育館に全校で集合して、二学期の締めくくりを行いました。

 校長講話では、二学期の各学年の成長を振り返り、努力と労をねぎらいました。「行事は人を育てる」という言葉で始まった二学期。一つ一つの行事に、一生懸命取り組むことができたか、子供たちととともに振り返りました。

 「あがるも おちるも 努力次第 自分次第」。行事や教育活動を通じて自分を成長させるためには、一つ一つの行事に、力を出し惜しむことなく全力で取り組むことが大切です。二学期のがんばりを通して得られた成果と課題をもとに、新学期も新たな目標をもってがんばっていきましょう、と伝えました。

 子供たちは終始、落ち着いた姿勢で話をよく聴いていました。これも二学期の成長の一つだと思います。

 5年生の代表児童が、二学期を振り返る児童代表の言葉を述べました。「二学期努力したことを生かして、三学期を6年生0(ゼロ)学期と思って、3学期にまた、がんばりたいと思います。」会場からは、大きな拍手が贈られました。

 二学期締めくくりの校歌を全校で合唱しました。きれいな歌声が体育館に響きました。オンラインの終業式では決してできないことで、全校で心を一つにして歌うのは本当にいいなと思います。校歌斉唱も、愛校心の育成につながる大切な行為です。

 式終了後、生徒指導主任と安全主任から、冬季休業中の生活や安全についての指導を行いました。生徒指導主任からは、①交通事故に気を付ける ②帰宅時刻を守る ③スマートフォンやタブレットなど、SNSはおうちの約束のもと時間を守って楽しむ ④お小遣いのやりとり(おごったりおごられたり)はせず、お金の扱いには気を付ける などのお話をしました。安全主任からは、自転車に乗っているときの安全に特に気を付けること、飛び出しを絶対にしないこと などについて指導しました。ご家庭でも、お声がけいただければ幸いです。

 各教室には、担任の先生が二学期の子供たちの努力をねぎらう「黒板アート」が花開いていました。北谷小の先生方はいつも、学期のはじめと終わりには、この黒板アートで子供たちを喜ばせています。これは北谷小の素晴らしい点の一つです。

 そして教室では、担任の先生が児童一人一人に通知表を渡していました。「この教科がよく伸びたね。ここは少し、届かなかったけれど冬休みにしっかり復習すれば大丈夫。また、三学期にがんばろうね。」先生の言葉に、子供たちはうなずきながら通知表を受け取っていました。

 一斉下校が終わり、子供たちはそれぞれ集団下校で家路につきました。門で一人一人に「さよなら!よいお年を!」と声掛けをしていると、「二学期お世話になりました!よいお年を!」「校長先生、ありがとうございました!」「新学期もお願いします!」と何人もの子から声を掛けられました。とても心が温かくなりました。北谷小の子供たちは、素直でよい子たちばかりだと改めて思いました。

 こうして、二学期最後の日が終わりました。前代未聞の猛暑に始まり、コロナ、インフルエンザの再流行、イスラエルーハマス戦争の勃発等、世界情勢の不安等、多くの不安なことがあった時期でした。でもその間も、各学年の遠足や社会科見学、陸上大会、修学旅行、校内持久走記録会、書きぞめ展など、様々な行事を行うことができました。そして今日、こうして無事二学期を終了できたのは、ひとえに子供たちのがんばりと、支えてくださった保護者・地域の皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

 ご家族の皆様で、よい年末年始をお迎えください。そして楽しい冬休みを過ごして、子供たちが1月9日火曜日の始業式の日に、元気いっぱい登校してきてくれることを心待ちにしています。