書きぞめ競書会を行いました
12月10日、書きぞめ競書会を行いました。体育館で1,2校時を3年生、3,4校時を6年生が作品づくりに取り組みました。これまでの練習成果を生かして、一人一人が真剣に望んでいました。その様子を、少しだけお伝えします。
(3年生)
(6年生)
どちらの学年も、集中して作品づくりに取り組む児童の姿が多くみられました。
技術や経験に差はあれ、大切なことは一生懸命取り組むこと。「下手」と「雑」は違うのです。大切なことは作品の出来栄えではなく、お手本を写すことに忠実に取り組み、字形や止め・はらい・はねの基本を押さえることです。
習字で習得した技術は、日ごろの鉛筆文字にもとても役立ちます。現在、学校教育ではICT教育を推進しています。これからの時代は手書き文字より、キーボードを多用する機会が増えていくことでしょう。一方で、ICT教育先進国の北欧スウェーデンでは、学力低下の要因の一つにICT機器の過剰な使用を挙げ、紙と鉛筆の教育のよさを見直しています。ICTは手書きに比べ、圧倒的に便利で効率的です。しかし、それが子供たちの「脳力」を育てるとは限らないということです。これからも私たちの生活で手書き文字がなくなることはないと思います。紙と鉛筆は、子供の学力を高めるからです。
そのためにも、子供たちには書きぞめに一生懸命取り組み、そこから習得した美しい文字の書き方を日ごろのノートづくりに生かしてほしいと思います。
作品は一定期間掲示した後、もちかえらせます。その時は、子供たちのがんばりに称賛と励ましのお声がけをいただければと思います。
吉川市立北谷小学校
〒342-0036
埼玉県吉川市高富857
TEL.048-982-5158
FAX.048-984-5273
【学校教育目標】
よく考える子
仲良く助け合う子
元気で明るい子
令和6年度学校評価
学校運営協議会議事録(簡易版)
home&school欠席連絡
マニュアルダウンロード