学校ブログ

5月全校朝会を行いました

 いよいよ明後日から五連休。連休明けをスムーズにするためにもこの2日間はしっかりと学校教育活動を行いたいと思います。今日は、5月の全校朝会を行いました。先日の離任式に続き、体育館での実施です。

 体育館に並んだ子供たちは、誰一人おしゃべりをせず、静かに座って待つことができました。特に、5,6年生の姿勢が素晴らしく全校児童のお手本にふさわしいものでした。

 話した内容は「ありがとう」という言葉がもつ力についてです。「1年生を迎える会」、「離任式」はどちらも心に残る素晴らしい行事になりました。それは、子供たちの「ありがとう」の気持ちに満ち溢れていたからです。

 「1年生を迎える会」では、2~6年生が1年生に「入学式て来てくれてありがとう」の気持ちを込めた出し物を披露しました。1年生は拍手喝采で喜び、「お兄さんお姉さんありがとう!」の気持ちを表していました。

「離任式」では、お世話になった先生方に、手紙や離任式の歌で、感謝の気持ちを表すことができました。

 二つの行事での子供たちのがんばりをねぎらい、次のような話をしました。

 「運動会でも、ありがとうの気持ちをもってください。」

 運動会は、紅白に分かれて優勝を目指して力を競い合う行事です。そこでなぜ「ありがとう」の気持ちをもつことが大切なのでしょう。

 運動会の競技は、他の児童と一緒に走ることで成り立ちます。だから順位にかかわらず、「全力で一緒に走ってくれてありがとう」という感謝の気持ちをもつことが大切です。また、指導してくださった先生方、会場で声援を送ってくださった保護者の皆様、多くの方に感謝の気持ちを表すことで、運動会が価値ある行事になると思います。

 全力を出して運動会に臨む。そして、勝っても負けても、全力で戦ってくれた相手に感謝する。この気持ちをもつことで、運動会が子供たちを成長させる素晴らしい行事になる。今日は、このことを講話で伝えました。子供たちはとてもしっかりした態度で聴くことができました。

 その後、今月の生活目標についても指導を行いました。しっかり聴くことができました。

 このような行事で、体育館に一堂に集まり、場の雰囲気を大切にして、よい姿勢で話を聞く。こうした経験は、子供たちの礼節を守る姿勢を育てていきます。

 コロナ禍におけるオンライン朝会も効果的な取り組みでしたが、やはり全校が一堂に集まる機会はとても大切だと思います。