学校ブログ

晴れのち曇り 6年生租税教室を行いました

 長いようで短かった今年最後の4連休も終わり、さあ今日から学校生活再開です。気付くと2学期も残り一か月、子供たちにも気を引き締めて残りの一か月を大切に使うよう伝えたいと思います。また、今日から個人面談が始まります。保護者の皆様とお子さんの育成方針を共有することによって、足並みそろえた体制を築いていきたいと思います。宜しくお願いいたします。

 6年生は社会科で政治・経済について学びます。今日、5時間目に税の働きを学ぶ租税教室を行いました。税理士会の皆様にお越しいただき、体育館で特別授業を行っていただきました。

「今日は、税金を皆さんに身近に感じてほしいと思います。クイズや、動画をみて考えてもらいたいと思います。」

 「それでは、税金クイズ。皆さんが北谷小で一か月学ぶのに、どのぐらい税金がかかるでしょう。三つの中から選んで応えてください。①2万8千円 ②5万5千円 ③7万3千円。さあ、どれでしょう。そう、答えは、③の7万3千円です。」「おー。」

 「そう、それだけの税金が必要なんですね。ところで、今日は、一億円を持参しています。」「えっ!?」

「これが、一億円です。」「本物?!」「すごい!!」

 「税金は「払う」ではなく、「納める」といいます。なぜ「納める」のか。納めないと、どんなことが起きるのか。動画で視聴しましょう。」動画の中には、税金を納めない世界で、警察も、消防も、橋を渡るのもすべて有料の世界が描かれていました。

 「では、振り返ってみましょう。なぜ税金は支払うではなく「納める」なのか。それは国民の義務だからです。税金を納めることで、互いに助け合う。住みやすい社会をつくる。それこそが納税の意義です。」

 「最後に、1億円の札束をもってみてください。」「うわ、重!」

1億円の札束の重さは10キログラム。おもちいただいた札束は模造品ですが、重さは本物と変わりません。その重さに、びっくり。

 税金は支払うものではなく、納めるもの。それが国民の義務だから。まったく、その通りです。折しも103万円の壁が話題になり、税への意識が高まっています。何のために納税の義務があるのか、子供たちにとっては実感できるよい学習の機会になりました。

 それにしても、毎回感じるのですが、ルパンや次元が「あらら、とっつあーん!」とかいいながら10億円のジェラルミンケースをひょいっともち上げて、すたこらサッサーと逃げるのは、嘘なんですねー(笑)。

 税理士会の皆様、貴重な学習の機会をありがとうございました。