臨時オンライン朝会でいじめ防止についてお話ししました
本日、臨時オンライン朝会で、全校児童にいじめ防止についての話をしました。夏休み、YouTube等の動画を視聴して、人を傷付ける言葉について、意識にゆるみ等が生じた児童がいるかもしれません。そうしたことへの意識を全校で引き締め、「いじめは絶対に許さない」という気構えをを全校で醸成することが大切だと考えました(2日月曜日は台風の影響で登校時刻が変更するかもしれませんでしたので、本日の実施となりました)。
いじめは絶対にいけない。強い言葉で伝えることもできました。しかし子供たちはみな、いじめはいけないことはわかっています。それでもいじめが起きてしまうのはなぜかを、わかりやすいように伝えました。
「夏休み、YouTube等の動画をみたひとがいるかもしれません。中には、悪口をいうような番組があったかもしれません。残念ながら、そうした番組は人気が出ることがあります。人は、「悪口をいうとき、気持ちがいい」と感じることがあるのです。それは、私たちの心に「間違ったことをしている人を正してあげるのは、いいことだ」と思う本能があるためです。
授業で明らかに間違ったことをいう人に、「それは変だよ」「全然おかしい」といいたくなることがありますね。それは自然な感情です。でも、いわれた方はそれを「間違っただけなのにみんなに集中していわれた。いじめかもしれない。」と思ってしまうことがあるのです。相手がそう感じたら、それはいじめになります。そうした動きがエスカレートすることもあります。そのことを、いつも意識しなくてはいけません。
大雪なのは、いつでも「相手の気持ちになる」ということです。例え注意するときも、相手を傷付ける言葉を避けて、相手がわかるようにいってあげることが大切です。みんながそうした気持ちをもつことで、北谷小が明るく楽しい、安全な学びの場になります。みんなで気を付けていきましょう。」
その後、各学級で学年の発達段階や学級の実態に応じた全体指導を行いました。
小学生は、学年が進むにつれ、相手の気持ちを理解する「共感性」が育っていきます。それには個人差もあるので、常に相手の気持ちを理解して行動するよう指導することが必要となります。北谷小では今後も組織的・継続的に生徒指導に取り組み、いじめの早期発見・組織的な対応・予防と防止に努めていきたいと思います。子供たちと保護者の皆様に安心していただくために、できることにしっかりと取り組んでまいります。
吉川市立北谷小学校
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