学校ブログ

令和4年度 プール開きを行いました

 梅雨らしい天気が続きます。そんな中ですが、本日業前の時間にプール開きを行いました。

 運動委員の子たちからは、水泳学習のルールについての説明がありました。練習した成果を生かして、落ち着いて立派な説明ができました。

 体育主任の小川教諭からは、「水泳指導を安全に行うことは、皆さんの大切な命を守ることにつながります。先生方のご指示をよく聴いて、ルールを守って安全に楽しく水泳学習を進めましょう。」というお話がありました。

 私(校長)からは、水泳学習の楽しさと、目標に向かって練習することの大切さを伝えました。水泳は非常に優れた運動です。無理なく全身の筋肉を使い、とても効率的に運動を行うことができます。夏場に心配される熱中症の危険性もありません。水に浮くことでリラックス効果が高まり、ストレスが軽減されます。スイミングスクールに通うお子さんが多いのも、水泳が子どもたちの健全な成長にプラスである証明だと思います。

 子どもたちにはなるべく多くの回数に参加してほしいと思います。特に、水泳が苦手なお子さんは、こんな思いをもっていないでしょうか。

「みんな25メートル泳げるのに、自分は10メートルも泳げないから恥ずかしい。だからプールは嫌だ。」

 自分と誰かを比べる必要はありません。10メートル泳げないのなら、10メートル泳ぐことを目標にすればよいのです。そして、自分の目標の達成に向かって、マイペースで練習すれば、それが一番素晴らしいことです。

 学校で目指すのは、得意・不得意にかかわらず、楽しく体を動かす子の育成です。自分と誰かを比べたりせず、自分に合った目標を決め、それに向かってこつこつと努力できれば素晴らしい。そうした子どもたちを育てたいと思います。

 保護者の皆様におかれましては、お子さんの体調管理や水泳用具の準備等にご配意くださるようお願いいたします。