学校ブログ

学校運営協議会を行いました

 とにかく風が強い日でした。強風だと、なわとびも回しにくく、子どもたちの遊びも難儀です。しかし、免疫力向上、ストレス発散のために、元気な子は外遊びを推奨しています。ご理解くださると幸いです。

 本日、第3回の学校運営協議会を行いました。地域の代表者の皆様に学校運営に関するご意見等をいただき、学校経営の改善・向上に資するものです。

 令和4年度の学校運営に関する具体的な情報や数値、そして保護者の皆様からいただいたアンケートの結果等を報告したあと、委員の皆様からご意見をいただきました。学校の組織的な取り組みや、学校HPによる情報発信に一定の評価をいただいたあと、改善点についてのご意見としてあがったものは、〇学力向上 〇あいさつ・言葉づかい に関するものでした。

 どちらも、学校にとって重要な課題です。特に、あいさつ・言葉づかいについては、保護者・地域の皆様とともに積極的に子どもたちに声掛けをしていくことが大切なのではないか、という点で意見がまとまりました。

 また、学力向上については子どもたちが教室で学んだ機会を地域で生かすことが大切だと考えます。例えばこれまでの私の赴任校で、こんな取り組みを進めていました。学区に特別養護老人ホームがあり、6年生が毎年、そこを訪問していました。学校で書いた作文を読み上げたり、音楽で練習した合奏や合唱を披露したりしました。おじいさんもおばあさんもとても喜んでくださり、子どもたちに「作文すてきでした」「歌がとってもうまいですね」というお手紙をいただきました。子どもたちは喜んで、教室にお手紙を掲示して、「国語や音楽で、また喜んでいただけるようがんばろう。」と意欲を高めていたのです。

 子どもたちの学力向上やあいさつの推進には、保護者・地域の皆様と一緒に取り組むことが大切だと思います。今はコロナ禍で、このような交流は難しいのが現状です。しかし、コロナ禍が収束したら、少しずつ地域の実態に合わせて、子どもたちの学びが地域で生かせるような機会を設けていければと思います。

 先達の格言に曰く。「子どもは家庭でしつけ、学校で学び、地域で伸びる。」そうした三位一体の教育体制を築くためにも、学校運営協議員の皆様のご協力を今後もいただきながら進めていきたいと考えます。

 協議員の皆様、本日は大変ありがとうございました。