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興奮・ヤッター! 2学期終了 終業式を行いました

 8月26日に始まった81日間の2学期も、本日12月24日で終了です。本日、2学期終業式を行いました。校内でインフルエンザが猛威を振るっており、児童を一堂に集めることを避け、オンラインで実施しました。

 校長講話では、2学期を振り返り、それぞれの行事への取り組みを通して成長した子供たちのがんばりを労いながら年末年始の過ごし方や新年を迎える心構えについて話しました。

「冬休みは、年末年始を迎えます。年賀状を書いたり、除夜の鐘をきいたり、おせち料理を食べたりと、日本の伝統的な過ごし方がたくさんあります。その中で、書きぞめがあります。皆さんも12月に競書会を行いましたね。

 その年にはじめて汲む水を「若水」といいます。それを神棚にお供えしてから墨をすり、歳神様のいらっしゃる恵方に向かって、おめでたい言葉や詩歌を書き、一年がよい年になるように祈ったのが書きぞめです。

 年末年始に行う催しは一つ一つ「今年がよい年になるように」という願いを込めたものです。ご家族で行うのもいいですね。また、新年を充実した年にするために、今日先生方からいただく通知票から二学期を振り返り、新年の目標を決めましょう。」

 年末年始の催しには一つ一つ意味があります。みな、新しい年の無病息災を祈り、家族の幸せを願うために行うものです。子供たちにはその意味を知って、家族との時間を大切にしてほしいと思いました。

 通知票の成績は、よかったら「やったー」、低めだったら「ちぇー」で終わらせるものではありません。自分の課題を把握し、長期休業中に努力して、新学期へつなげるためのものです。今日、ご家庭で通知表を開いたら、ぜひ二学期の振り返りと三学期の目標をお子さんとご一緒に決めてくださるようお願いいたします。

 代表児童が代表作文を力強く読み上げてくれました。

「ぼくは、市内音楽会をがんばったことがよかったです。また社会科見学では、ルールを守ってグループ行動ができました。持久走記録会では、練習をがんばったおかげでよい成果を出せて、よかったです。」

 代表に相応しい、立派な内容でした。

 その後教室では、担任の先生が一人一人に2学期のがんばりへの労いと、3学期の課題を話しながら通知表を渡していました。子供たちもうなずきながら通知表を受け取っていました。

 午前中の時間はあっという間に過ぎ去り、下校時刻になりました。本日は、高学年児童に欠席者が多かったので一斉下校の実施が難しく、通常通りの学年下校としました。「さようならー!」というと、「二学期ありがとうございましたー!」「よいお年を!」と元気に返してくれる子もいて、うれしくなりました。みな、満足そうな表情で家路につきました。さようなら、病気や事故に気を付けて!三学期にまた会いましょう。よいお年を!

 二学期、最も大きな行事だった50周年記念式典も、修学旅行も、持久走記録会も、こうして大過なく終えることができました。それも、ひとえに学校の教育活動にご理解とご協力をいただいた保護者・地域の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 冬休みの間、お子さんの健康管理や安全にご配意くださるようお願いいたします。二学期、本当にお世話になりありがとうございました。 今日、子供たちに伝えたとおり、ご家族でよい年末年始をお迎えください。