学校ブログ

2校時 避難訓練(火災)を実行しました

 朝夕は冷え込むものの、日中は比較的暖かい日が続きます。

 2校時、火災対応の避難訓練を行いました。2階の家庭科室から出火した想定です。子供たちにはハンカチを用意させ、口元を押さえて避難させました。

 校庭への避難はスムーズでした。しかし、ごく一部でしたがハンカチをもっていなかった子もいたので、全体指導しました。

 「火事で一番怖いものは何か、知っていますか?」「煙です。」子供たちはしっかり理解しています。

「そうですね。煙の中には有毒なものが含まれているから、絶対に吸い込んではいけません。ハンカチをもっていることで、命が救われるかもしれません。ハンカチをしっかりもっていてください。そして、煙以上に怖いものがあります。」

子供たちは首をかしげます。

「それは、パニックになった心です。もしみなさんが、階段を降りるときにパニックに駆られて、前の人を押したらどうなりますか?そう、階段から転がり落ちて、火事よりも大きな被害が出るかもしれません。だから、先生方に『おかしもち』を教わりましたね。一番怖いのは、パニックになることです。万が一本当の火事になっても、落ち着いて行動することの大切さを忘れないでください。」

 子供たちはしっかり話を聴いてくれました。今日の避難訓練は、とてもよくできていました。ご家庭でも、落ち着いて行動することの大切さについて、機会をみて話題にしていただければ幸いです。宜しくお願いいたします。