学校ブログ

6年生国語「みんなで楽しく過ごすために」

 申し訳ありません。諸事情により、更新が滞っております(あまりにいそが・・・なんでもありません)。今日のトピックは、先週金曜日、21日のできごとです。

 運動場で、6年生が楽しそうに1年生と「しっぽとりゲーム」をやっていました。教科を聞くと、なんと国語。6年生が1年生を楽しませるという目的をもって、意見を出し合い、計画、運営を考えて実践するという単元です。

 6年生は1年生も楽しめるようしっぽとりゲームを考え、ルールなどについても協議を重ね、この日を迎えたとのこと。その6年生の努力もあって、1年生は夢中でゲームに参加していました。もちろん、6年生も手心を加えてあげて、1年生が喜ぶよう気遣いをしていました。苦労はあったでしょうが、1年生の笑顔とはしゃぎようをみて、きっとうれしかったと思います。

 全国の学校が、文科省の指針により「主体的で対話的な深い学び」に取り組んでいます。協働学習による学びが生活の向上につながることで、子どもたちの学びへの主体的な姿勢をはぐくむことが大きな目的です。こうして学習したことが1年生の笑顔と歓声という目に見える成果となって、きっと6年生の学習への姿勢にも変化が生じることでしょう。

 「なんで勉強するの?」子どもたちが、よく大人に投げかける質問の一つです。答えはいろいろありますが、その中の一つが「幸せになるためだよ。」です。学びは、自分と周囲の人を幸せにするために、自らの意志で行うものです。その学びの喜びが味わえるよう、導いてあげることが、学校と家庭、そして地域の大切な役割だと思います。

 6年生、1年生のためにがんばってくれてありがとう!