オンライン朝会 マスク着用の新しいルール
一転、肌寒い雨の一日になりました。
明日から6月です。朝は、6月のオンライン朝会を行いました。そこで説明したのは、新しいマスク着用のルールです。5月末、文科省および厚労省から、マスク着用についての新しいルールが通知されました。それを受け、本校でも以下のようにマスク着用ルールを定めます。
①屋外・屋内にかかわらず、体育のときはマスク着用を必要としない。
②登下校のときは、マスク着用を必要としない。
③朝マラソンや休み時間の外遊びのときも、ほかの人と近くなければマスクを外してよい。
④マスクを外すのが心配だという人は無理に外さなくてよい。ただし、気温の上昇に伴い熱中症の心配があるときは、先生がマスクを外すことを呼びかける。
これらのルールを、朝会および学級指導をとおして子どもたちに周知しました。浸透までは時間がかかると思いますが、ご家庭でのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
梅雨についても、お話をしました。梅雨になると、日照不足や低気圧の状態が続くことから、精神を安定させる脳内物質セロトニンが分泌されにくくなります。また、気温の乱高下も、ストレスの原因となります。こうした理由から、子どもたちの情緒が不安定になる傾向があり、6月は生徒指導上の事案が多く発生するといわれています。
それらを防ぐには、以下の取組が効果的です。
①朝起きたらカーテンを開け、朝日を浴びる。
②朝食をしっかりとる。
③晴れた日は外に出て積極的に体を動かす。
④夜はお風呂にゆっくりつかってリラックスする。
⑤早めの就寝を心がける。
6月でも、規則正しい生活習慣を送っていれば、体調の異変や情緒の不安定さが防げるということです。
また、この時期は、子どもが廊下を走ったり階段から飛び降りたりして、けがや事故が多くなります。これにも理由があります。
人間には、五感以外にも様々な感覚が備わっています。その一つが「前庭感覚」です。これは、身体を無意識にコントローするために重要な感覚です。この前庭感覚を高めるため、子どもは無意識のうちに、縦と横に加速や重力を感じる刺激を求め、狭い教室の中を走り回ったり、階段から飛び降りたりするのです。こうした刺激を得ると情緒が安定するといわれています。雨の日に廊下や階段を走り回ったりするのは、本能に基づく行動ということです。
だからこそ、制御するのが難しいのです。そこで改めて6月の目標を廊下・階段歩行に定めました。いくら本能に基づく行動といっても、事故やケガが起きてからでは遅いですから。
子どもたちの行動は、一つ一つが科学的な知見に基づき説明することができます。それを十分理解したうえで指導することが大切です。保護者の皆様におかれましては、お子さんの健康管理のため、規則正しい生活習慣づくりにご配意くださいますようお願いいたします。
吉川市立北谷小学校
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