学校ブログ

注意 校内巡視して感じることあれこれ

 昨日に引き続き、今日は4年生・5年生が書きぞめ競書会に臨みました。しーんと静まり返った体育館。画仙紙と真剣に向かい合う子供たちの姿がみられました。みんな、とてもよくがんばっていました。

 授業を行っているクラスをみると、学力向上支援員の先生が子供たちの個別指導を丁寧に行ってくださっていました。本当に、ありがたいです。授業は担任が行うのが基本ですが、子供たちの実態にきめ細やかに応じるためには、補助的な役割を果たしてくださる先生の存在がとてもありがたいものです。教育は、人が織りなす営み。どんなにICTが進化しても、これは変わらないと感じます。

 担任の先生の発問に、元気に挙手する子供たち。子供たちはみな、「学習内容をわかりたい」と願っています。ICTは支援の手立ての一つですが、内容がわからなくなって、パニックに陥った子供をなだめ励ますことは、機械にはできません。教育に携わる人材の確保は、未来を担う子供たちにとって何よりも大切です。

 今、日本の各地で教員不足が深刻です。未だその解決のめどは立っていないように感じます。子供中心の社会、教育立国を標ぼうするのなら、公教育にさらに十分な投資をしてほしいと願うのは私たち現場だけではないと思います。