学校ブログ

掲示物と特別支援教育の関係とは…けやき・ゆりのき学級ろう下掲示

9月26日(月)

 先日読んだある教育誌の見出しに目が留まりました。「教室に掲示物がない」です。記事を読み進めると、今全国の学校で教室内やろう下に学級目標が貼っていない、生徒の作品が貼られていない、行事の写真や進路に関する情報も…。いわゆる「掲示物」が教室やろう下にない学校が増えているそうです。理由としては、「教室内に掲示物があると発達障害傾向の子どもが落ち着かなくなる」からだそうです。学校現場に特別支援教育の発想が浸透していくことは良い傾向だと思います。しかし、掲示物の除去=特別支援教育かというとそれは違うのではないでしょうか。(あくまでも私見です)本当に発達障害傾向の子ども全員が掲示物に過敏に反応するのでしょうか。

 掲示物には子どもの学びを促進したり、教室を明るくしたり、時には掲示物を通した会話で仲間が増えたり、仲直りをしたり…。そんな場面を私はたくさん見てきました。「不易と流行」のバランス、本当に難しいです。

 さて、今週末には学校公開が予定されています。そんな視点でも中央中の掲示物をご覧いただいて忌憚のないご意見をいただければ幸いです。

 けやき・ゆりのき学級のみなさん、来月の掲示物も楽しみにしています。