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デジタルシティズンシップ教室(3・6年)

  6月22日(木)今週も大西先生を講師として、デジタルシティズンシップ教室が行われました。デジタル社会となっている昨今使わざるを得ない時代になっています。従来の情報モラル教育は「危険性」「規制をして制限する」などが強調され過ぎて、ともすると使うことから遠ざける方向になりがちでした。学校、大人が決めたことを守らせるようなイメージでもありました。

 これからは、デジタルと共に生活する機会がますます増えきています。そのような中で、自分だけでなく他者にも関わることを自覚し、当事者としてどう使ったらいいかを考え、責任を持った行動をするための教育が世界的には広まって来ています。

 デジタル化やICT活用には確かに負の側面もあります。しかし、それを恐れるあまり抑制的になってしまっては前進できません。負の側面をしっかりと認識しつつ、正しく活用するためにはどのようなことが求められているのか、どのように活用すれば私たちが幸せになれるのか。そうしたことを意識し、ポジティブな行動変容を目指す学びこそが、デジタル・シティズンシップ教育の本質といえそうです。

 子供たちは、このような考えのもと、一生懸命授業に参加していました。これからも、デジタル機器を正しく利用していきましょう。