日誌

冬を運ぶ使者


 左の写真は、10月20日(木)、今朝6時に撮影したものです。校内にある池の近くのコンクリート柱の上に、アオサギがとまっています。
 このアオサギ、実は東中に毎年来ている渡り鳥です。冬が近づくと、エサを求めて東中に来るのです。
 アオサギの目当ては、池の中の魚です。東中の池には、メダカやフナ、コイがいっぱいいます。いいえ、正確に言えば、いっぱいいたのです。
 9月までは、東中の池には数え切れないほどの魚の群れをなして泳いでいました。しかし、今はめっきり数が減ってしまいました。どうやら、犯人はアオサギをはじめとする鳥たちのようです。
 しかし、鳥たちも厳しい冬を乗り切るため、生きるために栄養を蓄えなくてはなりません。激減した池の魚たちも、来年の夏には元の数に戻ります。学校という場所にも、自然はあるのだなと新鮮な思いをめぐらせます。今年もアオサギが来たのか、もうすぐ冬が来るんだな。そう考えた朝でした。