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標準学力検査の結果の感想 ありがとうございました
学力検査の結果の感想をご提出いただきましてありがとうございました。
どの感想にも子供たちの頑張りや成果に対する自信、うまく結果が出なくて残念だった気持ちなど一人一人が大切にされていることがよくわかりました。
感想の中に「話すことが苦手、どうやっていこうか」とお悩みの文面がありました。
〇低学年であれば、語彙力や表現力はまだついていません。
話させようとすることより、あなたの話したいことはこういうことね、と、期待されるお話をたくさん入れてあげることがよいと思います。その上で、本人の話したいときには、まってあげる。話した時には笑顔でうなづき受け止める。時間をかけてゆっくり接していただくのがよいと思います。
〇中学年であれば、根拠を見つめさせたいところです。
できごと、行動、感想などに「なぜ」で返してあげるとよいと思います。なぜを問うことは追い詰めることではなく、どうしてそう思ったのか、知りたいという親御さんの気持ちが大切です。子供の中には気持ちがたくさんあります。こんなときも聞いてあげる気持ちを大切にしたいです。聞いてあげられれば、ねぎを切りながらでも大丈夫です。
〇高学年であれば、視点や価値観が話題にはよいかと思います。
一人前の人として、視点や価値観を受け止め、一人の人として親の考えも伝えるキャッチボールの機会を、できるだけ取るようにするとよいと思います。
どの子にも、親と話すことは苦ではないんだと思ってもらえるよう、保護者の心のゆとりが大切ですね。