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2023年2月の記事一覧

3月全校朝会

 3月の全校朝会が放送で行われました。今月の全校朝会は、校長先生から「春、美しい花を咲かせるために」大切なことを教えていただきました。卒業式・入学式といえば「桜」です。桜の花が見られるのは2週間ほどと短いです。美しい花を咲かせるためには、残りの350日が大切なのだそうです。「桜守」と呼ばれる、桜の木を大切に育てる仕事をしている人の話を紹介いただきました。

 桜の声を聞いて、光・水・鳥・周りの木に気をつけ、手塩にかけて育て、たっぷりの愛情が必要な花であること。しかし、構いすぎてもダメ、弱くなってしまうから。夏は桜の幹を太らせる大事な時、虫や病気になりやすいので気を遣う。桜の種まきもする。秋は葉っぱが美しく色づき始める。冬は夏から秋に蓄えて樹木の力を休ませる時期冬の寒さが和らぐ3月には、つぼみがふくらみ、その様子を「笑いかけ」と言う。桜守たちはこの瞬間が一番好きだと言う。大切に育ててきた子どもを見守るような気持ちになる。

 桜守の話から、人間にも当てはまることがたくさんあることに気づきます。子どもたちの成長を楽しみにして、あるときは厳しく、あるときには優しく、常に愛情たっぷりと注いでくれた周囲の人たちに感謝し、自分の成長をしっかり感じてほしいです。いつも、自分を支えてくれた友だち、家族、地域の人、先生方への感謝の気持ちを忘れないでいたいですね。4月には今年1年で蓄えた力をもとに、すばらしい花を咲かせてください。

 生活目標は「学校をきれいにしよう」です。周りの人たちだけでなく、教室にありがとう。ロッカーにありがとう。そうじ道具にありがとう。など、関わりのある人や物、全てに感謝を伝えて新しい学年を迎えたいですね。