学校ブログ

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就学時健康診断を実施しました

 朝夕は冷え込むものの、日中は汗ばむ・・・・って、最近こればっかりですね。もう少し表現の工夫ができんのかい!と自分つっこみをして始めます。

 本日、3時間授業にして就学時健康診断を行いました。令和6年度入学予定の新入児童と保護者の方にご来校いただき、健康診断を行いました。

 昨年度との違いは、「子育て講座」を行ったことです。吉川市子育て支援課の飯野さんや、家庭児童相談員の中村さん、増田さんにご講演をいただきました。

「睡眠時間を十分とると、イライラしませんよ。」「肯定的な言葉がけによるしつけをしましょう。言葉は短く、的確に。そして、具体的にほめてあげることが大切です。」

 子育て支援課の皆様は、市民講座でも子育てについてのご講演をされています。とてもためになる内容でした。ありがとうございました。

 保護者の方に体育館で子育て講座をお聞きいただいている間、入学予定児童は職員の誘導に従って、順序よく健康診断などを受けました。みんな、とても静かに、しっかりした態度で検査の順番を待つことができました。 

 先生の指示をしっかり聞いて、立派に過ごせた入学予定のお子さんたち。ご入学を心よりお待ちしております。ご来校くださった保護者の皆様、ありがとうございました。

教育実習生 研究授業

 一日遅れの更新になります。10月16日(月)、教育実習生の難波先生が、1年生の教室で研究授業を行いました。教科は特別の教科 道徳。難波先生は、忙しい合間を縫って、この日のために一生懸命指導案をつくり、授業の準備を行いました。この日の教材名は「はしの上のおおかみ」。親切・おもいやりを考える主題です。一本橋の上で、はじめは自分より弱そうな動物たちを通せんぼして喜んでいたおおかみさん。ところがある日、体の大きなくまさんが、自分を親切に通してくれたことをきっかけに、親切の大切さに気付いていく内容です。

 難波先生の一生懸命な姿勢に、子供たちもよく応えていました。まだまだ緊張が抜けきれず、課題も残ったけれど、授業が終わった後の難波先生の安堵した表情が印象的でした。

 難波先生も、子供たちも、本当によくがんばりました。とてもさわやかな授業でした。

 教員を目指す若者が減少し、社会問題になっています。各現場で働き方改革は少しずつ進んでいますが、状況の改善には至っていません。今こそ、教員を目指す若者を社会全体で大切にするときだと思います。

 難波先生の教育実習は今週で終わりになります。最後まで、たくさんのことを学び、輝く未来につなげてほしいと思います。

北谷小フェスティバル 雨の中でも大盛況

 10月15日(日)、午前10時から午後1時30分まで、「北谷小フェスティバル」を開催しました。4年ぶりの行事となります。PTA役員の皆様、おやじの会の皆様、自治会の皆様、フレンドパークの皆様などにご協力をいただきました。当日はあいにくの雨になりましたが、会場は大賑わいになりました。

 けん玉や射的に夢中になる子、

和気あいあい かがやきタイム

 朝夕の冷え込みは厳しいものがありますが、日中は体を動かすと汗ばむぐらいの陽気になります。

お昼休みに、異年齢グループ遊びをする「かがやきタイム」を行いました。

 まずは、集合。6年生リーダー「はい集まってー!」

 体育館では、ボールぱちぱちゲーム(勝手に命名)で大盛り上がり。ボールを上に投げて、拍手を2回してキャッチできるか?たったこれだけのゲームですが、低学年の子は大喜びの大盛り上がりでした。

 外で盛り上がっていたのはしっぽとりゲーム。これ、異学年でやるとほんと盛り上がります。

 どーんじゃんけんぽん!タイヤでは低学年がちょっと危険なので、地面にラインをひいてあげていました。

 「王道」ドッジボールも、大賑わいでした。

 どのグループも、6年生が「みんなを楽しませよう」と心配りをしていたことが印象的でした。昨日の陸上では、鬼気迫る真剣な表情で、競技に挑んでいた6年生。今日はうってかわって和やかな表情で、和気あいあいとみんなを楽しませてくれました。いやあ、頼りになります。

 自分の限界と戦う陸上、周りを和ませる異年齢集団遊び。どの行事も、6年生を成長させています。この流れを修学旅行にもっていって、一丸となって成功させてほしいと思います。

 行事は人を育てる。行事の秋、満開です。

第32回 吉川市小学校陸上競技大会

 さわやかな秋空が広がる陸上競技会日和となりました。10月12日(木)、第32回 吉川市小学校陸上競技大会を関小学校にて開催されました。この日のために、放課後練習を積み重ねてきた子供たち。4年ぶりの大会に緊張の面持ちで会場へと向かいました。

 開会式に臨むカナリーイエローのシャツに身を包んだ選手たち。いよいよ、競技が始まります。 

 

 競技中は会場の移動を自粛する必要があるため、すべての競技の写真を撮ることはできませんでした。そのため競技の様子の一部をお届けします。

 持久走男女の様子です。一心不乱にゴールを目指す選手たち。会場から割れんばかりの声援が送られました。

 どの選手も真剣だった高跳び。成功してうれしそうな表情、バーを落とした時の悔しそうな表情が印象的でした。

 競技に出場する前に、円陣を組んで気合を入れる選手たち。頼もしい限りです。

「北谷小ー!いくぞー!」「オー!!」

 縄跳びでは、会場の声援がひと際大きくなりました。「がんばれー!」「絶対やりぬけー!」「できるよー!」

声援にこたえ、一生懸命集中するなわとびチーム。3分間やり抜くことを目指し、全集中!

 最後の種目、400Mリレー。この競技は個人の能力だけでは勝つことができません。チームワークによるバトンパスが大きく勝敗にかかわります。どのチームも見事なバトンパスを見せ、見ごたえのあるレースが展開されました!

 戦いを終えた北谷小の選手たち。はい、チーズ!学校に戻るときは全員でグラウンドに向かってお礼をいいました。「ありがとうございました!」

 子供たちは全員、勇敢によく戦いました。満足のゆく成績を残せた子も、悔しさに打ちひしがれた子もいました。感心したのは、悔し涙に暮れていた子を周りが温かく励ます光景が多くみられたことです。練習を一生懸命やったからこそ、悔しくて涙が出るのです。その思いを経験することも、子供たちの成長につながります。

 勝ってガッツポーズをするのも素晴らしい。負けて悔し涙に暮れることも価値がある。陸上競技大会は、学校対抗の競技会ですが、それ以上に子供たちの心身をはぐくみ、絆を強める場なのです。私は、学校同士の成績の比較などより、子供たちが競技を通じて得た経験、練習を通じて得た体力向上、そして仲間との絆の強まりの方がはるかに価値があると思います。

 4年ぶりに開催された陸上競技大会。かつてのように、練習時間を十分とることは難しくなっています。また、下校時刻の調整や子供たちの体調管理等、保護者の皆様にも多くのご負担をいただきました。それでも、今日の子供たちの様子をみて、得るものが数多くあったと感じます。

 コロナ禍中、開催が見送られた数々の行事。その中に、子供たちの心身を成長させる大切なものがたくさん散りばめられていました。それが今日戻ってきて、子供たちに多くのものを与えてくれたことに、改めて感謝しました。選手のみなさん、よくがんばりました。力いっぱい競技に挑んだ姿勢を、本当にありがとう。