学校ブログ
少年センターの先生方のあいさつ運動
今日は最高気温も上がらず、どちらかというと寒い一日になりました。
下校時、少年センターの先生方が、あいさつ運動にきてくださいました。
「さよーならー!」と元気にあいさつをして、帰路に就く子どもたち。センターの先生は以前は中学校籍だったのことで、「小学生は、よくあいさつをしてくれるのでうれしいですね!」と終始笑顔でした。
いつも、子どもたちにはあいさつの大切さを次のような言葉で伝えています。
「鳥は、飛ぶことができるので空で過ごします。リスは、木登りが得意なので森に棲むことができます。では、わたしたちは人間はどうでしょう。あいさつができるので、人と人の間で過ごすことができるのです。だから、「人間」というのです。」
子どもは、一人で生きていくことができません。必ず、多くの人とかかわって成長していきます。したがって、子どもたちが健やかに成長するために身に付けさせたい力がコミュニケーション能力です。私は、「友達と一緒に楽しく過ごす力」「仲間と一緒に困難な課題に立ち向かう力」は、学力や体力以上に重要だと思っています。
その第一歩が、あいさつができることです。北谷小では、元気なあいさつを推奨しています。ご家庭でも、あいさつができることの大切さをお伝えいただければ幸いです。
少年センターの先生方、ありがとうございました。
令和4年度 校内持久走大会
朝から澄み渡る青空が広がり、絶好の持久走大会びよりとなりました。申し訳ありません、校長は出張が重なり報告を受けることしかできなかったのですが、多くの子が力の限り走り、年に1回の大会にふさわしい行事になりました。
これまで、毎朝の持久走練習や、体育の試走でがんばって走ってきた子どもたち。実力を十分発揮できた子どもも多かったことでしょう。思うような結果を出すことができなかった子もいたことでしょう。
でも、怖さをこらえて参加し、ゴールまで走りぬいた子はよくやったと思います。おうちでも、子どもたちにねぎらいの言葉をかけていただければと思います。順位よりも大切なのは、きちんと大会に参加して、最後までやり抜くことで、それができた子は、みな立派だということを。
応援にお越しいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
持久走練習 高学年試走
昨日とは一転、日中は10月なみの陽気となりました。朝方、グラウンドは湿っていたのですが、午後からはコンディションが回復したので、午前中に予定していた高学年の試走を、6時間目に行いました。高学年の児童からすれば、試走には抵抗があったことでしょう。しかし、本番での安全性を高めるために、一度コースを走っておくことはとても重要です。子どもたちにとっても、走りの戦略を立てられるますから。
それでも、多くの子どもたちが真剣な表情で、ゴールを目指し、立派な走りを見せたことはとてもよかったです。
印象的な場面がありました。順位にとらわれることなく自分のペースで走り、最後まであきらめずゴールした子に、そこにいた児童みんなから大きな拍手が送られたことです。とても美しい、感動的な光景でした。改めて、持久走の練習を通して子どもたちに何を学ばせればよいのか、思いを馳せることができました。
現代社会の高学年の児童は、情報の洪水に囲まれているので、大人とほぼ変わらない認知能力をもちます。自分が他人からどのようにみられているか細心の注意を払い、周囲から浮かないことに気を配ります。みんながみている前で、勝負に負けるなどはもってのほか。それは集団の中の地位低下につながるからです。だから、負けるかもしれない戦いは、上手に避けます。
子どもたちのこうした行動は、現代社会に生きる大人の姿の鏡なのかもしれません。この時代に生きる子どもたちが、自然のうちに身に着ける処世術なのかもしれません。
でも私たちは、与えられた課題や試練に一生懸命取り組む子どもを育てたいと思います。たとえ苦手なものでも、周囲が自分をどうみるかを過度に気にすることなく、泥臭く、粘り強く取り組む子どもに育ってほしいのです。これは軽佻浮薄を是とする現代社会の風潮に逆らうことかもしれません。「学校の常識は社会の非常識」といわれる所以かもしれません。
けれど、今日目にした光景は、まぎれもなく努力した仲間に惜しみない賞賛を送る子どもたちの姿でした。救われる思いがしました。子どもたちには、結果にこだわることなく、全力で競技に臨んでほしいと思います。たとえ思い通りの結果が得られなくても、その貴重な経験が、自分を大きく成長させてくれるのですから。
5年生 社会科見学(さいたま市造幣局、武州中島紺屋)
このブログをアップしている23日(水)の午前中は、こんこんと雨が降っています。昨日22日(火)は教職員の「ふれあいデー」(働き方改革推進のため定時退勤する日)だったので、アップが一日遅れになりました。ふれあいデーの日は午後5時以降電話対応ができなくなります。毎月学校だよりでお知らせしておりますのでご了承ください。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
22日(火)、5年生が社会科見学に行きました。目的地はさいたま市の造幣局と、羽生市の武州中島紺屋です。その時の様子をご覧ください。
さいたま市造幣局は、貨幣製造工場と博物館に分かれていて両方を見学できます。工場内は撮影禁止なので、博物館見学の様子をお伝えします。
展示品は希少なものばかりで、とにかく素晴らしかったです。子どもたちも夢中で見入っていました。
撮影スポットではい、ポーズ。
充実した見学を行うことができました。スタッフの皆様、ありがとうございました。
次に訪れた武州中島紺屋さんの一室で、昼食をいただきました。お弁当の準備、ありがとうございました。
185年もの歴史をもつ中島紺屋さんで、ハンカチの藍染め体験に取り組みました。ハンカチを折って輪ゴムでしばり、模様を付けます。
さあ、藍染めの液に浸して、3分待ちます。冷たくても我慢我慢!しっかり浸けることで、鮮やかな色になります。
乾かしたら、このような鮮やかな色に染め上がり。「できたー!」とみんな大喜びでした。
最後、藍染め博物館を見学させていただき、羽生市をあとにしました。
社会科は、人や文化伝統、歴史を好きにさせる教科です。それゆえ、本物に優る教材はありません。教科書での学習も大切ですが、最前線で働く人の言葉に耳を傾けることや、実際に手に取って体験することほど貴重な学習を知りません。
そして社会科は、仕事をすることの尊さを学ぶ場所です。造幣局は世界トップレベルの鍛造技術で、偽金づくりを防いでいました。説明では、鍛造技術の高さこそ、国の信用そのものだということでした。藍染め体験は、一五〇〇年前、奈良時代から日本に伝えられた藍染めの技術を、現代に連綿と伝える貴重な伝統産業です。ワールドカップに出場する日本チームのユニフォーム、「ジャパンブルー」も藍染めを起源としています。どちらも素晴らしい職業でした。そうした様々な職業の素晴らしさを、未来を担う子どもたちに伝える学習の教育的価値は計り知れません。
子どもたちはみな、満足そうに社会科見学を終えました。この体験が、社会科学習への意欲を高めてくれると思います。
広がるコロナ感染 音楽でできること
月曜日の朝、雨降り模様というのは、大人と子どもの心を重くするようです。それでも、日中お天気が回復し、午後には晴れたことは幸いでした。
本日は欠席者数が増加傾向にありました。ご家庭内で陽性の方が出て、濃厚接触者となり、学校を休む児童がじわりと増えてきています。第7波、第8波まできてわかったことは、感染者が一定の期間増減を繰り返すのは社会の防疫体制の在り方ではなくて、ウイルスの特性そのものだということ。そうしたこともあり現在、文部科学省や教育委員会より学習活動の制限等について、通知はきておりません。近距離でのグループワークや調理実習、近距離で行う理科の実験観察や図工の共同制作などについては、依然として感染症対策を十分行ったうえで実施すること、との指導です。要は「決して油断しないで感染防止に努めること」に尽きると思います。
4年生の音楽の授業の様子です。
手のひらを膝の上において、姿勢よく先生のお話を聴く子どもたち?いいえ、これは曲想に合わせて正確なリズムを拍手やひざを叩いて鳴らす学習です。
このように画面に楽譜が表示され、動いていくので子どもたちはそれに合わせてリズムを刻むのです。
子ども同士の距離も、音楽室の広さをめいっぱい使っています。これなら、飛沫の心配もしなくてよさそうです。
とはいえ、音楽で大切なのは、合奏、合唱の楽しさを味わわせることです。今は歌を歌う時もマスクを着け、大声を出さないようにしています。子どもたちに音楽の本当の楽しさに触れさせることができないのは口惜しい限りです。
依然として続くコロナ禍で、社会が様々な影響を受けています。苦しんでいる人の数は、私たちの想像以上でしょう。学校現場も、その一つです。一日も早い収束を願うばかりです。
改めて、ご家族の中に発熱や咳など風邪態様の症状がみられる場合は、学校での感染拡大を防ぐため、お子さんの登校を見合わせていただくようお願いいたします。
★今日の給食★
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