学校ブログ

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6年生数学出前授業 中学校との滑らかな接続

 今日も昨日にまして、寒い日になりました。

 南中学校から新井先生を迎え、6年生が「数学出前授業」を行いました。

 新井先生は子供たちの緊張をほぐすため、「数学マジック」の問題を出し、子供たちを笑顔にしたあと、中学校の様子をいろいろと伝え、子供たちの中学校への不安を減らしてくれました。

 面白かったのは、冒頭の数学マジック。どんな数字を用いても、答えが同じ数になるはずなのに、何人かが違う数字を出してしまったので、教室が笑いの渦に包まれました。

 「中1プロブレム」。普及した言葉ではありますが、今だ大きな問題です。その理由の一つに、中学校進学への不安があります。でも、今日のように明るく楽しい雰囲気で授業を行えば、「あれ?中学校って、けっこう、楽しそうじゃない?」という気持ちがもてます。「こんな楽しい授業ができるなら、楽しみだな。」そんな期待を子供たちがもってくれれば、小中の滑らかな接続につながります。

 新井先生、貴重な授業をありがとうございました。

 

令和5年度 教育活動に関する調査(保護者集計) ご協力ありがとうございました

 2学期末、令和5年度の教育活動の成果と課題を明らかにして、令和6年度の学校運営の改善に資するために、保護者の皆様に「教育活動に関する調査」について、ご協力をいただきました。ご回答くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。

 「学校だより のびゆく北谷っ子 令和6年3月号」にその結果と次年度の課題等について掲載しました。ここに、すべての評価について記載したPDF文書を掲載します。保護者の皆様からは、多くの励ましのお声と、ご指摘をいただきました。保護者の皆様のご信頼のもと、子供たちが明るく楽しい環境の中いきいきと学べるよう、学校運営の改善に努めてまいります。

令和5年度 教育活動に関する調査(保護者集計).pdf

 

4年生点字体験

 昨日から一転、冬の一日になりました。昨日はアイスが食べたいと思いましたが、今日は肉まんが食べたくなりました(笑)。

 4年生が点字協会の方を講師にお招きして、点字体験を行いました。

「今日は点字を体験してみましょう。宜しくお願いします。」「お願いします。」

 配られた点字グッズで、点字は六つの点から構成されることがわかります。子供たちは興味津々に取り組んでいました。

「さあ、点字の仕組みがわかったところで、自分の名前を書いてみましょう。」

みんな一生懸命取り組んでいます。

 点字協会の皆様も、一人一人に声掛けして、点字の仕組みや書き方について丁寧に教えてくださいました。

 点字は、実に身近な存在です。シャンプーの容器やジュースの入れ物などに、必ず入っています。それだけ、視覚障害の方がいらしゃるということでしょう。子供たちがその意味を知って、目の不自由な方のお立場に理解を示すことは、子供たちの生きる力や思いやりの心を育てる上でとても価値ある取り組みだと思います。

 点字協会の皆様も、お帰りになるとき「子供たちと触れ合えて楽しかった」とおっしゃってくださいました。ご来校大変ありがとうございました。

5年生の4年生に向けたプレゼンと、昼休み長縄練習

 4月なみの陽気になる、と予報でいっていたので本当?と思っていたらほんとに4月並みの陽気になりました。でも明日はまた冬に逆戻りとのこと。三寒四温どころか、ジェットコースターですね。子供たちの体調が心配です。

 5年生は、先日、授業参観で「北谷小の誇り高きリーダーになるために」というテーマで、1年間の活動について発表を行いました。今日、その内容を4年生向けにアレンジして、総合的な学習の時間に発表しました。5年生ではどんな活動を行うのか、林間学校ではどんなことを学ぶのか、高学年の心構えとは。しっかりした口調で語る5年生の話を真剣に聞く4年生たち。頼もしさを感じました。

 国語や総合的な学習では、このように「相手を想定した発信」がとても大切です。自分たちが伝えたいことを、どのように表したら相手に伝わるか。そこの過程で生まれる試行錯誤が、子供たちの思考力を深めていきます。5年生、見事な発表で素晴らしかったです。4年生もとても立派な態度で聴くことができました。

 昼休みは、全校で長縄練習に取り組みました。3月に入ったら、長縄記録会を行います。今日は、そのための1回目の全校での練習です。

 今回、記録した1分間で跳べた回数を、2回目の練習で上回ることが課題となります。自分たちのチームの記録を、どこかのチームと比べる必要はありません。ライバルは昨日の自分自身であり、乗り越えるべきは自分たちの心です。そのために大切なものがチームワークです。

 長縄跳びは、子供たちが大好きな素晴らしい運動です。そしてそこから学ぶこともとても多い。コロナが5類に移行し、こうした学習を全校で行えることには素晴らしい教育的価値があります。子供たちのいきいきとした学びのために、応援していきます!

楽しく学ぶために大切な部分 

 先週は本当にポカポカ陽気でしたが、今週は天候が崩れ、雨模様の日が続くようです。それにしても、風がなまあったかいですね。

 5年生が体育館で、跳び箱の授業を行っていました。担任が、跳び方やルールを説明しました。子供たちはそれを姿勢を保ってしっかり聴いていました。「やり方はわかりましたか。」「はい!」「何か質問はありますか?」「いいえ!」「では、活動を始めましょう。」

 その声のもと、子供たちは規律を守って、練習に取り組みました。

 跳び箱のように、常にけがの危険が伴う学習においては、安全のためのルールをしっかり守ることが必要です。それがよくできていました。

 一方、1年生の教室では昔遊びのおはじきが行われていました。そりゃ、もう楽しそうだったこと。教室からきゃあきゃあと歓声が飛び交っていました。「おはじきとれたー!」満開の笑顔で、とったおはじきをみせてくれました。そのうれしそうなこと。

 この遊びも、ルールがあり、その上に成立しています。全員がそれを守ることで、遊ぶことができます。生活科の昔遊びは、古きよき時代から連綿と受け継がれてきた伝統的な遊びを子供たちに楽しんでもらい、日本の伝統を理解するのと同時に、集団遊びのルールやマナーを学ばせるよい機会となります。

 オンラインが日常化してきています。子供たちの遊びも、大きく変わったと思います。携帯ゲームの主役は、もはやオンライン対戦です。ところがオンラインゲームでトラブルは、各地で後を絶たないという報告を聞きます。相手の顔がみえない、だれがプレイしているのかわからないという匿名性が、モラルやマナー意識の低下につながっていると分析されます。

 学校は、子供たちがはじめて体験する小さな社会です。そこで多くを学ぶことで、将来社会に出る素地、自立のための基礎・基本が育っていきます。昔から行われてきた何気ない外遊びや集団遊び。それこそ、子供たちの成長に欠かせないものなのでしょう。

 コロナ禍以降、次のような意見をSNS上で散見します。「子供たちを学校に行かせる必要があるのか。社会的なインフラが確立しているので、授業はオンラインで十分ではないか。」 私は、学校での学びの価値を理解していない、浅はかな考えだと思います。

授業参観二日目 成長した子供たちの頼もしさ

 昨日の暖かさが一転して、昨夜から冬の嵐が吹き荒れました。授業参観が心配されましたが、午後には暖かくなり日と安心。授業参観の二日目を行うことができました。

 昨日、実施できなかった5年2組も本日、無事に発表ができました。それぞれ、とてもしっかりした態度で発表ができました。おうちの人の前で、成長した姿を見せることができましたね。

 1年生は1年間でできるようになったことを、和やかな雰囲気の前で発表できました。笑い声があふれる楽しい発表になりました。

 4年生は、昨日にもまして、立派な態度で発表ができました。おうちの人も喜んでくださったでしょう。

 「柿山伏」の朗読劇で、表現に磨きをかけた6年生。「興味をもった職業の発表」も、劇仕込みでみていて楽しかったです。

 すべての学年を掲載できず申し訳ありません。でも、どの学級でも子供たちはこの一年間で成長した姿を保護者の方にお見せすることができたと思います。おうちで、「今日は立派だったよ!」「よく、緊張に負けないでちゃんと発表できたね!」等の声を掛けてあげてください。そうすれば、苦労が報われて子供は「また次もがんばろう!」という学習の好循環ができます。そうした大人の称賛が、子供の学習意欲や主体的な態度をはぐくんでいきます。子供は、本当に頼もしい存在です。

 授業参観はそうした教育的価値がとても大きい。コロナが5類に移行してよかったと思います。

 お忙しい中、子供たちががんばる姿を応援にきてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

授業参観1日目 ご来校ありがとうございました

 気象庁によれば、今日の午後からのやや強く、暖かい風が春一番となったそうです。そんな中、授業参観一日目を行いました。

 

 1年1組は音楽。メロディー作成ソフトを、保護者の方と一緒に楽しみました。ご協力ありがとうございました。

 1年2組は、学習発表会。緊張しながらも、1年生でできるようになったなわとびをがんばって発表しました!

 2年1組は「わたし大好き みんな大好き発表会」。自分が成長したこと、よくがんばれたことを発表し、拍手を受け、とてもうれしそうでした。

 3年1組は、「北谷小のよいところ発表会」。6年生がみんなをリードして楽しく遊ばせてくれるかがやきタイムのよいところを、しっかりした口調で発表できたのが素晴らしかったです。

 3年2組は、給食のよいところを発表してくれました。とても和やかな雰囲気の中、笑いに包まれた発表となりました。

 4年生は「調べて話そう 生活調査隊」。どの学級の児童も、テーマに沿って調べたことをしっかりした姿勢で発表していたことがとてもよかったです。

 5年1組は、「北谷小の誇り高きリーダーを目指して」の発表会。1年間の努力と思い出、次年度への思いをスライドに載せてしっかりと発表していました。

 6年生は自分の興味ある職業の調べ学習の成果を体育館で発表しました。声優や漫画家、ユーチューバーなど小学生に人気の職業だけでなく、それぞれの興味に基づいた職業を丁寧に調べたことがとてもよかったです。

 少人数学級では、国語のカルタづくりに取り組みました。今年度学校全体で取り組んでいる食育をテーマに、食べ物カルタをつくりました。みんな、一生懸命取り組んでいたのがとてもよかったです。

 今日の授業参観では、子供たちの1年間の成長した姿をお見せしました。子供たちも、保護者の方がきてくださことを受けて、緊張しながらも立派な発表ができたことが、どの学級の児童も素晴らしかったと思います。

 子供たちの姿をご覧にいらしてくださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。

3年生 クラブ見学

 朝、車の外気温計をみると数値は0度を示していました。でも日中の気温は18度近くになり、春そのものの陽気でした。そんな暖かさの中の6校時、3年生がクラブ見学を行いました。今日は、外クラブが見学の対象です。

 バトンクラブの様子です。先輩たちが、3年生一人一人に丁寧に教えたり、練習した技を教えたり。3年生はとてもうれしそうでした。先輩たちも、やりがいをもって張り切って教えていたところがほほえましかったです。

 フィールドスポーツクラブは、ドッジボール体験です。高学年と一緒に参加者は大ハッスル!

 サッカークラブでも、3年生は高学年と一緒にゲームを楽しんでいました。なんとゴールも入って、大満足!!

 みんなとっても楽しそうでした。それは、大歓迎してくれた高学年の優しい態度があったからです。春の陽気に負けないぐらいのぽっかぽかのクラブ見学になりました。

 異学年交流は、学校が提供する貴重な機会です。それぞれ、高学年としての自覚、そして低学年は高学年の姿勢を見習ってそのバトンを受け継いでくれます。学校が子供たちに提供するのは、学力だけではありません。豊かな人間性、コミュニケーション能力はこうした中で育っていきます。

 3年生は今日の体験をもとに、次年度入りたいクラブを考えていました。来年からのクラブ活動が楽しみですね。3年生を優しく迎えてくれた高学年のみんな、どうもありがとう!

学校運営協議会 6年生サッカー研究授業

 ここのところ、非常に多忙な日々が続き、ホームページの更新が滞っておりました。大変申し訳ございませんでした。更新を、再開いたします。

 本日、第2回学校運営協議会を開催しました。学校運営協議会とは、地域の代表の方や南中学校、吉川小学校の校長先生、吉川幼稚園の園長先生など教育関係機関の先生方をお招きし、1年間の学校の経営方針と教育活動への取り組み、成果と課題をご報告し、ご意見やご指導をいただくことで、次年度の学校運営の向上に資するものです。

 委員の皆様からは、次のようなご意見をいただきました。

「先生方が児童の興味・関心を大切にしながら授業を進めていることがわかり、感心した。」

「無言清掃に取り組んでいるというが、清掃しながらの会話は有効ではないか。」

「登校指導をしていると、あいさつができない子がいる。あいさつ運動推進を継続してほしい。」

 地域の方ならではの視点で、様々なご指摘をいただきました。特に、学校アンケートでも児童のあいさつ・言葉遣いについては指摘をいただいているところです。学校運営協議員、そして保護者の皆様のご意見を生かしながら次年度の改善点につなげていきたいと考えます。運営協議員の皆様、大変ありがとうございました。

 6時間目は、6年生が体育の研究授業を行いました。取り組んだ種目は、サッカーです。

 コート全面を使ったサッカーを敢えて避け、男女分け隔てなく楽しめるラインサッカーにしたことが大きな効果を生みました。

 子供たちは1時間、実に楽しそうにいきいきと練習やゲームに取り組みました。また、感心したのはキャプテンが育っていることです。ゲームの前に行う作戦タイムで、きちんとチームの特性を考え、メンバーに作戦を伝えていました。これがとても大切な要素です。ただ、何も考えず力任せでボールを蹴っても、上達はしません。大切なことは、作戦を考えて実行すること。これがよく守られた授業でした。

 コロナの影響や、生活環境の変化により、子供たちの運動時間が減少しています。だからこそ、学校が体を動かすことの楽しさを子供たちに存分に味わわせる必要があります。その目的がよく達成された授業でした。子供たちの楽しそうな表情が、本当に素晴らしかったです!6年生よくがんばりました!

2月6日(火)朝の登校時刻変更のお知らせ

 いつも大変お世話になります。本日の日中に、「6日(火)の登校時刻はいつもと変更ありません」とメッセージ配信でお知らせいたしました。しかしその後、大雪のため道路の積雪が心配な状況となりました。

 つきましては、児童の安全な登校のため、北谷小では明日6日(火)の登校時刻を2時間遅らせ、授業を3校時から行います。

 通学班の集合場所に、いつもの時刻に2時間を足した時刻に集合し、午前10時から10時10分の間をめどに、通学班で登校するようお願いいたします。

 遅い時間、急な変更で申し訳ございません。ご理解とご協力をお願いいたします。

5年生 社会科見学に行ってきました

 寒の戻り、というのでしょうか。寒い一日になりました。でも北谷小5年生にとっては、待ち望んだ日でした。

 5年生が社会科見学に行ってきました。行先は明治なるほどファクトリーとつくばエキスポセンターです。道路状況もよく、時間通りに到着。さっそく明治なるほどファクトリーでの見学が始まりました。

 ここは、明治の乳製品のヨーグルト生産を担っている向上となります。ビジターセンターでは牛が迎えてくれました。

 驚いたのは、オンラインで管理栄養士の方が講話をしてくだったことです。こうしたファクトリーは関東にも数か所あるとのことで、こうすることでその会場に訪れた子供たちにもお話がいただけますね。

 ヨーグルトのお話に終始することなく、しっかり食育の観点から子供たちにご指導をいただきました。特に、睡眠時間は大切!とのことでした。本当にその通りですね(笑)。

 ヨーグルトはカルシウム、たんぱく質が豊富にとれる理想的な栄養食品です。おなかにも優しいので、牛乳が苦手なお子さんにも適しているとのこと。うーん、改めてヨーグルトのすごさを見直しました!

 そしてこちらは、かの「明治ブルガリアヨーグルト」を生産している工場です。子供たちも感心することしきりでした。

 記念撮影をパチリ!明治なるほどファクトリーの皆様、大変お世話になりました!お土産もたくさんいただいて、子供たちも大満足でした。

 次に到着したのはつくばエキスポセンターです。85年に行われた「つくば万博」の会場でもあります。懐かしい、「コスモ星丸」!私校長も、大学生のとき行きました!うわ、歳がばれますね(笑)。

 お弁当もとてもおいしくいただきました。子供たちのお弁当、みんなとてもおいしそうで保護者の皆様の真心と愛情が伝わってきました。

 展示物はとても豊富でした。話題の月着陸実証機「slim」も展示してありました。素晴らしかったです!

 そのあとのプラネタリウム見学も、圧巻でした!みんな大満足の一日でした!

 コロナ禍以降、各企業はこうした学校向けの見学受付を縮小する傾向にあります。そうした事情もあり、本来なら2学期に行う予定だった社会科見学がやむを得ず3学期に伸びた、という実情もありました。また、大変残念ながら病欠等の理由で参加できないお子さんもいました。

 それでも、子供たちは林間学校で学んだモラル・マナーを生かして、終始礼儀正しく、時間を守っての参加ができたことは素晴らしかったと思います。

 5年生の思い出に、また1枚すてきなページが加わりました。本日、お世話になったスタッフの皆様、子供たちの準備や健康管理にご協力くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました!

 

給食コンテストのお祝い試食会に教育長さんが来てくださいました

 吉川市は食育推進の一環として、「給食コンテスト」を行っています。市内の児童生徒がオリジナルの給食メニューを考えて応募し、優れた作品には「市長賞」や「教育長賞」が贈られます。

 本校では、3年生の岩崎 あん さんが「教育長賞」を受賞しました。本日は、吉川市の給食が、岩崎さんの考えたメニューが提供されました。「吉川野菜たっぷりタコスミート」や「こまつなキャロットケーキ」、「キャベツとブロッコリーのおかかあえ」等です。そのため戸張教育長さんが直々にお祝いに来校され、子供たちの試食会に参加してくださいました。

 配膳が終了し、戸張教育長さんが教室にお越しになりました。

 岩崎さんが、メニューに込められた思いを発表してくれました。おうちの方が愛情込めてつくってくださる料理をモチーフに、吉川の食材をたっぷり使うことで、みんなが喜ぶメニューをつくりたかったとの思いを立派に伝えてくれました。

 戸張教育長さんは、吉川市のおいしい野菜をたっぷり使った「よくばりメニュー」という想いに心惹かれ、賞に選んだとお話をしてくださいました。

 岩崎さんの考えたメニューは子供たちにも大好評!「おいしい!」「トルティーヤうまい!」「キャロットケーキ最高!」みんな、口をそろえて大絶賛!

 その証拠に、お代わり希望者の大行列ができました(笑)。

 おいしい給食をたっぷり味わったあと、教育長さんが改めて岩崎さんに賞状を手渡してくださいました。

 最後、教育長さんが3年生の給食時の姿勢や学級の雰囲気等をたくさんほめてくださいました。そして「北谷小学校は食育に取り組んでいるそうですね。去年の12月、なまず集会で3年生がなまずや川魚料理について興味あることを一生懸命調べ、立派に発表したと聞きました。素晴らしいです。これからも、興味あることを調べ、情報を広く発信して、みんなで吉川のよさを共有できるよう学習に取り組んでください。」

「はい!」

 岩崎さんが考えたタコスは、メキシコ料理ですね。それが吉川の食材を使ってとてもおいしい料理ができたことにも子供たちは感心していました。食を通して、郷土のよさや外国とのつながりが見えてきます。それを知らせてくれた岩崎さんのメニュー、そして岩崎さんのメニューを再現しようと努力してくださった給食センターの皆さん、そしてお忙しい中、労いとお祝いの言葉を掛けにきてくださった戸張教育長さん、皆さんに感謝申し上げたいと思います。

 すてきな試食会になりました!

 

大谷選手からのメッセージ 夢は大きく 目標は小さく

 ついに本校にも、「大谷翔平グローブ」が1月中旬に届きました。満を持して、今日の2月の全校朝会で子供たちに紹介しました。

 はじめに、長縄練習について話をしました。

「長縄練習をするにあたって、お願いがあります。誰かが失敗しても決して責めず、みんなで励まし合いながら記録を伸ばしてください。ちょっとでも記録が上がったら、みんなで喜んでください。まず、大きな目標を立て、そこから小さな目標をつくり、少しずつ実現していくことがとても大切です。」

「ここで皆さんに見せたいものがあります。6年生代表児童の皆さん!」

「はい!」二人の児童が立ち上がり、司会の先生からグローブを手渡され、「いくぞー!」とキャッチボールを始めました。二人はとても上手で、子供たちからは「おー!」「上手ー!」と歓声が上がりました。

 「ありがとう。二人とも、壇上に上がってください。」「はい!」

 壇上に上がった二人が、グローブを全校児童に掲げました。

「このグローブを、送ってくれたのはだれか皆さん知ってますかー!?」全校児童が、勢いよく答えました。

「大谷 翔平選手ー!!」

「その通りです!メジャーリーガー大谷選手が、北谷小にもグローブを送ってくださいました。添えられていたメッセージを読み上げます。

 この三つの野球グローブは学校への寄付となります。それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気付けるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。

 野球しようぜ。大谷 翔平」。

 6年生代表に全校で拍手を送ったあと壇上から降りてもらい、話をつづけました。

「大谷選手が野球を始めたのは小学校2年生の時です。野球に夢中になった大谷選手は、リトルリーグに入り、大活躍しました。中学校でも野球部に入りましたが、中1の時は時速105キロのボールを投げていたそうです。将来プロになるために、中3までに時速120キロのボールを投げようという目標を立てた大谷選手は、そのために1年で5キロずつ球速を上げていこうと考え、そのために具体的なトレーニングを消化していきました。大谷選手こそ、大きな夢をもち、そして小さな目標を達成していった人だったのですね。

 このグローブは、各学級に回します。先生の指導のもと、キャッチボールに使ったり、クラブ活動で使うこともOKです。このグローブに触れ、大谷選手からいただいたメッセージ、夢をもつことの大切さについて思いを巡らせてみてください。」

 夢は大きく、目標は小さく。始業式の時から、子供たちに言い続けてきたことです。大谷選手のメッセージとともに、未来へ大きな目標をもち、それに向かって努力することの大切さを子供たちに改めてかみしめてほしいと思います。

 大谷選手、素晴らしいメッセージをありがとう!

入学説明会を行いました

 今日もとても寒い日になりました。吹きすさぶ風が一層体感温度を下げ、外に出ると凍えるようでした。でも子供たちは元気そのもの。寒風の中、元気に遊ぶ子供たちに「よく寒くないねえ」というと、「子供は風の子ですぅー!」と諭されてしまいました(笑)。

 入学説明会を行いました。まず、校長からご挨拶を申し上げました。「令和6年度は、本校にとって50周年となります。お子さんは記念すべき年に入学されます。」

 続いて、主幹教諭がスライドを使って、学校の概要を説明しました。

 1年生担任から、もちものの準備等についてお伝えしました。

 お忙しい中、PTA役員の皆様にもご協力をいただきました。ありがとうございました。

 最後に、学習用具をご購入いただきました。

 計算してみると、4月8日のご入学まで今日を入れてあと75日間となります。こうして数字で表すと、ずいぶん短いように感じます。その間、入学のご準備を進めてくださるようお願いしました。

 新入児童の保護者の皆様、今日はお忙しい中、そして寒い中お越しくださり、本当にありがとうございました。お子さんのご入学を心よりお待ちしております。

三郷特別支援学校との交流学習

 朝、寒風が吹きすさびどうなることかと思いました。午前中は少し風が和らいだものの、午後からはまたも強風が吹き荒れ、子供たちも下校が大変だったと思います。

 三年生が、三郷特別支援学校の皆さんと交流学習を行いました。教科と単元は体育の跳び箱です。

開脚跳びや台上前転に果敢に取り組む子供たち。がんばっていました!

 交流に来たお友達も先生の見守りのもと、よくがんばっていました。北谷小の子たちも「がんばれー」「いいよー」の声援を送っていました。

 活気にあふれる雰囲気の中、練習にはどんどん勢いが付いて、今まで跳べなかった高さを跳べる子もたくさん出ました。

 片付けも、一緒にスムーズに進めることができました。

 3年生の子供たちは、純真な心でどんな仲間も何の屈託もなく受け入れてくれます。そうした世代のうちに、様々な人と楽しく豊かな交流をさせ、望ましい人権意識をもたせることはとても大切なことです。三郷特別支援学校の皆さんも、楽しんでくれたようで、とても価値ある学習になりました。

 三郷特別支援学校の皆さん、大変ありがとうございました。またいらっしゃる機会を楽しみに待っています。

 

ICT活用と漢字書き取り

 朝の冷え込みが一段と厳しかったです。日本海側では今年一番の寒波が到来し、被災地の能登半島も厳しい状況とのことです。現場では災害救助と復旧作業が必死の努力のもと進められています。本当に頭が下がります。

 一年生が、「あいうえお」の画面入力に一生懸命取り組んでいました。先生から次々に送られてくる課題を楽しみに、「できましたー!」「先生、次は何ですかー?!」のやる気ある声が響き渡りました。教室が活気にあふれていました。

 4年生は総合的な学習で、日本中の地域の特色ある食べ物について調べていました。「千葉県の特産品って、なんだっけ?」「長崎はカステラかちゃんぽんだろー。」とても楽しそうに、話し合いながら調べ学習を進めていました。4年生にもなると、ICT機器を使いこなすようになります。こちらも、活気ある授業でした。

 一方、5年生は漢字の書き取り練習を進めていました。一人一人が字の間違いや書き順に気を付けながらノートに真剣な表情で書き取りを行い、先生に〇をもらうとほっとした表情を見せていました。1年・4年とは異なり、しーんとした緊張感が教室を支配する雰囲気でした。

 GIGAスクール構想により一人一台配付されたICT端末。その活用が、全国の公立小・中学校で推し進められています。子供たちの吸収力は相当なもので、砂地に水を撒くようにあっという間に吸収してしまいます。

 ただ、漢字書き取りのようなアナログ学習もとても大切です。アメリカノースカロライナ大学心理学分野の研究での実験です。アラビア語のアルファベットを知らない成人に「映像視聴」「手書き」「タイピング」の学習群に分け、習熟の定着率や速さを比較したところ、定着率が最も高かったのは「手書き」でした。手書きで文字を書くことがいかに脳によい影響を与えるかを物語っています。

 いずれ子供たちのノートは、「紙と鉛筆」から「電子ノートとスライタスペン」といった電子デバイスに置き換わることでしょう。それでも、「手書き」の機能をもつICT機器が消えることはないでしょう。

 いってみれば、漢字の読み書きは野球で例えれば「素振り」や「ランニング」といった基礎練習、ICT機器を使った調べ学習は「試合」にあたる応用学習といえると思います。どちらも、子供たちの学力向上のために必要です。

 基礎・基本の積み重ねをしっかり行い、そこで身に付けた力が発揮できる活用の場を設け、成果を発信する。活用の場で力不足を感じたら、また基礎に戻って必要な力を付ける。これこそが、学習の好循環です。

 ちょっと気になるのが、クロームブックの忘れや、鉛筆、消しゴム等の忘れや紛失等道具の不備です。道具を疎かにするもの、大成ならず。子供たちの忘れ物が減るよう、引き続きお声がけをお願いします(笑)。

長縄練習 がんばります!

 昨日、今日と温かい日が続きます。今、体育では各学級で長縄練習を始めています。今日は、2年生の練習の様子をみることができました。

「さー長縄練習、はじめるぞー!」

「跳べたら、みんなで『オッケー!』の声を送ろう!」

「よっし、今だ!」「やったー!」

「協力して、がんばるぞー!」

 子供たちは楽しそうに練習に励んでいました。

 長縄練習は、とてもよい運動です。体力、敏捷性の向上はもちろん、望ましい人間関係の醸成につながるからです。

 まず、記録の向上に過度にこだわりすぎず、みんなで協力して、記録の伸びを喜び合うこと。例え跳べなくでも一切責めず、今日2年生がしていたように跳べたら拍手を送ること。最も大切なのは、回し手の役割です。長縄は、「つっかえる子が悪い」ではありません。回し手が「跳べない子も跳ばしてあげる」ことが笑顔の秘訣なのです。

 回し手は最初、機械的に長縄を回します。そんな子供たちに「跳べなかったらその子が悪い、じゃなくて、うまく縄を調整して跳ばしてあげるんだよ。」と教えて、跳び手の足元に注目させます。長縄のポイントの一つは、素早く縄の回転の中に入って、「最も縄が低い位置で跳ぶ」=縄の真ん中付近で跳ぶということです。でも、苦手な子は焦ってしまうので、「待っている位置」からすぐ跳ぼうとするので、結果として「縄が最も高い位置」付近でジャンプし、つっかえてしまいます。回し手はそれを理解したうえで、苦手な子が縄に入るタイミングに合わせて回転を遅らせ、「跳ばせてあげる」。そして跳んだ子の手柄にすることがいいのです。

 昨日も凧揚げのよさについて書きましたが、長縄にもこうした素晴らしい点があります。

 現代社会の商業主義は、最新のトレンドを採り入れ、流行が移り変わっていきます。流行らなくなり忘れ去られた遊びも数多い。でもその中に大切なものがたくさん散りばめられていると思います。

 長縄を通じて、子供たちの心と体を育てていきたいと思います。

たこたこ上がれ 元気に上がれ

 日中は日差しに暑さを感じるほどでした。午後4時を過ぎても陽が伸びて、季節が進んでいることを感じます。

 1年生が生活科で凧揚げに挑戦しました。子供たちは大喜び。校庭に歓声が響き渡りました。

わあい、上がった上がった!

 みてみて!校舎より高く上がったよ!

 わあ、速く走ると高く上がるぞ!走れ走れ!

 雲が切れ、青空が顔をのぞかせました。白い凧がブルースカイに映えました。

 校庭が大歓声に包まれました!

 現在、凧はほとんど見かけることがなくなりました。原因は様々で、それも時代の流れだと受け止めざるを得ません。でも、凧揚げという遊びの魅力は、決して色あせていません。それどころか、2024年の子供たちの遊びより、はるかに優れた要素をたくさんもっているのではないか、と思います。その証拠に、今日1年生は満面の笑顔で元気に校庭を走り回り、嬉しそうに歓声を上げ、大空に舞う凧の雄姿に喜びを感じていました。

 朝、登校指導をしていると、熱心にゲームのことを教えてくれる子がとても多いです。子供たちの大半が、ゲームに夢中です。それは子供たちが悪いのではなく、時代の潮流です。でも、今日子供たちが行った凧揚げは、ゲームに負けない素晴らしい喜びを子供たちに与えたと確信します。

 古きよき時代から連綿と受け継がれた日本の伝統遊び。その中には、現代の教育問題、子供たちの成長にかかわる多くの問題を解決してくれる、大切なものがたくさん散りばめられているのではないかと思わずにはいられません。

 このことをきっかけに、改めて子供たちに昔の遊びのよさ、素晴らしさを味わってほしいと思います。

今日の授業風景

 今週の月・火は凍えるような寒さで、日本海側に大雪が降ったせいで関東地方には冷たい風が吹き荒れる天気でした。今日は打って変わって温かく、三月並みの陽気だとか。

 運動場では、4年生がラインサッカーで体を動かしていました。温かさも手伝って、どのチームも楽しそうにがんばっていました。

 教室では、1年生が算数の授業で全力疾走していました。各自、課せられた課題を一生懸命解いて、できると満面の笑顔で「できたー!」とみせにきてくれます。

 後ろでは、教育支援員の寺山先生が〇を付けてくださっています。教育支援員制度、不定期ですが本当に助かっています。算数に一生懸命取り組む1年生に必要なのは、ICT機器のディスプレイに示される情報ではありません。必要なのは、子供たちに声を掛け、悩む子を励まし、できたら大きな丸を付けて「よくできたね!」と称賛する温かみある指導者の笑顔です。国は、教員不足で悩む各地の公立学校に対して、DX(デジタルトランスフォーメーション)での支援を打ち出していますが、そうではありません。必要なのは、人の手です。

 担任が個別に丁寧に教えて学習内容の理解を図り、その間、もう一人の指導者ができた子の回答をチェックし称賛する。こうした二人体制が、子供たちを安心させます。

 午後は、5年生が体育館で合同授業を行いました。図工の「同じものいっぱい」という単元で、子供たちの実態から、新聞紙を使って大胆に、ということを狙いにグループでそれぞれつくりたいものをイメージして、協働で作品づくりに取り組みました。これが素晴らしかった!子供たちは実にイメージ豊かに、ダイナミックな作品をつくりあげたのです。

 スカイツリーやかわいいパンダ、テントや住みたい家、車に大型スピーカーなどなど。「月が見える望遠鏡」として、本当にのぞける望遠鏡と、ミニチュアの月の組み合わせというアイディアには鳥肌が立ちました。なんという想像力!新聞紙という素材は、平面も細い棒状の骨組みをつくることができるので、子供たちのイメージを拡大させるのに大いに役立ったようです。つくりあげた作品は、互いにアピールポイントを発表して、鑑賞しあって、惜しみつつ作品を片付けました。いやー、子供たちのイマジネーションは、本当に大したものです。新聞紙という身近な素材から、ここまでイメージ豊かに作品をつくりあげるとは!

 思うに、大人は現実ばかりに増え、どんどんイメージ力を失っていっているのかもしれません。その分、子供たちの想像力が輝いて見えるのかも・・・なんて思ってしまいました。子供たちの想像力は本当に素晴らしい。その力を解放する機会をもつが重要ですね。5年生、素晴らしい!

不審者対応避難訓練を行いました

 事情により、ホームページ更新をしばらくお休みして申し訳ございませんでした。本日より、更新を再開したいと思います。

 本日、不審者対応避難訓練を行いました。今年度は吉川警察署生活安全課の皆様のご協力をいただき、不審者役や全校児童への安全指導、職員のさすまた訓練などを行っていただきました。

 2校時、訓練開始。不審者役の小池巡査が2年2組に侵入しました。担任が対応する間、子供たちは素早くベランダから隣の教室に避難しました。

 職員からの連絡を受け、職員室はすぐに警察署に通報。その後暗号の校内放送を掛け、聞きつけた職員は「さすまた」をもって教室に駆け付けます。目的はあくまでも不審者の足止めをすること。警察官が現着するまでの時間稼ぎとなります。

 子供たちは誘導役の職員に誘導され、体育館に避難。万が一にも不審者が侵入できないよう、内側からカギを掛けます。訓練は、警察が現着し、不審者が確保されたとの想定のもと、校内放送を掛け、警戒を解除しました。

 その後体育館に集合した児童に、不審者役の小池巡査からご指導をいただきました。「避難は、とてもスムーズでした。大切なことは『いかのおすし』です。皆さん、先生方のご指導を守って、大切な命をまもってください。」「はい!」

  避難訓練終了後、職員が体育館に残り、小池巡査にさすまたの使い方についてご指導いただきました。「さすまたは、相手の眼もとに浮き出して牽制してください。大切なのは、距離をとることです。」さすが現役警察官、とても勉強になりました。

 子供たちには、次のように話しました。

「今日の避難訓練はとてもスムーズだったけれど、それは『訓練だから』という心の余裕があるからかもしれません。もし本当に刃物をもった不審者が校内に侵入してきたら、みんなパニックに陥って、廊下・階段を大慌てで走ってしまうかもしれない。階段で接触して、滑り落ちたりしたら、不審者に傷付けられるよりおはるかに大きな被害になります。今日先生方から教えてもらった避難ルート、避難の仕方をいつも頭に入れて、落ち着いて行動してください。」

 今月2日起きた羽田空港の日航機火災事故も、379名の乗客が全員脱出できたのは乗客が過度なパニックに陥ることなく乗務員の指示に従ったからです。改めて、避難訓練の大切さが明らかになりました。子供たちが今日の訓練で落ち着いて避難できたことは収穫でした。

 それも、吉川警察署生活安全課の皆様のご指導のおかげです。大変ありがとうございました。