学校ブログ

2024年5月の記事一覧

探究型学習(Project based learning)講座

 昨日の夜は大変な雨でしたが、今日は見違えるような青空が広がりました。

 吉川市 特任教育支援員 大西 久雄先生をおまねきし、「探究型学習講座」をオンラインで行いました。大西先生は、いつものように会議室から各教室にオンラインで講義を行われました。

「じゃあね、今日は、探究型学習について、お話をしましょう。」

 各学級では、大西先生のお話をモニター越しで聴きます。

 ここで、大西先生から問題が出されました。「北谷小の〇〇なところを、〇〇に、〇〇で紹介しよう。」さあ、みんな〇〇には何が入る?自由に考えて!」

 子供たちは一生懸命考えて答えを出します。「いい答えだね!」モニターには子供たちの答えが映し出されました。

 探究型学習は、子供たちの興味・関心を中心に、主体的な学習を促すものです。本校では今年度、11月9日(土)に学習成果発表会を予定しています。そこで、大いに役立つ講義となりました。

 こうした学習は、子供たちがこれまで教科で習得した知識・技能が統合され、経験となります。それが「非認知能力」、たくましく生きる力を高めていきます。今日の学習を生かしていきたいと思います。大西先生、ありがとうございました!

 

 

読み聞かせと心肺蘇生法講習

 今日は教育委員会学校訪問で校内巡視も十分できなかったので、記事は、昨日のものになります。27日(月)の朝の時間、低学年読み聞かせを行いました。読書ボランティアの皆様にお越しいただき、本を読む楽しさを子供たちに伝えました。

 本校では、国語科の校内研修を推進しています。国語の力は、すべての教科の基礎・基本となるためです。ただ、本を読むだけでは国語の学力は向上しません。それは、国語の力の土台部分となります。日ごろから子供たちに文章に親しませることが、とても大切になります。読み聞かせボランティアの皆様には本当にありがたいと思っています。

 これからも、子供たちに読書の楽しさをお伝えいただけるようお願いいたします。

 27日(月)の放課後は、心肺蘇生法講習を行いました。吉川消防分署の皆様にお越しいただき、心肺蘇生法とAEDの使い方について講習をいただきました。

 6月から水泳指導が始まります。万が一の事態に備えておくことはとても大切です。もちろん、水泳指導を行う際には必ず教職員が3名付き、万全を期したいと思います。子供たちには、安心して水泳の授業に参加してほしいと思います。

 消防分署の皆様、ご多用の中お越しいただき、ご指導をありがとうございました。

5年生田植え体験 お米に尊敬と感謝を

 予報をみると台風1号の接近に伴いこれから崩れるとのことです。5年生の田植え体験を午前10時から開始予定で、開催が危ぶまれましたがJAさいかつの皆様のご協力のもと、幸いにも曇天のもと行うことができました。

 会場に到着。JAさいかつの皆様と農業ボランティアの皆様が準備をして待っていてくださいました。「宜しくお願いします!」

 準備していただいた田のあぜ道に広がります。

「はい、それでは田に入ってー!」「わー!!」「きゃー!!」はじめて足を踏み入れる泥の感覚。子供たちからは悲鳴が上がります。

 「はい、それでは手元の苗を3~4本ちぎって、田植えをしてください!」「え?これでいいの?」「わかんない~。」子供たちは最初はおっかなびっくりでした。

 農業ボランティアの方が、水糸を張ってくださいます。「水糸の手前に、苗を植えていってください。」

 最初はおっかなびっくりだった子供たちも、次第に慣れて作業が早くなってきました。「おお、いいね。みんな、上手になってきた。」

 雨が降ってくるかもしれないので、作業は短めに終えました。「はい、よくがんばりました。それでは、作業はここまでにしましょう!」「えー」「もうちょっとやりたい。」

 まだ、お天気が大丈夫そうだったので、田植え機のデモンストレーションを見せていただきました。

「すごい!」「早い!」

 無事、作業を終えることができました。「お世話になりました。ありがとうございました!」

 子供たちは大変だったと思います。でも、その大変さを味わってほしかったのです。

 お米は、毎日食卓に運ばれてきています。でも、そこに至るまで、いかに多くの過程を得てきたか。生産者の皆様が、お米にどのような思いをもって、つくっておられるのか。そして、今日子供たちが戸惑った田の泥。そこに、お米を育てる命の恵みが含まれているということ。それらを知ることで、お米という日本人にとって大切な食材に、尊敬と感謝の気持ちをもてると考えます。

 私たちは食事で多くの命の恵みをいただいています。だからこそ、食べ物は絶対に粗末にしてはいけない。すべての食材と、生産者の方の努力と、そして大地の恵みに尊敬と感謝の気持ちをもつこと。それが、食育の基本であり、豊かな心を築く土台と考えます。

 本日、JAさいかつの皆様のご尽力により、子供たちは素晴らしい体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。秋には、稲刈り体験でお世話になります。宜しくお願いいたします。

 

 

 

ドローン撮影 暑かったけれどがんばりました

 今日も、日中の最高気温は7月並みになるということで、暑さを警戒しながらのドローン撮影となりました。本日撮った写真や動画を、記念グッズにしたり、11月9日の記念式典に上映する予定です。撮影担当の方は、朝の6時30分より校庭のラインをひいて準備を進めてくださいました。

 さあ、いよいよドローン出動です。

 「わー、ドローンだー!」子供たちから歓声が上がりました。ドローンは手を振る子供たちの上を、涼しい顔をして通り抜けていきます。

 航空写真は、セスナで撮影します。さあ、セスナ到着まで北谷小の校章に「カラーエプロン」を着けて並びました。

 撮影の瞬間は、エプロンを広げます。さあ、準備はいいですか?はい、今写真を撮ってまーす。エプロンを用意して!

 ドローンで動画撮影中!みんな元気に手を振ります。

 その後、体育館でクラス写真を撮影しました。こちらの写真は、オンライン販売する予定です。これで写真撮影は終了。お疲れ様でした!

 この撮影日を決めたのは、令和5年度の3学期でした。まだまだ先、と思っていたら、あっという間にこの日が来てしまいました。11月9日(土)の記念式典は子供たちの思い出に残るイベントにしたいと思っています。まだまだ先、と思っていてもきっとその日があっという間に来てしまうのでしょう。準備をがんばらねば。

 暑い中の撮影、みんなよくがんばりました!出来上がりの写真や動画を、お楽しみに!

 

校内硬筆展を行いました

 本日、各学級で校内硬筆展覧会を行いました。子供たちはこれまでの書写の時間や家庭学習での練習の成果を生かして本番に臨みました。すべてのクラスではありませんが、その様子を一部、ご覧ください。

 どの学級でも、作品制作に真剣に取り組んでいる様子がお分かりになるかと思います。みんなよくがんばりましたね。

 硬筆展で大事なことは、金賞などの賞を受けることだけではありません。練習の成果を生かして、日ごろのノートの字を丁寧に書くことです。美しい字を書くことは、喜びにつながります。ノートがきれいな子は学力も高いのは、証明されています。逆に言えば、ノートをきれいに書けば、学習が楽しくなり学力も向上するということですね。それこそ、きれいな字を書く練習を行うことの本質です。子供たちには、声掛けをしていきたいと思います。

 作品は、6月28日(金)の授業参観まで廊下に展示します。授業参観にお寄りの際は、ぜひご覧になって、子供たちのがんばりをねぎらっていただければと思います。

 

1年生 クロームブック練習中!

 運動会明け2日目、日常が戻ってきました。

1年生がクロームブックの使い方について練習しています。協働学習ツール「オクリンク」や授業支援ソフト「ムーブノート」は現代の授業では欠かせないアプリとなっています。今日は、市教委のICT支援員の方を講師にお招きして、それぞれのアプリの使い方について練習しました。

 「さあ、画面をみてね。この画面と同じ画面になりましたか?」

「なりましたー!」「はい、よくできました。じゃあ、これから、立花先生からメッセージを送りまーす。更新ボタンをクリックしてね。このうずまきマークだよ。」

「え、どれどれ?」「さあ、探せるかなー?」「先生、これですか?」「そう、これこれ!」

 「できたー!」「先生からメッセージ、きたー!」

 「はい、画面に注目。次に、リンクを送るので、それを開いてみてください。」

「できましたー!」

 1年生の飲み込みは早く、すぐに吸収してしまいます。その学習能力は、大人よりもずっと高いと思います。

 かつてコンピュータというと、「コンピュータ室」に置かれていて、普段はカギがかかっていました。理科や社会、総合的な学習等でコンピュータを使うとき、学級で移動して先生がカギを開け、そこからウインドウズの起動。ところが、当時のウインドウズは軌道が激遅で、立ち上がるまで10分近くかかり、やっとPCが使えるようになるのは、授業開始後20分というところでした。それでは、意味がないのです。PCは、ノートや鉛筆と同じ、普段使いに使えることがとても大切です。

 今ではGIGAスクール構想により一人一台配備されていて、ノートや鉛筆と同じ感覚で使うことができます。また、協働学習でクロームブックは真価を発揮します。課題について児童が各自考えたことを一覧にして表示し、同じオンラインボードに考えを書き込み、考えを深めることができます。さらに、物理的に距離が離れていてもその学習が可能です。協働学習アプリは、従来の学習のスタイルを大きく変える、画期的な学習ツールです。

 タブレット端末が進化し、普及してやっと学習に便利に使えるようになりました。子供たちにはタブレット端末の光と影の部分をしっかり教えて、自らの学習を深化・充実するためのツールにしてほしいと思います。

 1年生、よくがんばりました!これからも、クロームブックを便利に使えるよう練習していきましょう。

6年生調理実習 野菜炒め最高!

 運動会も終わり、北谷小に日常が戻ってきました。6年生が、家庭科の調理実習を行いました。今回の実習課題は野菜炒めづくりです。

 さあ、手際よく調理を進めました。いよいよ、試食タイムです。

 さあ試食!いただきまーす。うまくできたかな。

 「おいしい!」「野菜が甘い!」「ピーマン、食べられた!」「にんじんおいしい!」

 みんな、野菜炒めに大満足でした!片付けもがんばりましょう。

 子供たちがつくったのは、特別な調味料や材料を使ったわけでもない、スタンダードな野菜炒めです。でも、自分たちで材料から切って炒めて味付けをした一皿は、最高においしかったようです。

 現代社会は、朝起きてから夜寝るまで、だれとも一言も口をきかなくても済む「超コンビニ社会」といわれています。食事が必要なら、スマホを使えば簡単にデリバリーを受けることができます。運ばれてくる料理は、名店のおすすめメニューで、できたて料理はそれはそれはおいしいことでしょう。

 でも、今日子供たちがつくった野菜炒めは、それらの料理より絶対においしいと断言できます。学級の仲間とわいわいがやがやと楽しく、そして一生懸命つくったのですから。

 便利な社会は、快適で過ごしやすいものです。しかし、そこから零れ落ちるかけがえのない喜びがたくさんあります。不便、面倒、大変。その中にこそ、子供たちの心を育てる大切なものがあるような気がしてなりません。

 笑顔で会話を弾ませながら試食する6年生をみて、改めてそう思いました。

 

 

令和6年度 第50回北谷小学校 春季運動会

 令和6年5月18日(土)、第50回春季運動会を開催しました。

開会式で、紅白団長が選手宣誓を行いました。大変な緊張の中、立派に、力強い宣誓ができました!

 徒競走は時間短縮のため、非得点種目になりました。でも、子供たちはそんなことを意に介すことなく、ゴール目指して全力疾走しました!

 徒競走のあとは、全校応援合戦です。応援団は、団長を中心にこの日のために休み時間を費やして、毎日練習に励んできました。その成果を見事に発揮して、息の合った全体応援ができました!

 中学年表現「いざ!最高到達点へ!」。息の合ったフラッグの動きで、会場を魅了しました。

 低学年団体、「ジャンボリ玉入れ」。かわいい踊りと、玉入れとの切り替えが、来場者の皆さんをたくさん笑顔にしてくれました。

 さあ、いよいよ高学年の表現「北谷フラッグソーラン151の舞」!一糸乱れぬ力強い動きと、勇ましい掛け声。最後のポーズが決まると、会場からは大喝采が贈られました!

 中学年団体、「ONE ROPE 綱引き王に俺はなる」。紅白ともにがんばりました。結果は赤の勝利でしたが、2回戦目、勝負をあきらめずにがんばった白もとても立派でした。

 さあ、練習に練習を重ねた低学年表現「ようこそ ゆめのくにへ」。ディズニーの音楽に合わせて、かわいい踊りを披露しました。練習の成果を発揮し、一人一人がしっかり踊っていることがわかりました。

 団体競技のラストは、高学年「嵐を起こせ!北谷小台風の目!」チームワークが何より大切な競技です。勝敗も大事ですが、みんなの息を合わせて集中すること。どちらのチームも、よくがんばったと思います。

 いよいよ最後の種目、「全校選抜リレー」です。各学年の代表が、運動会のフィナーレに相応しい力走を見せてくれました。

 運動会は始まってみればあっという間です。でも、それまでは長い道のりがありました。各学年とも、4月の忙しいさなか、ゴールデンウィークの前から練習に取り組み、忙しい時間の合間をぬって、練習を積み重ねてきました。途中、雨で運動場が使えないことも何日もありました。それでも、運動会で力いっぱいの競技や演技を披露するため、心を一つにしてがんばってきました。全員の児童が「たくましく生きる力」を高めることができたと確信しています。

 暑い中での運動会になりましたが、子供たちががんばりぬくことができたのは、体調管理や準備にご配意くださった保護者の皆様のおかげです。本日、ご来場くださり、子供たちに温かいご声援や拍手を送ってくださったご来賓の皆様、保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。

 

運動会準備 いよいよ明日です

 運動会がいよいよ明日になりました。

 1校時は、全体練習を行いました。得点発表や応援全体練習を通して行い、明日に備えました。特に、応援団が見事なチームワークを見せました。休み時間を使って練習した成果がはっきりわかり、大いに明日への弾みとなりました。本番もこの調子で、運動会を盛り上げてくれることでしょう。

 午後からは、1~5年生は下校し、6年生が準備を行いました。また、PTAの皆様もテント張りにご協力いただきました。こちらの手はずが整っていない部分があり、ご迷惑をおかけして申し訳なかったのですが、おかげ様で明日の準備をスムーズに進められそうです。お越しいただきた皆様、ありがとうございました。写真は、協力して係活動を行う子供たちの様子です。

 子供たちと、保護者の皆様のがんばりによって、いよいよ本番の運動会を明日に迎えます。これまで本当にありがとうございました!

春季運動会 熱中症対策について

 保護者の皆様にはいつも大変お世話になります。

 さて、今週5月18日(土)に迫った春季運動会についてですが、16日現在の天気予報によれば、当日の最高気温は30℃近くになり、熱中症への十分な警戒が必要です。

 つきましては、下記の通り運動会における熱中症対策を実施いたします。保護者の皆様のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。

1 学校で実施すること

(1) 休憩・クールダウンタイムの設定

 徒競走(プログラム№1~6)の終了後と、表現・団体種目(プログラム№7~14)終了後の2回に分け、それぞれ25分、20分の休憩時間を設けます。その時間には、児童を冷房の効いた教室に移動させ、水分補給と休憩をとらせ、健康状態を確認した後に運動場に戻ります。

 そのため、競技の終了時刻が予定より遅くなります。閉会式終了が12時15分ごろになる可能性がありますので、ご了承ください。

(2) 競技見学中の水分補給を呼びかける

 環境省の「熱中症予防情報サイト」によれば、5月18日(土)午前中の越谷市の熱中症指数(WBGT)は最高で22となり、「注意」レベルとなります。積極的な水分補給が効果的とされるため、児童には競技見学中にも水分補給をするように呼びかけます。

(3) 救護体制の充実を図る

 万が一、暑さが原因で気分が悪くなった等の児童は、エアコンを効かせた保健室で休ませ、経口補水液を飲ませる等、十分な救護体制を整えます。

 

2 ご家庭にお願いしたいこと

(1) 水筒がなくなった場合の予備をご用意ください

 一般的なサイズの水筒では中身をのみ切ってしまうことがあります。予備として、ペットボトルのミネラルウォーターやお茶をもたせる等のご配慮をお願いします(スポーツドリンクはご遠慮ください)。

(2) 熱中症予防グッズのご用意をお願いします

 汗拭きタオルを必ずご用意ください。ネッククーラーやクールタオルの使用は、見学中に限り可としますので、ご自宅にあるものをご利用ください(紛失や破損の責任は負いかねます。高価なもののご使用はご遠慮ください)。

 以上 宜しくお願いいたします。

第1回学校運営協議会を行いました

 きのうと打って変わり、午後からよく晴れて気温も急上昇しました。それでも、暑すぎるということはなかったので、運動会もこのぐらいのお天気だとありがたいな、と思います。

 学校運営協議会は、地域の代表者の皆様に、学校の経営方針や教育課程をご説明し、ご指導・ご助言をいただきながらご承認を受け、地域とともに学校経営の向上に資する制度です。本日は、その第1回を行いました。6名の運営協議員の皆様にお集りいただきました。

 校長から、令和6年度の学校経営方針についてご説明を申し上げました。50周年を迎え、変化の激しい社会にあっても子供たちが豊かに、そして自己実現ができるようにするために身に付けさせたい力をお伝えしました。

 北谷小ではその力を「たくましく生きる力」として、「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」という三つの非認知能力に定義して、全校を挙げてその力をはぐくんでいくということをご説明申し上げました。

 それに対して、委員の皆様から様々なご意見やご質問をいただきました。「子供たちに『たくましく生きる力』を身に付けさせたいという経営方針は理解できたが、子供たちの個性を伸ばすために、具体的にはどのような方策が考えられるか。」など、校長の考えをより鮮明にするようなご質問もありました。大変ありがたいと感じました。

 運営協議員の皆様には、入学式にもご来賓としてご参加いただき、1年生の入学をお祝いいただきました。あれから1か月半、子供たちがどのように成長したか教室をご覧いただきました。

「一生懸命やっていますね。安心しました。」とのご評価をいただきました。協議員の中には、吉川幼稚園の荒井園長先生もいらっしゃいましたので、子供たちも「園長先生ー!」と喜んでいました。

 子供たちのたくましく生きる力を伸ばすためには、学校・家庭・地域が連携して子供たちを伸ばすことが最も効果的です。運営協議員の皆様には、これからも北谷地区の地域の代表として、学校経営に積極的にかかわっていただきたいと思います。

 協議員の皆様、本日はお忙しいところ大変ありがとうございました。

雨の日の運動会練習 教える側の人数

 朝から、あいにくの雨になりました。1校時に予定していた運動会練習は、15日(水)に延期します。本番を土曜日に控え、運動場(外)を使っての練習をしたかったのですが、いたしかたありません。

 3,4年生の体育館での練習の様子です。ごらんください。この並びのきれいさ。実にきれいに整列し、よい姿勢で説明を聞いていました。舞台の上では、先生の模範演技が。この姿勢なら、頭によく入ります。練習も、無駄なく効率的に行うことができます。1年たつと、こうも成長できるのか、と改めて感心しました。

 こちらは、1年生の教室です。令和4年度まで本校にお勤めだった磯田先生がいらっしゃいました。短時間勤務の織田先生のペアという位置付けで、配属が叶いました。今日は1年生の教室で、指導の補助に当たってもらいました。やる気に満ちた1年生は「よくできたね!」の声に、満面の笑みを浮かべていました。先生が二人いれば、指導の効果も、子供たちのやる気も、倍増です。

 教員不足が深刻です。文科省も様々な手を尽くしていますが、問題解決には程遠いのが現状です。教員不足解消の主要な手立ての一つが、働き方改革の推進と、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の導入というのも、今日のような光景をみると、正直疑問に感じます。

 授業の学習内容が難しくても、理解したい、がんばりたいという児童がたくさんいます。がんばった成果を先生にみてもらいたい、と願う児童がいます。その子供たちの思いに応えるのは、効率的な働き方でも、ICTでもないと思います。笑顔で子供の努力をねぎらう、児童数に見合った教職員の存在なのです。

 現場はがんばっています。子供たちのためにも、日本中の学校の教員不足という深刻な問題が、一日も早く解決される日がくることを祈るばかりです。

 

飯ごう炊さん体験 おやじの会の皆様 ありがとうございました

 北谷小では保護者ボランティア組織「おやじの会」の皆様が年に3回、子供たちに様々な体験の機会を与えてくださいます。5月12日(日)には、飯ごう炊さん体験を行っていただきました。

 参加する子供たちはグループに分かれ、それぞれ調理・マキ割り・ご飯炊きを分担します。まずは調理グループ。協力して、カレーの野菜や肉を切っていきます。

 ジャガイモの皮むきがちょっと手間取ると「わたしがやるよ!」と助け合いが起きるのが頼もしかったです。

  さあ、こちらはマキ割り。斧をマキに差して、金づちでたたきます。ここでも、マキを押さえるなどの協力が見られました。

 

 さあ、ご飯もとげて、いよいよかまどの火おこしです。マッチを擦る手はぎこちなかったですが、ここでも「風が吹いてる!みんなで風よけになろう!」等の姿が見られました。

 さあ、楽しみにしていたご飯が炊きあがりました。「あ、おこげがある!」それも、飯ごう炊さんのだいご味です。今の炊飯器って、おこげなんてできませんから。

 みんなで協力してつくりあげたカレーをよそっていただきます。「ありがとうございました。」よく、お礼が言えました!

 さあ、待ちに待った会食です。「いただきまーす!」「おいしい?」「おいしい!」「おかわりしたー!」「何杯おかわりしたの?」「5杯ー!」…ちょっと多すぎ(笑)。 みんな、自分たちでつくったカレーに大満足。

 最後に、代表の阿部さんからお話をいただきました。「今日は、みなさん互いに助け合いながらよくカレーづくりができました。また次の流しそうめんに参加してくださいね。」「はい!」「ありがとうございました!」

 半日の体験でしたが、子供たちは互いに助け合ったり、お世話になったおやじの会の皆様に丁寧にお礼がいえたりと、成長がみられる体験となりました。コロナ禍以降、学校ではこうした直接体験の場を減らさざるを得ませんでした、おやじの会の皆様が主催してくださる体験活動は、北谷小の子供たちにとって素晴らしい成長の機会となっていることを改めて実感しました。

 朝早くから、子供たちのために丁寧に準備をしてくださったおやじの会の皆様、本当にありがとうございました。次の7月の流しそうめん体験でも、またお世話になります。

5月10日(金)できごといろいろ

 ひさびさに、朝から目が覚めるような快晴になりました。今日も、いろいろなことがありました。

 学校用務員の山崎さんは、ものづくり、そして修理・修繕の名人です。プール前の鉄棒とタイヤ跳びの色が落ちてきたことから、昨年度から時間をかけて、きれいにペンキの塗りなおしをしてくれました。

 ご覧の通り、鉄棒とタイヤ跳びがこんなにもきれいになりました!

 子供たちも、「きれいになった!」と喜んで遊んでいます。さすが名人、山崎さん。北谷小の環境がいつもきれいに保たれているのは山崎さんのおかげで、本当にありがたいです。

 午前中は、6年生が埼玉県学力・学習状況調査(以下「県学調」)に取り組みました。お知らせしたように、今年度から県学調はクロームブックでのオンラインテストになります。トラブルが心配されましたが、さすが6年生。スムーズに取り組めていたようです。

 その6年生も含め、午後は運動会練習と、運動会係準備を行いました。さすが高学年、きびきびと動いて、踊りの掛け声も元気いっぱいでした。本番に向かって、仕上がりの順調さを感じました。

 ゴールデンウィーク明け、本当に忙しい日々になりました。週末は、ほんの少しでもリラックスする時間をもって、体を休めてほしいなあと思います。なかなか難しいかもしれませんが(ためいき)。

 さあ、いよいよ来週は運動会ウィークです。仕上げに向かって、一致団結してがんばっていきましょう!

第1回学校運営協議会を開催します

 下記の通り、第1回学校運営協議会を開催します。同協議会は、傍聴が可能です。傍聴を希望される方は、以下の要領でお申し込みください。

【第2回 北谷小学校 学校運営協議会】

 1 日時  令和6年5月14日(火)午前10時00分~午前11時30分

 2 場所  本校1階 図書室

 3 協議等の内容

 (1) 委嘱状の交付

 (2) 教育委員あいつ

 (3) 協議員自己紹介

 (4) 会長及び副会長の選任

 (5) 議事

 (6) 閉会

 

 4 申し込み方法

 〇 以下の用紙「学校運営協議会傍聴許可願」をダウンロードして、プリントアウトしてください。

第3号様式 学校運営協議会傍聴許可願.pdf

 〇 同許可願いに必要事項を記入の上、令和6年5月10日(金)~令和6年5月13日(月)までの期間に、以下の方法で北谷小学校までお届けください。

 (1) 北谷小学校FAX番号に送信をしてください。048-984-5273

    (2) お手数ですが、職員の勤務時間内(8:20~16:50)に、直接北谷小学校 職員室までおもちください。

(子供たちの授業の様子をご覧になる学校運営協議員の皆様 R5.10.27)

4年生埼玉県学力・学習状況調査を行いました

 毎年、児童の学習の成果と課題を明らかにして、指導の改善に生かすたために埼玉県の学力・学習状況調査(以下県学調という)を実施しています。本校は今年度、国語科の学力向上を学校課題としているので、確かな指標として大変価値のある調査となっています。

 今年度から、ペーパーと鉛筆ではなく、クロームブックでの実施になりました。また、昨年度まで4・5・6年同時に実施していましたがサーバーの負担軽減のため、4,5,6年を三日間に分けて実施します。本日は、4年生がはじめてクロームブック上でペーパーフリーのテストに取り組みました。

 クロームブックを充電して、万全の態勢で臨んだ4年生。粘り強く、テストに取り組みました。

 ただ、文字キーボードが表示されないなどのトラブルも数こそ少ないもののあったようです。今年度初めての取り組みとなりますので、トラブルはついて回ることは予想されます。しかし、子供たちはがんばって取り組んでいるので、その実力が正確に反映されるよう指導には細心の注意を払います。

 ここで得られた結果を、国語科の授業研究や指導法改善にしっかり生かしていきたいと思います。明日は5年生、あさっては6年生が挑戦します。クロームブックのご家庭での充電など、ご協力をお願いします。

ゴールデンウィーク明け 運動会練習が本格化します

 ゴールデンウィークも終わり、北谷小は5月18日(土)の春季運動会目指して本格始動に入ります。体育館での高学年練習の様子をお届けします。

 ソーランの練習で、舞台の上で一生懸命模範演技をみせる先生たち。子供たちもそれを見習って、動きを覚えていきます。あとは、心を一つにして、どれほど完成度を高められるかです!5,6年生なら、立派にやり遂げてくれるでしょう。

 力を合わせて一つのことをやり遂げる。そのとき得られる達成感は、子供たちの成長にとってかけがえのない大切な「経験」になります。ただ、表現の練習に参加しているだけなら「体験」ですが、そのことを振り返り、何が大切かを話し合い、次に生かしていけばそれが「経験」になります。その経験が、子供たちを育てていきます。

 ゴールデンウィーク明けで、まだリズムが整わない子もいるでしょう。ストレスを解消しようと、遅い時間までゲームにかじりつく子がいるかもしれません。気持ちはよくわかります。

 でも、1年に一度だけの、子供たちの成長に資する大きな行事です。まだその意味が分からず、「あー、練習やだなー。」という子もたくさんいるでしょう(笑)。学校では、子供たちに運動会の意義と大切さについて伝えていきます。ご家庭でも、子供たちへの励ましのお言葉と、体調管理へのご配意をお願いいたします。

離任式 思い出が育てる優しい心

 本日、離任式を行いました。今年、北谷小を去られた先生方がお見えになり、子供たちからは心を込めて書いたお手紙や、感謝の花束をお渡ししました。

 しっかりした言葉で手紙を読み上げた代表児童たち。受け取った先生方の目にも光るものがみえました。

その後全校で歌った「離任式の歌」。体育館に美しく響きました。

 子供たちがつくったアーチをくぐって退場する先生方。会場から、大きな拍手が送られました。

 子供たちも涙、先生方にも涙。心と心が通い合う胸に迫る行事になりました。

 先生方、ありがとうございました。また、先生方に心を込めてお礼をいえた北谷小の子供たち。みんな、とても立派でした。

  出会いがあれば、別れがあります。でも、その一つ一つが子供たちの胸にかけがえのない大切なものを残し、豊かな心が育っていくのだと思います。

 心温まる、すてきな行事になりました。子供たちが示した優しい心。今後も伸ばしていきたいと思います。