学校ブログ

2024年9月の記事一覧

晴れのち曇り 5年生稲刈り体験

 本日、JAさいかつの皆様のご支援のもと、5年生が稲刈り体験を行いました。まずは、鎌の使い方や、稲の切り取り方について教えていただきました。「ざくっと切ったら、稲をわらで束ねてください。」

  それでは早速、作業開始です!

 ざくっざくっと心地よい音を立てて、稲が刈り取られていきます。子供たちもこの表情!「刈ったどー!」

 作業が終わったあと、コンバインでの刈り取りをみせていただきました。人手の数十倍の速さで刈り取りを行っていくそのすごさに簡単の声が上がりました。「すごい!!」「はや!!」

 その後、質問コーナーを設け、即興で皆様に質問に答えていただきました。「コンバインを運転するのに、免許は必要ですか?」「この田んぼ1枚から、どのぐらいのお米が獲れますか?」いい質問が出たことは、子供たちが稲刈りに興味をもった証拠です。

 

 最後に、お世話になったJAさいかつの皆様に全員でお礼をお伝えしました。「ありがとうございました!」

 およそ30分ほどの作業でしたが、稲刈りの大変さと収穫の喜びをほんの少しだけ、子供たちに味わわせることができたと思います。お米は、大地の恵みと、生産者の方の創意工夫と努力の結晶です。それを理解して、お米に対して尊敬の気持ちをもっていただく。それこそが食育の基本だと考えています。

 それはお米だけではありません。すべての食物がそうだということを子供たちに伝えたいと思います。その貴重な機会となったこの経験をご提供くださったJAさいかつの皆様に心よりお礼を申し上げます。大変ありがとうございました。

 

 

アクアワールドに行ってきました(4年遠足)

 9月27日(金)、4年生が遠足で「アクアワールド大洗水族館」に行ってきました。雨模様の天候でしたが、バスの乗り降りや昼食のタイミングで雨が止み、大きな混乱なく日程を進めることができました。イルカショーでは、アシカとイルカの生態についてクイズを通して学びました。後半のイルカのジャンプでは、大きな水しぶきに大興奮しながら、見事なショーに熱中しました。昼食は海が見える外のスペースで食べました。波の音と潮風が隠し味となり、おうちの方の愛情たっぷりのお弁当をみんな笑顔で美味しくいただきました。水族館の見学はグループ行動で行いました。自分のめあてを「友達との協力」としている子が多く、言葉通り相手を意識して譲り合って行動している姿がとても立派でした。大きな水槽でゆったりと泳ぐ魚たちやかわいいペンギンの姿に歓声が上がっていました。バスの中でも、バスレクを通してクラスの絆を深められました。「クラスの友達とたくさん話せてうれしかった」という声も聞こえてきました。普段の学校生活で育んだ「おちつく力」「つながる力」「やりぬく力」が校外でも発揮でき、達成感という自信からさらに伸ばすことができた遠足でした。これからも自分の目標をに向かって進んでいってくれることでしょう。今後の4年生の活躍に期待が広がります。遠足に向けて色々なご準備をいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

曇り 放課後陸上練習を行っています

 10月8日に、市内のすべての6年生が参加する市内陸上競技会が関小学校で開催されます。大会一か月前の9月9日から練習を始める予定でしたが、先週20日(金)まで猛暑日が続き、運動場での練習ができませんでした。今週初めからようやく気温が下がり練習できる環境が整ったので、火曜日から練習を始めています。

 子供たちはそれぞれの種目に分かれ、短い時間でも練習にがんばって取り組んでいます。

 練習の目的は、よい成績を上げることが主ではありません。まずは、公正に選手を選ぶために複数の職員で対応し記録を正確にとること、そして練習を継続して行うことで競技に慣れさせ、けがや事故を防ぐことです。陸上は互いに競い合い体力向上を図ること、そして成長に資するよい経験にすることが一番の目的です。

 残りの日々は短いですが、子供たちには練習に真摯な姿勢で取り組ませ、本番に臨ませたいと思います。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

了解 6年生 埼玉県 選挙出前講座を行いました

 先週と比べると、嘘のように涼しく、朝は肌寒いと感じるようになりました。季節が二歩も三歩も進んだ感じです。季節の変わり目、体調を崩しやすいのでご家庭でもご配意くださるようお願いいたします。

 2024年は選挙イヤーと言われています。1月に台湾総統選、3月はロシア大統領選挙が行われ、11月にはアメリカ大統領選挙が控えています。日本でも立憲民主党や自民党の総裁選挙が行われ、それぞれ大いに盛り上がりをみせています。そうした流れもあり、本日、県と吉川市の選挙管理委員会の皆様をお招きして、6年生が「出前選挙講座」を行いました。

 まずは選挙管理委員会の大学生ボランティアの方から、選挙に関する説明を受けます。「選挙に行かないということは、政策について何も言わないということです。だから選挙はとても大切です!」選挙クイズも、盛り上がりました。

 メインイベントは、「模擬選挙」です。先生方を候補者に見立てて、選挙演説を聞き、そのうえで実際に投票をするかという体験活動です。候補者になった先生方は、有権者の心に響くよう選挙公約を訴えます。子供たちも、真剣に各候補の演説に耳を傾けました。

 その後、投票用紙をいただき、投票台で候補者名を書き、投票箱に用紙を入れました。用意されたものは、すべて本物!「模擬選挙」とはいえ、本物を使って投票できることは貴重な体験です。いやがおうにも、模擬選挙が盛り上がりました。

 事前に選ばれた子供たちが手伝って、開票作業を行います。この機械も本物。あっという間にカウントするスピードに子供たちから感嘆の声がもれました。こうして選挙の勝者も決まり、1時間の学習が終わりました。最後にお礼をいって、貴重な学習が終了しました。ありがとうございました!

 今、地上波テレビは自民党総裁選挙の話題でもちきりです。直接選挙でないとはいえ、時期総理大臣が選ばれるのですから、視聴者の関心も相当に高いのでしょう。ただ、大切なことは若い人の選挙に関する関心を高めることです。

 選挙という国民が政治に対する意思表示できる機会が保障されていることは、とても幸せなことだと感じます。半面、近年いわゆる権威主義国家の横暴が目立ちます。領空侵犯や領海侵犯を平然と行ったり、ミサイルを頻繁に打ち上げたり、一方的に他国を武力で現状変更しようとしたり。これらの国々の国民は、いかに政府が横暴にふるまっても、政権を退けることができません。子供たちには、このことを改めて伝えることが大切ではないでしょうか。

 私たち国民が投票権によって保障される政治にかかわる力は、微力ではありますが決して無力ではないのです。今日説明していただいたこと。「投票に行かないことは、政治に対して口を閉ざすことになります。」まさにその通りです。今日の体験を学習に結びつけ、民主政治についての理解を深めたいと思います。

 選挙管理委員会の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

曇り おやじの会主催 宿泊体験2日目

 二日目の朝食は、家庭科室で手づくりサンドイッチです。これまた美味しくできて、大満足。

 二日目のメインコンテンツ、風船飛行機飛ばし。誰が一番遠くに飛ばせるか、さあ競争!

 あっという間の二日間、いよいよフィナーレです。全員そろって記念撮影をしたあと、おやじの会の皆様に全員でお礼をいいました。「ありがとうございました!」

 おやじの会の皆様は、このイベントのため、事前に周到な準備をして臨まれました。子供達が楽しんでくれるか、安全に活動できるか、常に気を配ってくださいました。そのおかげで、二日間の運営がとても円滑でした。ボランティアの皆様主催で、ここまでしっかりプログラムが組まれた宿泊体験ができる学校は、他にはないと思います。

 コロナ禍以降、子供達が外に出て直接体験をする機会が非常に減ったといわれています。今、外に出なくてもオンラインゲームで友達と遊ぶことができます。世界とつながることもできます。家から一歩も出なくても、便利で快適な遊びが、常に目の前にあるのです。

 けれど、ドッジボールで汗を流したり、野趣あふれるドラム缶風呂に入ったり、手づくり工作を楽しんだり、朝食や夕食を協力して手づくりしたり、という体験活動こそ、子供達の心と体に成長にとってプラスとなります。仲間と一緒に楽しむこと、工作に手こずりながらも教え合って完成させること、星空を眺めながら(ちょっとできませんでしたが)夜花火を楽しむこと。どれも、子供達の中に眠る本当の力、たくましさを引き出してくれる素晴しい経験になると思います。

 この行事に参加してくれた子供達は、ずっとスマホばかりをいじる人生を送ることはないでしょう。様々な体験を自ら経験して、私たち人間が本来もっているたくましく生きる力を自ら伸ばしていくことでしょう。北谷小にとっておやじの会の皆様が主催してくださる体験活動は、本当に貴重で、北谷小自慢そのものです。

 令和6年度、おやじの会の皆様が主催してくださる行事はこれで終了ですが、また次年度、ぜひ子供達のためにお力添えをいただきたいと思います。本当にありがとうございました。