学校ブログ

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北谷小に日常が戻ってきました

 体感的には昨日より暑く感じられる一日となりました。昨日24日(火)に運動会ができて、よかったかな、と思いました。

 運動会というビッグイベントが終わり、北谷小に日常が戻ってきました。教室の授業の様子です。

 昨日が運動会という一大行事だったということを忘れるぐらい、当たり前の日常がありました。算数や国語の授業にがんばって取り組んでいました。まだ集中しきれない子も、徐々にこれから慣れていくことでしょう。

 一方で、体育館では運動会の名残ともいう光景がありました。運動会の表現の出来具合をチェックしていたのです。

 運動会はもちろん、体育の授業の一環です。それなら当然その成果は教科体育の評価の対象となります。一人一人の踊りが、体育の評価の観点のもとチェックを受けていました。子どもたちにとっては、昨日の大舞台と同じぐらい大変だったかもしれませんね(笑)。

 運動会を終えて、感じたことがあります。運動会はあくまでも、日頃の地道な学習の積み重ねの成果です。重要なことは、運動会というビッグイベントを成功させようと気張るのではなく、日頃から当たり前の日常、ふつうの一日一日を大切にしていくこと。それが成功の秘訣ではないかと思います。

 「大事を成すと欲すれば、まず小事を成せ。」かの上杉鷹山の言葉です。大きな目標をもったのなら、まず、日常の当たり前の一つ一つを丁寧にこなしていくことが重要だ、という意味と捉えます。人生の一大事に邂逅したとき。勝負の場となる会場の門をくぐったとき。勝敗はすでに決しているのかもしれません。

 運動会が終わった今だから、日常の授業を大切にしたいと思います。

令和4年度春季運動会を開催しました

 日中の気温の上昇が心配されましたが、思ったよりからりとした晴天だったので、具合が悪くなった児童は少なく、多くのお子さんが元気に午前中の競技を終えることができました。

 令和4年5月24日(火)、北谷小学校春季運動会を開催しました。

 冒頭を飾ったのは、紅白応援団の力強い応援合戦です。応援団は距離をおいてマスクを着けての声出し応援を行いました。それ以外の児童はマスクを着け、声を出さずペットボトルの鳴り物を使って応援を行いました。両軍とも息のあった応援で、見事なチームワークを見せてくれました。応援団のみなさん、よくがんばりました!

 次に行われた各学年の徒競走です。順位より大切なこと、それは全力で走りぬくことです。それを守り、最後まで全力で走りぬきました。

 低学年の表現、「いろとりどりよりどりみどり」。フラフープを使ったダンスの息がぴったり。動作もかわいらしく、大いに会場を沸かせました。

 令和4年は、沖縄のメモリアルイヤー。中学年の「ちむどんどんするサー!北谷っ子エイサー!」太鼓を使った踊りが力強く爽やかで、今に伝わる沖縄伝統の踊りを見事に表現しました。中学年になると、表現力が飛躍的に向上しますね。

 トリを飾るのは高学年の「心に響け、華麗に舞え!北谷の華144人」。組体操とフラッグによる表現を組み合わせました。最後は見事なチームワークで、フラッグを使った見事なウェーブで踊りを締めました。水色と黄色の鮮やかなフラッグが、会場に鮮やかに映えました。

 いよいよ最後の種目、選抜選手による代表リレーです。どのチームも、全力で走りぬき、見事にバトンをつなぎました。会場の声援も一体となり、ラストを大いに盛り上げました。特に高学年リレーは最後まで手に汗握るデッドヒートとなりました。リレー選手たち、素晴らしい力走をありがとう!

 優勝は紅組、準優勝は白組という結果になりました。

 運動会で勝つことは大切です。価値ある目標です。でも、それがすべてではないと思います。多くのスポーツは、試合終了を「ゲームオーバー」といいます。しかし、ラグビーは「ノーサイド」といいます。試合が終われば、敵も味方もない。そこにいるのは、ラグビーを愛する素晴らしい仲間たちだけだ、という考えです。私はこのラグビーの高貴な精神こそ、子どもたちに学ばせたいと考えます。

 運動会は、日頃の体育の成果を発表する場です。自分たちの努力の成果を、保護者の皆様にご覧いただく貴重な機会です。それなら、過度に勝敗にこだわらせる必要はないと思います。一生懸命走って、たとえ順位は下の方でも、全力で走りぬいてゴールした子は、みな立派で、尊い精神をもっています。賞賛に値する姿勢です。

 そして、勝っても負けても、子どもたちの成長につなげることが大切だと思います。仲間と味方に「戦ってくれてありがとう。」と感謝し、戦いが終わったあとに、以前よりもっと仲良くなれるようにする。それが運動会の教育的価値だと考えます。

 朝早くから会場にお越しいただき、子どもたちに温かいご声援を送ってくださった保護者の皆様。準備・片づけ、会場周辺の安全確保等に献身的なご努力をくださったPTA役員の皆様。今日は本当にありがとうございました。

 

いよいよ春季運動会が明日に迫りました

 本番を控え、本日は最終練習と、運動会準備に追われました。朝の全体練習の様子です。

 開会式練習では、応援団長さんが、本番さながらで、選手宣誓や優勝杯返還を行いました。

 その後は全校児童で本番と同じ形式で応援合戦の練習をしました。両チームとも、熱が入りました。

 お知らせしていたとおり、応援団はマスクをして声を出しますが、全校児童はペットボトルでつくった鳴り物で声を出さないで応援します。声なしで果たして場を盛り上げることができるのか心配しておりましたが、いざやってみるとどうでしょう。応援団の音頭に従ってみんなペットボトルを威勢よく鳴らし、声を出さなくても見事な応援になっています。応援団のみんなのリードがよかったおかげです。応援団のみなさん、素晴らしかったですよ。

 コロナだから実施を見合わせるのではなく、コロナだけれど、やれることを工夫してやろうという姿勢をもてば、子どもたちの活動も変わります。運動会は団結力、チームワークを育てる大切な行事。学習内容が増えて時間が十分にはとれず、以前のようにゆとりをもって練習に取り組めないのはつらいけれど、与えられた時間の中で、先生方も子どもたちも一生懸命動いています。

 明日は、その成果をご覧にいらしてください。どうか宜しくお願いいたします。

運動会の全体応援

 今日も暑い日となりました。21日(土)は、曇りで今のところだいじょうぶそうです。

 朝の時間、各教室で応援練習を行いました。令和4年度は全体応援を行います。応援団は、マスクを付け、声を出します。全校児童は、声を出さず、ペットボトルで「鳴り物」をつくって、ガンガン音をたたいて練習します。

 今日は、各教室で応援団のビデオを流し、それをもとに、教室で応援練習を行いました。もちろん、安全に行えるよう担任が見守りました。

 新型コロナ感染防止で、野外のマスク着用の例外規定は見送られそうです。だからといって、応援がいっさいできないか、といえばそんなことはありません。鳴り物を使った応援でも、紅白それぞれの団の心を一つにすることはできると思います。

 大切なことは、子どもたちの成長に資する、心に残る行事にすること。運動会の応援は、その大事な要素の一つと思います。

 保護者の皆様にはお子さんのペットボトルの用意でご協力をいただき、ありがとうございました。静かなる応援、盛り上げるように子どもたちはがんばっています。

澄み渡る青空に映える高学年表現のフラッグ

 一転、日中の気温が上昇し、初夏を感じさせる陽気となりました。子どもたちも急に暑くなったので大変だったと思います。そんな中でしたが、運動場(校庭)では高学年の児童が組体操の完成目指して、練習に励んでいました。

 青空になびくフラッグのきれいなこと。5年生が水色、6年生が黄色です。ウクライナ国旗を思わせる美しいコントラストです。

 ペアで向き合って、フラッグのコンビネーションで魅せます。

 最後の大技、ビッグウェーブに向けての練習。最高に盛り上がる瞬間目指して、技の完成度を高めていきます。

 暑い中、子どもたちも大変でした。でも6年生にとっては最後の運動会。思い出に残るイベントにしたいものです。

 私も、自分が6年生だったときの表現種目をいまだ覚えています。「宇宙戦艦ヤマト」の壮大なテーマにのった組体操でした。最後の大技、タワーが決まった時、会場からたくさんの拍手を受け、最高の気分でした。小学校の運動会は、忘れられない大切な記憶の1ページとなります。練習は大変だけれど、苦労した分だけ、会場から賞賛の拍手をいただくことができます。がんばってほしいですね。

 でも、連日がんばっていると疲労も蓄積すると思います。保護者の皆様にはご家庭でのケアをお願いできればありがたく存じます。どうか、宜しくお願いいたします。

 北谷小5,6年生、がんばっています。