学校ブログ
子どもたちの作品掲示
17日(金)から授業参観が始まります。各教室は、その準備として子どもたちの力作を掲示しています。ご来校の折は、こちらもご覧ください。
作品の価値は、「うまい」「上手」ではありません。「その子らしさが出ているかどうか」です。たとえ思い通りにいかなくても、がんばってつくった作品にはみな素晴らしい輝きがあります。その子どもの姿勢を見落とさず称賛することが大人の大切な役割だと思います。
短くて申し訳ございません!今はこれが精いっぱい。
雪遊び 身体を動かすことによる免疫力向上とメンタルヘルス
この学校ブログをアップしている日曜日の午前中はとてもいいお天気ですが、10日(金)は午前中から雪が降り出し、午後からは雨になる荒れたお天気になりました。
今、北谷小ではインフルエンザが流行しています。先週は、複数学級を学級閉鎖にさせていただきました。突然にも関わらず、ご協力くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。お仕事などのご都合を付けていただき、申し訳ございませんでした。
しかし、10日(金)の業前と業間休みは、敢えて外遊びをOKにしました。以前、外気温が氷点下だったため、体育朝会を中止にしたことがありました。それなのに今回は「風邪が流行っているのに、子どもたちを外に出したのか?」と思われる方もいらっしゃることと思います。この場をお借りして理由を説明させていただきます。
雪遊びをOKにしたのは、外気温が氷点下には達していなかったこと、雪遊びなら体育朝会と異なり、子どもたちが外に出るかを選択できること、何より子どもたちの免疫力を高めることができるからです。
身体を楽しく動かすと、体温が上がります。すると血行がよくなり、身体のすみずみまで酸素や栄養が届きます。また、血液中の白血球に含まれる免疫細胞が活性化されるため、免疫力が高まります。
また、運動はストレス発散につながります。軽い運動をすると副交感神経が優位になります。ご承知のとおり、副交感神経は身体をリラックスした状態にして血圧を下げます。私たちの身体は交感神経と副交感神経がバランスよく働いて成長に機能します。雪遊びで楽しく身体を動かすことで、身体の機能を高め、免疫力を高め、さらにストレスを発散できるのです。
「雪が降って寒いから外に出るのは禁止」にすると、雪遊びをしたい子どもたちはストレスをためてしまいます。イライラした気持ちは身体にも影響を与え、免疫力を下げることにもつながります。そこで、粉雪が降る状態だった業間休みは雪遊びを許可しました。校内放送では、もし、寒くて不安がある人は外に出ないように伝えました。雪が雨に変わった昼休みは、外遊びを中止にしました。
子どもたちは、それはもう大喜びで遊びました。雪合戦をする子、雪だるまをつくる子、雪の中でおおはしゃぎで走り回る子。学級閉鎖をしていた学級の子どもたちには大変申し訳なかったのですが、みな、寒さなどまるで感じていないように元気に動き回り、存分に遊びました。業間休み終了後の教室は暖房の温度を上げ、身体が冷えないようにしました。
雪遊びをOKにしたのは、楽しく雪遊びをさせることにより子どもたちが本来もっている生命エネルギーを引き出し、免疫力を高め、情緒の安定を図るためでした。そうすることで、心身のよい状態を維持でき、ひいては体調管理にもつながると考えました。ご心配をおかけして申し訳ございませんが、ご理解を賜れば幸いです。
長縄練習がんばっています
明日は、雪になりそうです。お子さんの登校で、足を滑らすことがないようお声掛けいただければ幸いです。
子どもたちは今、なわとび練習に取り組んでいます。中でも、長縄に熱心に取り組む児童が多いです。今日も校庭はとても寒かったのですが、みんながんばってリズムよくなわを跳んでいました。
ながなわでも、多くのことを子どもたちに指導できます。例えば、回し手の重要性です。ながなわは回し手の配慮がとても大切です。「ひっかかった子が悪い」ではなく、「跳ばせてあげる」のです。そして、つっかえた子をいたわること。転んだら「大丈夫?」つっかえても「気にしない!」この、言葉掛けが大切です。
ながなわは、団体競技であることから、団結心を養えます。それは、子どもたちにとってとても大切な「豊かな心」なのです。ながなわでも、体力や敏捷性だけでなく、子どもたちのやさしさを伸ばしていきたいと思います。
小中一貫教育 南中学校との交換授業参観
日に日に、季節が温かくなってきています。ただし、今週末は寒くなるようなので、三寒四温の季節がもう近いかもしれませんね。
本日は、授業を午前中にして、午後、小中一貫教育推進のため、北谷小職員で南中学校の授業参観を行いました。
南中学校の生徒が、授業に集中してがんばっている様子がよくわかりました。また、訪れた本校職員に笑顔で手を振ってくれる生徒さんも多く、うれしく感じた職員も多かったです。
小中一貫教育のねらいはいくつかあります。小・中9か年を見越した教育を連続してスムーズに行うこと、小・中の連携を滑らかにして情報共有を密にして、中一ギャップを予防すること。いろいろありますが、大切なことは小・中互いの教員が相手校の実態をみて、それぞれ児童生徒に付けさせる力のイメージや目標を明確にもち、教育効果を高めることです。
吉川市は、令和5年度も全市的に小・中一貫教育を推進していきます。これからも、南中学校との連携を大切にして、効果的な小中一貫教育の実現を目指していきたいと思います。
4年生福祉教育
朝は相変わらず寒いのですが、日中の気温は高くなり、春を思わせる温かさになりました。
本日3校時、行いました。4年生が総合的な学習の時間で「福祉教育」を講師として、吉川市展示サークルの鈴木様をお招きしました。私(校長)は途中からお話をお聴きしたのですが、このようなことを切々をお話しくださいました。
「・・・目が不自由になり、たくさんの希望が奪われたように思っていました。でも、点字の世界に触れ、指の感触で文字がわかることに感動し、改めて自分の指に感謝しました。
点字図書館で、様々な情報を提供していただきました。また、バードウォッチングやテニス、映画など様々な体験をさせていただいたのです。バードウォッチングで野外に出て、鳥のきれいなさえずりやお花や風の香り、水の匂い、空気が変わるときに感じる匂いなど、世界が広がることに感動しました。映画というと、意外に思われるかもしれませんが、副音声というものがあるので、楽しめます。テニスはボールを転がすのですが・・・・」
実感のこもった、素晴らしいお話でした。目が不自由になったことを嘆くのではなく、逆にそうした境遇になって得た新しい世界や多くの方との絆を大切にして、日々明るく、前向きに生きていらっしゃる様子がいきいきと伝わってきました。鈴木様、貴重なお話をありがとうございました。
私は街中で、白杖をもった方を見かけると、必ず近付いて行って「何かお困りのことはありませんか?」とお声がけをするようにしています。すると、ほとんどの方が「ああ、大丈夫ですよ。ありがとうございます。」と返してくださいます。当たり前のことですが、これができることがとても大切だと思っています。
子どもたちには、世の中には様々な障害をもつ方がいらっしゃって、そのお立場を理解して、自分にできるお手伝いをすることが、人として当たり前のことだということを、この学習をとおして理解してほしいと思います。
もうすぐ節分ですね 鬼コップづくり
今日もものすごい忙しさで、教室を回ることができず申し訳ない限りです。写真は、昨日のものとなります。
1年生の教室をのぞくと、「もうすぐ節分 鬼コップづくり」という授業に取り組んでいました。
「鬼コップをみんなでつくります。つくりかたを説明しますからみなさんしっかり聞いてねー。」「はーい!」「おもしろそー!」「つくりたーい!」
みんな、とてもうれしそうでした。ああそうか、明日は節分なんだな、と思いました。
鬼には外からくる鬼と、内側にひそむ鬼がいますね。宿題をあとでやろうとするめんどくさい鬼、忘れ物が多くなる準備をしたくない鬼、夜遅くまでゲームがしたくなるゲーム鬼。そうした心の鬼を一匹一匹追い出して、よい生活習慣をつくってほしいと思います。もちろん、交通事故や不審者といった外からくる鬼も寄せ付けないようにしないとですね。
明日は節分。ご家族で楽しく豆まきをしていただければと思います。1年生のみんな、楽しい鬼コップができるといいね。
体育朝会(なわとび)を行いました
今朝は、風が吹いていなかったので「あー、寒さもそれほどもないかな」と思ったら、車の外気温計が示した数値は零下三度でした。
実は、先週は体育朝会の実施を見合わせました。理由は二つです。①強い風が吹き、外気温は0度だったものの体感温度はもっと低く、運動をするには困難だったこと ②近隣の学校でインフルエンザ流行の兆しがあったため、予防を考えて
しかし今日は、風がなく日差しがあったことからできると判断し、なわとびを使った体育朝会を実施しました。なたとびを続けると次第に体が温まってくるので、子どもたちも生き生きと練習に取り組みました。
最初は1分間持久跳び、次に学年ごとの課題の跳び方、最後に自分が課題とする跳び方に挑戦しました。1分間跳びでは、途中で引っかかってもよいから跳び続けようと声を掛けています。みんな、1分間跳び続けることを目指してがんばりました。学年ごとの課題の跳び方では、交差跳びや後ろ跳びなどを行っています。いろいろな跳び方を体験することで、体の使い方がどんどん向上するからです。
休み時間、なわとびをもって校庭に出ると、「校長先生ー!あの跳び方のやり方を教えてくださーい!」とか、「二重跳び教えてくださーい!」「この跳び方みてくださーい!」とたくさん声を掛けられます。みんなやる気満々で、とてもうれしくなります。
なわとびは、およそすべてのスポーツの準備運動で取り入れられている非常に優れた運動です。持久力、体力、跳躍力などを高めることができます。運動の軸となる下半身の強化に大きな役割を果たします。狭いスペースでもできるので、事故等の心配もありません。八村 塁選手の活躍が目覚ましいNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)の選手たちのあの驚異的なジャンプ力も、なわとびで身に着けた部分が大きいといわれています。さらに持久力に加えて敏捷性が高まるため、例えば危険なものが近付いてきても、すっと身をかわすことができます。なわとびはまさに、気軽に行えて効果が高い、いいことづくめの運動なのです。
私の自宅前は公園になっていますが、よく親子で二重跳びの練習をされている方がいらっしゃいます。とても微笑ましい光景です。お子さんがもし、おうちでもなわとびを練習していたら、素晴らしい向上心なので、ぜひお声掛けをされて、可能なら一緒になわとびの練習を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
2月のオンライン全校朝会
ここのところ、あまりの忙しさにホームページ更新もままならないままで申し訳ございません。
今日はオンライン朝会を行いました。校長講話は2つ。一つは先日、学校栄養職員の小野先生からいただいた3年生の食育指導のお話がとてもよかったので、全校児童に伝えました。もう一つは、「イライラしたとき、どうするか」です。私はこんなお話をしました。
「イライラすると、難しいことばでいうと、血圧が上がったり血流がよくなくなったりして、体の調子が悪くなります。でも、どうしてもイライラしてしまうことがありますよね。友達に、いやなことをいわれたとき。先生に注意されたとき。ドッジボールなどのゲームで負けて、相手があおるような態度をとったとき。そんなとき、イライラを鎮める方法の一つが「許すこと」です。
校長先生の知り合いに、インターネットで商品を売っているAさんという人がいます。
ある人から注文が入ったので、さっそく品物を送って代金を振り込むようお願いしました。ところが、品物を送っても代金が振り込まれません。何度かメールで催促したのですが、返事がありませんでした。Aさんは「いやなお客さんだ。」とイライラしていました。でも、あるときAさんは気付いたといいます。
「自分は、品物を送って相手に喜んでもらうこの仕事が大好きだ。この仕事に就いているだけで幸せなんだ。」
そこでAさんは次のようなメールを送ったそうです。「代金をまだいただいていませんが、その商品は差し上げます。気に入っていただけると嬉しいです。ご利用ありがとうございました。」このメールを送ると、とてもすっきりした気持ちになったそうです。そして、うれしいことに翌日、その人から代金が振り込まれたそうです。
Aさんは、いわばお客さんとけんかをしていたわけです。もちろん、悪いのはお客さんです。でもAさんはあえて相手を許したことで、よい結果が得られたのですね。」
例えば、ドッジボールで負けてしまって、相手があおるような態度をとったとき。「ああ、自分も勝ったときはうれしいよな。ああいうポーズをとることもあったけれど、あれは相手にとってはよくないんだ。自分は今度から気を付けよっと。」そのような、次の行動の改善につながるような考え方ができれば、それが一番よいのです。
「春風を以って人に接し、秋霜を以って自ら慎む。」吉田松陰の言葉です。春風のように優しい態度で人に接し、秋の霜のような厳しい姿勢で、自らをただす。「自分に厳しく、人に優しく。」生きる上で大切な考え方です。そして人間関係は、「許す」ことから始まります。それができれば、人生がずっと楽になると思います。
3年生食育指導を行いました
今日も、昨日に引き続き、とても寒い朝になりました。午前7時30分の段階で、運動場の外気温がマイナス4度だったため、今日も体育朝会の実施は見合わせました。自主的に運動場を走る子については、寒さに十分気を付けるよう指導したうえでOKにしました。また、気温の上昇が見込まれたので、その後の外体育もOKにしました。
本日は、3年生の教室で、学校栄養職員の小野先生をお招きして、食育指導を行いました。内容は、朝ごはんの大切さについてです。
「みなさん、朝ごはんを食べると、三つのスイッチが入ります。それは、頭・体・おなかです。では、そのスイッチを一つ一つ、見ていきましょう。」
「頭のスイッチが入るとは、朝食は、脳にパワーを与えるということです。」
「体のスイッチが入るとは、朝食が体にパワーを与えるということです。」
「おなかのスイッチ入るとは、朝食をとることで排便がしやすくなり、おなかがすっきりするということです。」
小野先生は、3年生にわかりやすく説明をしていってくださいました。
「朝食を食べないと、力が出ないですね。食べることで、たくさんスイッチが入って、一日元気に過ごせるということですよ。朝は余裕をもって起きて、落ち着いて朝食をとれば、心と体にとてもいいのですよ。みなさん、朝ごはんの大切さ、わかりましたか?」「はい!」
「では次に、朝食について考えたことを書いてみましょう。」「はーい!」
子どもたちは、学習してわかったことを思い思いにワークシートに書き込んでいきました。
「朝ごはんを食べると、いろんなスイッチが入って体にいいんだな、ということがわかりました。」
「あさねぼうをすると、朝ごはんをゆっくり食べられないので、ちょっと早く起きたいなと思います。」
みんな、よい意見をしっかり書いていました。
今日の授業をとおして、子どもたちに改めて望ましい生活習慣の大切さを知らせることができました。
脳も体も、活動するにはエネルギー供給がとても大切です。冬の朝はとても寒いですが、毎日決まった時間に起きて、余裕をもって朝食をとると、活力がみなぎり、一日元気に過ごすことできることを子どもたちはしっかり学びました。保護者の皆様には、お手数をいただきますが、これからも子どもたちの元気な一日のために朝食のご準備をお願いできれば幸いです。宜しくお願いいたします。
小野先生、今日はためになる授業を大変ありがとうございました。
とても寒い一日でした
10年に一度の寒気団の名は、だてではありませんでした。とにかく「寒い!」の一言だった今日。子どもたちの様子をお届けします。
風は強かったものの、お天気はよかったしグランドコンディションもよかったので、業間休みは遊べました。ところが運動場に出た子どもたちは寒風にさらされてびっくり。「うわ、さむ!!」「きゃー、寒-い!!」
このときの外気温は0度。さらに風が吹き、体感温度はおそらくマイナス3~4度だったと思います。
それでもみんな、元気に遊んでいました。まさに、子どもは風の子!たくましいですね。
おやじの会の皆様が精魂込めてつくってくださったビオトープ。今日は、分厚い氷の収穫場となりました。
「校長先生ー!みてくださーい!こんなに厚い氷が張ってまーす!」
その厚さ、およそ2センチ。かつてないほどの分厚さでした。みんな、大きな氷にびっくり!!
そんな寒い中でしたが、今日は一斉下校を行いました。昨日、県内の高校に届いた不審なファックスがその理由です。
さようならー!車と不審者に、気を付けてね!「はい、さよーならー!」みんな、集団で安全に気を付けて下校していきました。
それでも朝、路面凍結などがなく子どもたちのけががなくて幸いでした。また、愉快犯でしょうか、物騒な予告についても実被害は今のところ出ていなさそうです。でも、冬将軍は本領発揮、まさに冬真っ只中の一日でした。明日は少し寒さが和らぎそうですが、子どもたちがご家庭でも体を冷やさないよう、ご配意いただければ幸いです。また、北谷小ホームページをごらんの保護者・地域の皆様も、どうかご自愛ください。まだちょっと、真冬の寒さは続きそうです。
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