学校ブログ

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避難訓練・引き渡し訓練を行いました

 先週金曜日、2日(金)の下校ではご心配をおかけしました。職員が分担して、各コースで安全に集団下校をさせましたが、濡れてしまったお子さんも多かったと思います。申し訳ございませんでした。

 本日、避難訓練・引き渡し訓練を行いました。子供たちは避難訓練の放送をよく聞いて、「お・か・し・も・ち」の約束を守り、安全に落ち着いて運動場の本部に避難することができました。

 その後引き渡し訓練を実施しました。保護者の皆様にはご多用の中ご協力いただきありがとうございました。おかげで引き渡しをスムーズに行うことができました。

 先週の大雨による道路冠水、5月に千葉県、石川県で起きた震度5弱の地震、隣国から発射されるミサイルなど対応しなくてはいけない災害が多くあります。その都度、保護者の皆様のご理解とご協力のもと子供たちを安全に避難させることが重要となってきます。

 そのためにも、本日の引き渡し訓練はとても貴重な機会となりました。保護者の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

教育実習生研究授業

 午後からは風雨が強くなりました。下校でご心配をおかけして申し訳ございませんでした。

 今週5月29日(月)から1週間、栄養教諭の教育実習生として2年生の教室に入っていた篠原さんが、研究授業を行いました。題材は「梅干し」。季節にぴったりの食材です。

 「今日は、梅干しについて勉強します。みなさん、食べたことありますか。」

「本物を配るよー。手に取ってみてみてね。」「わーい!」「いいにおいー。」

「気付いたことをワークシートに書いてね。」

「みなさん、たくさんの気付きをありがとう。いい意見がたくさん出ましたね。」

「梅干しは、食品が悪くなるのを防いだり、熱中症を防いでくれたりする素晴らしい食品です。ぜひ、食べてみてね。」「はーい!」

 よく研究されたとてもよい授業でした。子供たちも、梅干しの優れた性質をよく理解できて、興味をもちました。

篠原さんは、栄養教諭の実習の一部として、毎回給食を食べる前にしっかり下調べをして、子供たちにその食品のよさを知らせました。そのおかげで、給食を食べるのをためらっていた子が、「食べられた!」と喜んでいました。

これこそ、食育を行うことの価値だと思います。

 1週間という短い期間でしたが、子供たちにとっても、素晴らしい学びの機会となりました。篠原さん、お疲れ様。そして本当にありがとう。夢がかなうことを応援していますよ。

教職員 デジタルシチズンシップ研修を行いました

 今日は業間・昼休みに運動場で遊ぶことができましたが、明日は台風の接近と梅雨前線の影響で一日雨になりそうです。風雨も強くなりそうなので、傘の持ち方など、ご家庭でもお声がけくださると幸いです。よろしくお願いいたします。

 放課後、吉川市教育委員会特任教育支援員 大西 久雄先生をお招きしてデジタルシチズンシップ研修を行いました。「フィルターバブル」「エコーチェンバー」「マイクロターゲッティング」等、ICTの生活への浸透に伴い生じる事象を調べ、報告しあうという内容です。大西先生のご指導のもと、職員一同、熱心に研修に取り組みました。

 短い時間でしたが、とても有意義な研修となりました。

 生成AIの利活用について、社会全体の共通ルールをつくる必要性が高まりました。chatGPTなどを使用すれば、読書感想文や高校・大学のレポートなどが簡単につくれてしまう時代になりました。しかし、そうかといって、それらを禁止し、子供たちから遠ざけるべきではありません。Society5.0といわれる現代社会において、ICTの望ましい利活用なくして、社会の構成員になることはできないからです。

 私たち大人も、子供たちにICTの望ましい使い方について教えるだけの知識と技能を蓄えておく必要があります。今日の研修成果を生かして、ICT教育の推進に努めてまいりたいと思います。

 大西先生、有意義な研修を大変ありがとうございました。

 

5,6年生 プール清掃

 朝方雨が降っていましたが、すぐに止み、予定していたプール清掃を行うことができました。

 2校時は5年生、5校時は6年生がプール清掃でがんばってくれました!写真は2校時の5年生の様子です。6年生のときは私も一緒に行ったのですが作業が佳境に入り、写真撮影ができませんでした。6年生のみなさん、ごめんね。

 5年生も6年生も、協力してとてもよくがんばってくれました。おかげで、6月12日以降の水泳学習がスムーズに行えそうです。

 このように「全校児童のみんなのためにがんばったんだ」という自負は、高学年らしい自覚と責任感をはぐくみます。「責任ある立場は、人を育てる」です。プール開きの校長講話では、5,6年生ががんばってくれたことを全校児童に余すことなく伝えたいと思います。

 みんな、よくがんばってくれました。ありがとう!

 

 

 

2年生 食育指導 みっつの国の食べ物 どれがいいのかな?

 このまま梅雨に入りそうな雨模様が続きましたが、午後からは晴れてむしろ気温が上がり、蒸し暑く感じました。

 栄養教諭の小野 由紀菜先生にお越しいただき、2年生で食育指導を行いました。

 「さあ、これから給食についての授業を始めます。給食を残さないで食べたことのある人ー!」「はーい!!」

 さあ、小野先生の役割演技が始まりました。「みなさん、給食をいつもおいしく食べてくれてありがとう!じゃあ、今日の授業を始めます。」小野先生が、ペープサートを取り出します。

「それでは、給食についてのお話をしよう。わしは、三つの国を治める王様じゃ。わしの国には、「きの国」「あかの国」「みどりの国」がある。それぞれの国には、豊かな実りがあり、おいしい食べ物にあふれておる。今日は、どのくにの食べ物がいちばんおいしく、からだによいか決めようではないか。」

「あははは!」「おもしろーい!」

「今、それぞれの国をおさめるあるじに報告をしてもらった。「きの国」はお米やうどんが食べられる。そこに住む人はみな元気だが、おなかの中がすっきりしない。「あかの国」はお肉や魚、納豆が食べられて、牛乳も飲み放題じゃ。でも、体力が今一つ続かない。「みどりの国」は、野菜や果物が豊富に食べられる。おなかの中はとてもすっきりしているのじゃが、体力も続かず、骨や筋肉も今一つ強くないようじゃ。いったいどうすればいいかのう。皆の者、会議をしてどうすればいいか考えるのじゃ!!」

「王様が皆さんに会議をしてほしいとおっしゃっています。周りの人と、会議をして、どうしたらよいか話し合ってみてくださーい!」

「やったー!!」

「自分の国のものだけじゃなく、ほかの国の食べて物も食べればいい!」

「三角食べをすればいいです。」

「そっか!三角食べをよく知ってたね!」

「みんなからいい考えがたくさん出ました。自分の国のものだけじゃなくて、三つの国の食べ物を合わせて食べるといいんだね。いい考えです!それでは、今日の給食のメニューが書いてあるプリントを配ります。みんなで、それぞれの食べ物がどの国のものか、考えてみましょう!」

「やったー!!」

 とても楽しく、あっという間の1時間でした。子供たちは小野先生、大槻先生、そして教育実習生の篠原さんの演技をみながら、食事のバランスについて楽しく考えることができました。きっと、この先もバランスのよい食事をとろうと心がけてくれるでしょう。

 コンビニエンスストアやデリバリーサービスを利用すれば、好きなメニューを好きなだけ食べられます。好きな食べ物だけを食べて、苦手なものは食べなくても、生きてゆけます。そのような豊かな食生活が遅れる現代社会だからこそ、自らバランスのよい食事をとることの大切さを、小学校のうちから十分理解しておくことが大切です。小野先生の授業のおかげで、2年生はそのことを、楽しく学ぶことができました。

 今後も、総合的な学習の時間で、食育に係る授業を継続して行ってまいります。そして、食と健康の大切さ、環境の保全等についても学ばせていきたいと思います。

 小野先生、楽しい授業をありがとうございました。