学校ブログ
一年生図工「いろいろならべて」
これで三週連続で月曜日の朝は雨。西日本では梅雨入りした地域もあり、いよいよ長雨の季節かな?と思います。
全校朝会を行いました。子供たちのきちんと聴く姿勢がとてもしっかりしていました。
今日のお話は、ゾウとキリンのお話です。ゾウは長い鼻と大きな耳で敵の接近を感知します。そのかわり、目が弱い。キリンは、長い首と優れた視力で、遠くから接近してくる敵を見分けます。その代わり、耳と鼻は弱いのです。サバンナでは、ゾウはキリンと一緒にいることが多いといわれています。それは互いの能力を生かして補い合い、肉食獣から身を守っているからです。
子供たちも同じです。得意なことと、苦手なことがあっていい。その得意なことを生かして、助け合って互いを高め合うことが大切なのです。
これまでは運動会で、団体としての協力する姿勢、団結心を伸ばしてきました。これからは、じっくり一人一人の長所を伸ばす時期となります。そのために、ゾウとキリンのことを例に子供たちに話しました。得意なことと苦手なことがあってよい。その得意なことを伸ばしていくことが、将来の成功への近道だと思います。
一年生が体育館で図工「いろいろならべて」という単元に取り組みました。ペットボトルキャップを使って、自由に並べて想像力豊かな作品をつくります。その楽しそうなこと!その様子を、少しだけお伝えします。
さあ、体育館はペットボトルキャップの海と化しました。
子供たちは想像力を存分に生かして、ペットボトルを並べて作品をつくります。
「道ができた!」「これ、車でーす!」いいね~!みんなイメージ豊かだ!
さあ、作品をつくり終わったら、みんなで協力してお片付けをがんばりましょう。
みんな本当に楽しそうにペットボトルキャップを並べて、様々な形をつくりあげていました。子供たちの想像力は本当にすごいと思います。その柔軟な発想に驚かされます。こうした授業を通して子供たちの発想力を育て、図工の楽しく豊かな作品づくりにつなげていきたいと思います。
救命講習を行いました
6月12日(月)にプール開きを予定しています。令和5年度も、水泳指導の時期が近付いてきました。
それに先立ち、吉川消防署南分署の皆様をお招きして、救命講習を行いました。内容は、心臓マッサージとAEDの使用方法です。
南分署からは、3名の消防士の方がいらっしゃいました。「宜しくお願いいたします。」
「心臓マッサージは、このように自分の体重がかかるように胸部を圧迫してください。」
「では先生方もお願いします。」「1,2,3・・・」「いいですね。それで大丈夫です。」
「次はAEDを使用します。AEDが自動でガイダンスメッセージを流すので、それに従って手順を進めてください。」
短い時間でしたが、充実した内容となりました。「ありがとうございました。」
水泳の授業で事故が起きる確率は非常に低いことが知られています。しかし一度起きると、命に係わる事故となるので、水泳の授業には不安が伴うのです。そのため、職員は水泳指導の前には必ず救命講習を行います。
救命講習では、消防士の方に心臓マッサージやAEDの使用法を教えていただきます。それぞれ正しい手順がありますが、プロの消防士の方でも、実際にその現場に遭遇すると、日ごろの訓練がすべて吹っ飛んでしまうそうです。それでも消防士の方は、口をそろえてこうおっしゃいます。
「たとえ手順がわからなくても、誤った手順でも、尻込みして何もしないより、救命を行ったほうが、はるかに生存率が高くなるのです。」
その通りなのでしょう。定期的に救命訓練を行う必要があるのは、そこに理由があります。
水泳指導を行う際は、保護者の皆様のご協力をいただきながら、事故が起きないよう細心の注意を払ってお子さんの安全を守りたいと思います。そのために、今日の講習をしっかりと水泳指導のバックボーンにしたいと思います。
南分署の皆様、本日は大変ありがとうございました。
校内硬筆展覧会を行いました 美しい文字を書くことの喜び
本日、校内硬筆展の二日目を行いました。写真は、5年生の様子です。
どの子も真剣に、練習帳に向き合っている様子をお判りいただけるかと思います。みんな集中して、最後までよくがんばりました。
子供たちは硬筆展が終わった後、よくこんなセリフを口にします。
「どうせ金賞はとれない。」
「うまく書けなかった。」
でも、それでよいと思います。硬筆展は金賞をとるために行うのではありません。美しい文字を書くために練習をするのです。
硬筆展が終わっても、その練習の成果を日ごろのノートや漢字練習に生かすことが大切です。ノートがきれいな子は学力が高いことはよく知られています。でも、学力向上のために練習する、というのもちょっと違います。美しい文字を書くこと自体、素晴らしい喜びだと思うのです。
「うまく書けなかった」という子は、それだけ伸びしろがあるということです。うまく書けない字をピックアップして、もう一度硬筆の学習に戻り、正しい書き方をできる範囲でちょっとずつ練習すること。それを繰り返すだけで、文字は上達します。
自分と他人を比べない。子育ての基本です。貼り出した作品を誰かと比べる必要なんかありません。私は自分の文字の少しずつの上達を喜ぶ気持ちがあればそれで十分だと思います。その喜びを子供たちに味わってほしいと思います。
作品は、個人面談のときに保護者の皆様にご覧いただけると思います。そして、子供たち自身の、過去の作品と比べてその進歩をほめていただければと思います。
五年生田植え体験 田植えっておもしろい。農家の人ってすごい!
昨日とは打って変わって、さわやかな青空が広がり、気持ちのよい好天となりました。
五年生が、JAさいかつのスタッフの皆様と、農業ボランティアの皆様のご協力のもと、田植え体験を行いました。
熱中症指数は「安全」。準備も整えて、さあ田植え体験開始です。
はじめに田植え機のデモンストレーションをみせていただきました。「すごい!」「速い!」子供たちから思わず出た言葉が「農家の人って、すごい!」
農業指導者の方に、田植えのやり方を教えていただきました。「なえは、根本から切り離して3~5本を植えてください。」「はい!」子供たちはご説明の一つ一つに、きちんと返事をしていました。
さあ、いよいよ田んぼの中に入ります。「冷たい!」「気持ちいい!」最高のお天気が、子供たちの作業を支えてくれました。ここで足をとられて転倒する子もいるのですが、担任の先生や農業ボランティアの方のお話をきちんと聞いて、ゆっくり進んだため、転んだ子がいなかったことにも感心しました。
徐々に慣れ、田植え作業も調子に乗ってきました。「田植え、おもしろい!!」思わず、そんな言葉があちこちから聞こえてきました。
なえがなくなったら、スタッフの方にいただきます。「ありがとうございます!」お礼もよく言えました!
作業は予定通り、およそ1時間で終了しました。最後に、お世話になったスタッフの皆様にお礼をいいました。
「今日は、本当にありがとうございました!」
スタッフの方ともすっかり打ち解けて仲良くなり、みんな笑顔で田植え会場を後にしました。
「ありがとうございました!」「さようならー。」
転んだ子も、気分が悪くなった子もなく、楽しく作業をさせていただくことができました。スタッフの皆様にお礼をお伝えすると、こんなことを話してくださいました。
「ぜひ、お子さんが食べている学校給食は、吉川市のお米だということを伝えてください。」
食の形態が、どんどん変化してきています。家族が不在でひとりで食事をする「孤食」、「外食」に対して、ケータリングサービスで配達されたものを家で食べる「中食」。コンビニやスーパーにいけば、豊富でおいしい食材を、いつでも自由に食べることができます。
でも、その食材一つ一つに込められた生産者の方の思いや苦労、そして食材を生み出した自然の恵みに思いを馳せることがあるでしょうか。いいえ、食事が運ばれてきたら、「いただきます」も言わずに無言で口に運ぶ機会が多くなっているのではないでしょうか。
私たちがいただく食材一つ一つには、自然の恵みと、生産者の方の想いが込められているのです。それを知らせ、自然への尊崇の気持ちをもち、生産者の方への感謝の気持ちをもたせることが、食育の第一歩だと思います。
吉川市の皆さんに、おいしいお米を食べてもらいたい。それこそが、生産者の皆様の願いだと思います。そのため、農業に従事される皆様は、日々大切にお米や野菜などを育てていらっしゃると思います。今日の田植え体験は、その思いやお米づくりの苦労や努力のほんの一部を、子供たちに知らせることができたと思います。
5年生はこれから総合的な学習の時間に、お米について感じた疑問について丁寧に調べていきます。そうした学習が、子供たちの食に対する意識を変えていきます。「いただきます」は、自然や生産者、調理してくださった方への感謝の言葉です。それが、本当の意味をもった言葉になりますように。
JAさいかつの皆様、農業ボランティアの皆様、貴重な学習の機会をいただき、本当にありがとうございました。
六年生調理実習 みんなでつくって食べるとおいしいね!
運動会から二日間明け、今日からまた授業を再開します。出鼻をくじくような雨でしたが、子供たちはしっかり学習に取り組んでいました。
6年生が調理実習に取り組みました。つくったのは三食野菜炒め。さあ、実習のスタートです。
さあ、各グループとも、材料や調理器具はいきわたりましたか?
ニンジン、キャベツ、ピーマンを切っていきます。包丁をもつ反対の手の、「猫の手」はだいじょうぶ?
子供たちは慎重に慎重に、野菜を切っていきます。先生が見守ります。
さあー野菜炒めができました!これから試食!いぇーい。
うっそ!おいしい!野菜を切って、サラダ油でいためて、塩コショウで味付けをしただけ。でも子供たちは「すっごくおいしい!!」と大感激!
各グループとも、大満足でした。「ごちそうさまでした!」
みんなよくできました!さあ、片付けをしっかり行いましょう。
子供たちの「おいしい!」「うまーい!」の笑顔がとにかく印象的でした。
飽食の時代、お金を出せば、おいしいものはいくらでも食べられます。でも、今日子供たちがつくった「ふつうの」野菜炒めは、とって最上のおいしさに感じられたようです。自分たちでつくったものを、家族や仲間みんなで食卓を囲んで食べるというのは、本来の望ましい食事の在り方なのでしょう。
私自身、小学生のとき家庭科でつくったサラダがおいしくて、自宅でつくって家族に振舞った覚えがあります。6年生には、ぜひおうちでも野菜炒めづくりに挑戦して、ご家族を喜ばせてほしいと思います。
6年生、よくできました!
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