学校ブログ

学校ブログ

5年生田植え体験 お米に尊敬と感謝を

 予報をみると台風1号の接近に伴いこれから崩れるとのことです。5年生の田植え体験を午前10時から開始予定で、開催が危ぶまれましたがJAさいかつの皆様のご協力のもと、幸いにも曇天のもと行うことができました。

 会場に到着。JAさいかつの皆様と農業ボランティアの皆様が準備をして待っていてくださいました。「宜しくお願いします!」

 準備していただいた田のあぜ道に広がります。

「はい、それでは田に入ってー!」「わー!!」「きゃー!!」はじめて足を踏み入れる泥の感覚。子供たちからは悲鳴が上がります。

 「はい、それでは手元の苗を3~4本ちぎって、田植えをしてください!」「え?これでいいの?」「わかんない~。」子供たちは最初はおっかなびっくりでした。

 農業ボランティアの方が、水糸を張ってくださいます。「水糸の手前に、苗を植えていってください。」

 最初はおっかなびっくりだった子供たちも、次第に慣れて作業が早くなってきました。「おお、いいね。みんな、上手になってきた。」

 雨が降ってくるかもしれないので、作業は短めに終えました。「はい、よくがんばりました。それでは、作業はここまでにしましょう!」「えー」「もうちょっとやりたい。」

 まだ、お天気が大丈夫そうだったので、田植え機のデモンストレーションを見せていただきました。

「すごい!」「早い!」

 無事、作業を終えることができました。「お世話になりました。ありがとうございました!」

 子供たちは大変だったと思います。でも、その大変さを味わってほしかったのです。

 お米は、毎日食卓に運ばれてきています。でも、そこに至るまで、いかに多くの過程を得てきたか。生産者の皆様が、お米にどのような思いをもって、つくっておられるのか。そして、今日子供たちが戸惑った田の泥。そこに、お米を育てる命の恵みが含まれているということ。それらを知ることで、お米という日本人にとって大切な食材に、尊敬と感謝の気持ちをもてると考えます。

 私たちは食事で多くの命の恵みをいただいています。だからこそ、食べ物は絶対に粗末にしてはいけない。すべての食材と、生産者の方の努力と、そして大地の恵みに尊敬と感謝の気持ちをもつこと。それが、食育の基本であり、豊かな心を築く土台と考えます。

 本日、JAさいかつの皆様のご尽力により、子供たちは素晴らしい体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。秋には、稲刈り体験でお世話になります。宜しくお願いいたします。

 

 

 

ドローン撮影 暑かったけれどがんばりました

 今日も、日中の最高気温は7月並みになるということで、暑さを警戒しながらのドローン撮影となりました。本日撮った写真や動画を、記念グッズにしたり、11月9日の記念式典に上映する予定です。撮影担当の方は、朝の6時30分より校庭のラインをひいて準備を進めてくださいました。

 さあ、いよいよドローン出動です。

 「わー、ドローンだー!」子供たちから歓声が上がりました。ドローンは手を振る子供たちの上を、涼しい顔をして通り抜けていきます。

 航空写真は、セスナで撮影します。さあ、セスナ到着まで北谷小の校章に「カラーエプロン」を着けて並びました。

 撮影の瞬間は、エプロンを広げます。さあ、準備はいいですか?はい、今写真を撮ってまーす。エプロンを用意して!

 ドローンで動画撮影中!みんな元気に手を振ります。

 その後、体育館でクラス写真を撮影しました。こちらの写真は、オンライン販売する予定です。これで写真撮影は終了。お疲れ様でした!

 この撮影日を決めたのは、令和5年度の3学期でした。まだまだ先、と思っていたら、あっという間にこの日が来てしまいました。11月9日(土)の記念式典は子供たちの思い出に残るイベントにしたいと思っています。まだまだ先、と思っていてもきっとその日があっという間に来てしまうのでしょう。準備をがんばらねば。

 暑い中の撮影、みんなよくがんばりました!出来上がりの写真や動画を、お楽しみに!

 

校内硬筆展を行いました

 本日、各学級で校内硬筆展覧会を行いました。子供たちはこれまでの書写の時間や家庭学習での練習の成果を生かして本番に臨みました。すべてのクラスではありませんが、その様子を一部、ご覧ください。

 どの学級でも、作品制作に真剣に取り組んでいる様子がお分かりになるかと思います。みんなよくがんばりましたね。

 硬筆展で大事なことは、金賞などの賞を受けることだけではありません。練習の成果を生かして、日ごろのノートの字を丁寧に書くことです。美しい字を書くことは、喜びにつながります。ノートがきれいな子は学力も高いのは、証明されています。逆に言えば、ノートをきれいに書けば、学習が楽しくなり学力も向上するということですね。それこそ、きれいな字を書く練習を行うことの本質です。子供たちには、声掛けをしていきたいと思います。

 作品は、6月28日(金)の授業参観まで廊下に展示します。授業参観にお寄りの際は、ぜひご覧になって、子供たちのがんばりをねぎらっていただければと思います。

 

1年生 クロームブック練習中!

 運動会明け2日目、日常が戻ってきました。

1年生がクロームブックの使い方について練習しています。協働学習ツール「オクリンク」や授業支援ソフト「ムーブノート」は現代の授業では欠かせないアプリとなっています。今日は、市教委のICT支援員の方を講師にお招きして、それぞれのアプリの使い方について練習しました。

 「さあ、画面をみてね。この画面と同じ画面になりましたか?」

「なりましたー!」「はい、よくできました。じゃあ、これから、立花先生からメッセージを送りまーす。更新ボタンをクリックしてね。このうずまきマークだよ。」

「え、どれどれ?」「さあ、探せるかなー?」「先生、これですか?」「そう、これこれ!」

 「できたー!」「先生からメッセージ、きたー!」

 「はい、画面に注目。次に、リンクを送るので、それを開いてみてください。」

「できましたー!」

 1年生の飲み込みは早く、すぐに吸収してしまいます。その学習能力は、大人よりもずっと高いと思います。

 かつてコンピュータというと、「コンピュータ室」に置かれていて、普段はカギがかかっていました。理科や社会、総合的な学習等でコンピュータを使うとき、学級で移動して先生がカギを開け、そこからウインドウズの起動。ところが、当時のウインドウズは軌道が激遅で、立ち上がるまで10分近くかかり、やっとPCが使えるようになるのは、授業開始後20分というところでした。それでは、意味がないのです。PCは、ノートや鉛筆と同じ、普段使いに使えることがとても大切です。

 今ではGIGAスクール構想により一人一台配備されていて、ノートや鉛筆と同じ感覚で使うことができます。また、協働学習でクロームブックは真価を発揮します。課題について児童が各自考えたことを一覧にして表示し、同じオンラインボードに考えを書き込み、考えを深めることができます。さらに、物理的に距離が離れていてもその学習が可能です。協働学習アプリは、従来の学習のスタイルを大きく変える、画期的な学習ツールです。

 タブレット端末が進化し、普及してやっと学習に便利に使えるようになりました。子供たちにはタブレット端末の光と影の部分をしっかり教えて、自らの学習を深化・充実するためのツールにしてほしいと思います。

 1年生、よくがんばりました!これからも、クロームブックを便利に使えるよう練習していきましょう。

6年生調理実習 野菜炒め最高!

 運動会も終わり、北谷小に日常が戻ってきました。6年生が、家庭科の調理実習を行いました。今回の実習課題は野菜炒めづくりです。

 さあ、手際よく調理を進めました。いよいよ、試食タイムです。

 さあ試食!いただきまーす。うまくできたかな。

 「おいしい!」「野菜が甘い!」「ピーマン、食べられた!」「にんじんおいしい!」

 みんな、野菜炒めに大満足でした!片付けもがんばりましょう。

 子供たちがつくったのは、特別な調味料や材料を使ったわけでもない、スタンダードな野菜炒めです。でも、自分たちで材料から切って炒めて味付けをした一皿は、最高においしかったようです。

 現代社会は、朝起きてから夜寝るまで、だれとも一言も口をきかなくても済む「超コンビニ社会」といわれています。食事が必要なら、スマホを使えば簡単にデリバリーを受けることができます。運ばれてくる料理は、名店のおすすめメニューで、できたて料理はそれはそれはおいしいことでしょう。

 でも、今日子供たちがつくった野菜炒めは、それらの料理より絶対においしいと断言できます。学級の仲間とわいわいがやがやと楽しく、そして一生懸命つくったのですから。

 便利な社会は、快適で過ごしやすいものです。しかし、そこから零れ落ちるかけがえのない喜びがたくさんあります。不便、面倒、大変。その中にこそ、子供たちの心を育てる大切なものがあるような気がしてなりません。

 笑顔で会話を弾ませながら試食する6年生をみて、改めてそう思いました。