学校ブログ

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花丸 教育支援担当訪問を行いました

 諸事情により、2日遅れのアップになります。

 12月6日(金)、東部教育事務所、吉川市教育委員会の指導者の先生方をお招きして、国語科の指導方法改善の全校研修を行いました。2,3時間目は各学級が公開授業を行い、研究授業は4時間目が1年2組、5時間目が4年2組が代表して行いました。ここでは、1年2組と4年2組の授業の様子をお届けします。

 1年生は単元「じどう車くらべ」に取り組みました。

「これまでは、教科書の文から働く自動車の「はたらき」と「つくり」についてまとめてきましたね。今日は、教科書の文がありません。じどう車の絵だけです。ここから、はたらきとつくりをまとめていきましょう。」「はーい!」

 子供たちはこれまでの学習を行かして、はしご車の絵から、「はたらき」と「つくり」に注目していきます。立花先生は、一人一人を丁寧に机間指導しながら、子供たちの作業をチェックします。

 子供たち同士も、ペア学習で、教え合いをしていきます。「私は、こう思います。」「そうだね。」この教え合いが、とても重要です。

 子供たちから発表されたはしご車の「はたらき」と「つくり」について、学級全体でまとめていきます。授業の方向性が明確なので、子供たちが集中して作業できたことが素晴しかったです。このあと、この学習成果を活かして、自分が調べたい働く自動車の「はたらき」と「つくり」を調べ、学級で「自動車図鑑」をつくります。

 1年生は11月9日(土)の学習成果発表会で、2年生のおいもパーティーでお世話になりました。今回は、一生懸命つくった「自動車図鑑」を2年生に、お礼にみてもらいます。

 5時間目は、松﨑先生の「未来につなぐ工芸品」です。説明文の要約を書くという、大人でも難しい学習です。松﨑先生は既習事項を活かして、要約に必要な言葉や文章のみつけかたについて、復習していきます。

  子供たちは、大切な言葉や文章をヒントにしながら、要約文を書いていきます。

 自分たちで書いた要約文をグループ内で発表し、互いに気付いたことを意見交換していきます。

 グループでの協議が終わった後、全体でまとめをしていきます。「今日は、筆者の大切な考えが書いてある「はじめ」と「おわり」について要約しました。次回は、事例が書いてある「中」についてまとめていきましょう。」

 教材研究がしっかりしていたので、子供たちへの指示や発問、個に応じた支援など充実していました。そのため、子供たちも1時間よく集中することができました。

 子供たちが下校したあと、指導主事の先生方のご指導をいただきながら、指導方法の効果について検証しました。得られた成果は、研究授業だけでなく日常の授業に活かしていきます。

 二人の先生とも、この日の研究授業のため、他の先生方のアドバイスをいただきながら授業のポイントを絞り込み、子供たちの国語の「読む力」や「書く力」を高めるための指導法について練り上げ、実践しました。その成果が十分出た、素晴しい授業でした。

 学校現場の働き方改革を推進しなければいけません。しかし、やはりよい授業というものは、地道な研究や協議、職場のチームワークから生まれるものです。そして、教師の授業の技術は研究授業を積み重ねていかなければ身に付かないものです。

 二人の先生は時間のやりくりに苦労しながらも、完成度の高い研究授業を行ってくれました。その努力は、必ず子供たちの学力向上に結び付いていきます。これからも、全校で国語の指導法改善に取組み、子供たちの国語の力を高めていきたいと思います。

 

 


 

晴れ 南中学校区 合同保健委員会に参加しました

 南中学校区で小中一貫教育に取り組んでいます。その一環として、本日合同保健委員会を実施しました。北谷小保護者の皆様にもご参加いただきました。講師を務めてくださったのは「色彩心理診断士 ライフカラーセラピスト」の押田 和子先生です。

 「色からわかる私の心、あなたの心」と題して、言葉で表現するのが苦手な子も、色を選ばせるとその心がわかる、どんな色を与えてあげれば安心させられることができるのか、などについて講話をいただきました。

 先生によれば、例えば家庭で使える色として、リビングにより色は緑、勉強部屋によい色は青。喧嘩を減らしたいときによい色は緑、落ち着きのない子に着せるとよい色は青系、食にあまり興味がないとき、食育増進によい色はオレンジ、テスト中に使うとよい色は青、など、色がもたらす心理的効果について詳しく教えていただきました。

 和田先生、素晴らしいご講演をありがとうございました。

 学校で応用できる知識もたくさん教えていただきました。

晴れ TK式学力調査を行いました

 今日も12月に似合わないほど、日中は暖かくなりました。

 本日2・3校時にTK式学力調査を行いました。国語と算数で、これまで学習してきた内容がどれだけ定着しているかをみるための学力テストです。テストは有料となりますが、その分、個人の詳細な学力の定着度が明らかになります。

 試験の結果は3学期(1月予定)に学校に配付されますので、ご家庭にお届けするのはそれからになります。今の学年の学習内容が定着しているところと、そうでないところをご覧いただき、家庭学習での予習・復習に生かしていただければと思います。

 学校は子供たちの学力を伸ばすために日々努力しています。一方、学校で行う勉強は野球でいえば「試合」にあたる部分であり、「ランニング・素振り・キャッチボール」等は学校での授業時数の制約等からご家庭でやっていただかざるを得ない部分が生じます。それゆえ、毎日机に向かう習慣づくり、自分のペースにあった家庭学習がとても重要になります。では、何をやればよいか。そのための参考になるのが、このTK式学力調査となります。

 テストは子供たちの短所を示すものではなく、次のステップの資料にするものです。そのように捉えていただき、ご家庭での学習に生かしていただければ幸甚です。宜しくお願いいたします。

晴れ 今日から12月 全校朝会を行いました

 はやいもので、今日から12月。二学期も残り17日間になりました。

 月替わりの月曜日の朝、全校朝会を行いました。校長講話では、二つのお話をしました。

 ひとつめ。11月9日の学習成果発表会、11月26日の持久走記録会、どちらの行事もとてもよくがんばりました。学習成果発表会では、力を合わせて興味関心をもって調べたことを会場にいらした方に一生懸命伝えようとがんばりました。また持久走記録会では、順位だけでなく記録を縮めようとがんばった人が多く、最後まで素晴らしい力走をみせてくれました。どちらも目標をもって参加したからです。12月も、目標をもって、最後まで充実した日にしましょう。

 ふたつめ。12月4日~10日は世界人権週間です。学校にきて学習に集中する権利、誰にも傷付けられない権利、病気になったら病院にいって病気を治す権利。これらの権利は、世界中どの国にいっても、保障されている皆さんが生まれながらにもっているものです。自他を傷付けない、たとえ自分がふざけっこをしているつもりでも、相手が嫌だといったらやめる、「やられたらやり返す」ではなく、おうちの人や先生と相談しながら「どうしたら解決できるか」考える。それらのことをみんなで守り、一人一人の人権を大切にしていきましょう。

 この二つについて話しました。次に5年生の先生と子供たちが、12月の生活目標「丁寧な言葉づかいをしよう」について話してくれました。

 「ねえ、定規忘れちゃったから貸してー。」「定規を忘れました。すみませんが、借りていいですか。」

「相手にいやな気持を感じさせない言い方はどちらですか。」「先生にいうときは、どちらがいいですか。」

 代表の子供たちがしっかり伝えてくれました。

 最後まで、がんばること。仲間と協力して、自分たちの意見や考えを伝えること。時と場に応じた言葉づかいをすること。本校の目指す「やりぬく力」「つながる力」「おちつく力」の三つです。

 また、学習成果発表会のオンラインアンケートでは、子供たちの姿勢を高く評価していただきました。全校児童に伝えて、意欲の向上につなげました。大変ありがとうございました。

 12月に限らず、北谷小の先生は子供たちのために走り回っています(廊下・階段は除く)。今月も、子供たちと一緒にがんばっていきたいと思います。

晴れ 5年生社会科見学 明治なるほどファクトリーとつくばエキスポセンターに行ってきました

 昨日はあまりの忙しさに更新ができず申し訳ありませんでした。

 抜けるような晴天のもと、5年生が社会科見学に参加してきました。はじめに訪れた「明治なるほどファクトリー」は、「明治ブルガリアヨーグルト」やR-1を生産している工場です。

 ビジターセンターで、工場の概要がわかるムービーをみせていただきました。

 この後、工場見学をさせていただきましたが、工場内部は撮影禁止!映像をおみせできず申し訳ありません。ヨーグルトが生産されていくオートメーションの過程をじっくりみせていただきました。

 その後、管理栄養士の方に、食事と健康な体の関係について講話をいただきました。

「皆さんの体は、骨と筋肉でできています。その原料は、カルシウムとタンパク質です。その両方を含んでいるのが乳製品です。朝食に食べるのもよいし、おやつでもよいですよ。」

 ビジターセンターのブルガリアヨーグルトの展示物をお借りして、はいヨーグルト!

 つくばエキスポセンターに移動して、お待ちかねのお弁当タイム。おうちの方の愛情こもったお弁当をいただきまーす!

 展示室では科学実験を楽しめるコーナーがたくさんありました。

 最後は、エキスポセンター自慢の大スクリーンで、プラネタリウムを見学させていただきました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎて、北谷小に戻ってきました。感想発表の児童は「ヨーグルトがあんなにたくさんの工程を得てつくられていることを初めて知りました。」とよい感想を述べていました。

 社会科見学は、教科書、資料集で学んだ知識を実生活につながるものとして実感できることです。子供たちは自動車組み立て工場の学習でベルトコンベヤーによるオートメーション作業を学習しましたが、明治なるほどファクトリーでも実に効率的に、そして衛生管理に細心の注意を払って、高品質のヨーグルトが生産されていました。その創意工夫と技術、生産者の方の思いや願いに、感心した子供たちが多かったようです。

 エキスポセンターの大スクリーンのプラネタリウムも、星空への興味関心を高め、ロマンに誘ってくれる素晴らしい内容でした。

 課題もありました。社会科見学ではルールとマナーを守ることが大切です。バスの運転手さんへの挨拶などはよくできましたが、公共の場で集まったとき、やや声が大きくなってしまうなどの課題も残りました。今後、さらに最高学年としての意識を高めていきたいと思います。

 今後、子供たちのヨーグルト等の乳製品をみる目が違ってくると思います。。身近な工業製品一つとってみても、それほど多くの手間暇が掛けられている。それを知り、生産者への敬意をもって、望ましい職業観につなげる。それこそが、社会科見学の意義です。二つの見学先でお世話になったスタッフの皆様、子供たちのお弁当づくりに精を出してくださった保護者の皆様、たいへんありがとうございました。