学校ブログ

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高学年 持久走試走 低学年 デジタルシチズンシップ

 昨日よりは気温が下がるという予報でしたが、日中はとても暖かくなりました。1時間目、高学年が持久走記録会の本番と同じコースで試走を行いました。力の限り走り、やりきった表情でゴールした子がとても多かく、立派でした。

 保護者の皆様にLEBERの入力にご協力いただいたおかげで、運営がスムーズでした。大変ありがとうございました。今週から休み時間等にも練習を行います。引き続き、お子さんの健康観察とLEBER入力にご協力をお願いします。

 また、吉川市特任教育支援員 大西 久雄先生をお招きしてICT利活用の基礎・基本を学ぶ「デジタル・シチズンシップ教育」を行いました。今回は低学年が対象です。

 1・2年生にも理解できるよう、「SNS」「アカウント」等の言葉を極力避け、わかりやすい授業を展開された大西先生。「インターネットに一度出た情報はね、消せないんだよ。難しい言葉で、「記録性」というんです。」

「一度、自分の写真をインターネット上で見せてしまうと、たとえ消しても、コピーをとられてそれがいろいろな人にわたってしまう。インターネットは便利だけれど、そういう怖さがあるんだね。」

 また、2年生には一歩進めて、「じゃあ、このショート動画をみてごらん。」と投げかけました。

動画には、ネットを使った近未来の生活が映し出されました。オンライン診療を受けたり、IOT(もののインターネット)で、帰宅すると冷蔵庫がしゃべって、おすすめレシピを教えてくれたりと、子供たちも興味津々で画面をみていました。

 大西先生は、「すごい、と思うだけではなく、どんな心配なことがあるかも書いてごらん。」と投げかけ、子供たちに不安なことも意見として書かせ、発表させていました。子供たちは様々な考えを書き、ネットを活用した生活の光と影について考えていました。

 その様子は、吉川市教育委員会 戸張教育長さんもご覧になっていました。

 いつもお伝えしていることですが、大西先生のご主張は常に一貫しています。「生成AI」等、新しいテクノロジーが出るたびに、その危険性ばかりに注目し、「不安だから使いたくない」と、生活から遠ざけていては「Society5.0」と呼ばれる高度に発達したネット社会のよき構成者になれない。常にICTの光と影を知ることで、上手に活用し、生活を豊かにすることが大切なんだよ。いつもそのようなメッセージを子供たちに教えてくださいます。

 大西先生のご尽力のおかげで、低学年の児童にも、これから学ぶICTの基礎・基本部分を築けてきていると思います。今日も貴重な授業をありがとうございました。

今週より持久走練習が本格化します 健康チェックをお願いします

 朝は雨が降りしきったのに、妙に気温が高く、午後からも気温が上昇し、またもや夏日になったようです。

 11月4日(土)の学校公開では、多くの保護者の皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。その際、持久走記録会のLEBER入力についてお願いの文書を配信しました。今週から、持久走記録会の練習が本格化します。万が一の事故を防ぐために、LEBERの「持久走練習/大会に参加します 参加しません」の項目に、毎日チェックをお願いします。

 今日も、気温が上昇した運動場(校庭)で、4年生が練習に打ち込んでいました。お互いに励まし合いながら走る姿がとてもさわやかでした。空いっぱいに広がったうろこ雲も、子供たちを応援しているかのようでした。

 持久走は、「自分との闘い」になります。練習時の記録を、1秒でも2秒でも上回れば、それは素晴らしい成長です。順位に価値を置く子もいることと思います。でも、大切なのは「昨日の自分を乗り越える」こと。苦しみを乗り越え、自分の成長を実感してほしいと思います。

 そのために、子供たちの健康状態の把握と、毎日のLEBERへの入力をお願いします。

11月4日(土)学校公開を行いました

 11月4日(土)、学校公開を行いました。連休の中日にかかわらず、多くの保護者の皆様にご来校いただきました。その様子を一部お届けします。

 子供たちの日常の授業の様子をみていただり、陶芸教室で一緒に作品づくりに携わっていただいたり。5年生は11月9日(土)の市内音楽会の成果発表を行いました。緊張していることを感じさせないぐらい、これまでの練習成果を十分発揮できた発表となりました。他の学年の児童も、保護者の方にがんばっているところをみていただいて、とてもうれしかったようです。いつもの1.5倍ましで授業に集中していました(笑)。

 子供たちは、自分のいいところをおうちの人にみて、ほめてもらいたいのです。ご参観くださった方は、子供たちの学校でのがんばりをほめ、励ましていただきたいと思います。それが次へのやる気につながります。

 ご多用中にも関わらず、ご来校くださり、誠にありがとうございました。

少年センター 補導委員の皆様 あいさつ運動

 11月に、夏日?!日中の校庭は、あわや30℃に届こうというぐらいの暑さになりました。

 吉川市少年センターに所属される補導委員の皆様は、市内の小・中学校を順に回ってあいさつ運動をしてくださっています。今日は北谷小にいらして、下校する子供たちにあいさつをしてくださいました。

「はいみんな、さようなら。気を付けて帰ってね!」

「あれ?校長先生、どうしたんですか?」

「少年センターの補導委員の先生方があいさつ運動にいらしたよ。ちゃんとあいさつしてね。」

「はーい。さよーならー!」

「はい、みなさん、さようなら。」

 

 みんな元気にあいさつをして帰っていきます。

「北谷小のみなさん、さようなら。」「はい、さようなら。」

「明日の休みは、ゆっくり休んでね。土曜日また会おう!」「はーい!」「写真撮ってくださーい!」

…趣旨の違う写真になってしまいました(笑)。

 子供たちは元気なあいさつをしながら、楽しそうに帰っていきました。

 先日の北谷小フェスティバルで書いたように、コロナが一段落して、こうしたコミュニケーションが至るところで戻ってきたと思います。元気に「さようなら」のあいさつをして、楽し気に帰っていく子供たち。本当にほほえましい光景でした。

 一方、校内のインフルエンザの流行が完全に収まったわけではありません。土曜日の学校公開では、マスクの着用等にご協力くださるようお願いいたします。

 補導委員の皆様、あいさつ運動にご来校くださり誠にありがとうございました。

 

一年生 楽しかったよ 砂遊び

 日中まるで夏日を感じるような暖かさが続きます。1年生が生活科で、砂遊びをしていました。

泥団子をつくったり、砂山をつくったり、じょうろやペットボトルで水を流したり。みんな大喜びのおおはしゃぎ。みんな夢中で楽しみながら、たくさんの学びができました。みていて元気をもらえるような学習でした。

 ただ、一つ気がかりなこともありました。生活科という教科に、このような学習が設定される、ということは子供たちが日常的にこうした遊びができない、ということの裏返しなのかもしれません。今、日本中で、子供たちが遊び場を奪われているのかもしれません。

 経済、経済、経済。この連呼が話題です。確かにその通りだと思います。経済の発展こそ、人々の生活の安定と幸福につながります。でも、あまりに経済を優先すると、人間にとって大切なものが置き去りになってしまうと不安に思うのは私だけではないはずです。

 地域に自然があふれ、子供たちが歓声を上げて遊べる安全な空間があり、大人たちがそれを見守れる時間的な余裕がある。そうした社会でこそ、子供たちは健全に育ちます。

 子供たちに与える大切なものは、そのまま将来地域に還元されます。これからも、子供たちを大切にする社会でありたいと思います。

2校時 避難訓練(火災)を実行しました

 朝夕は冷え込むものの、日中は比較的暖かい日が続きます。

 2校時、火災対応の避難訓練を行いました。2階の家庭科室から出火した想定です。子供たちにはハンカチを用意させ、口元を押さえて避難させました。

 校庭への避難はスムーズでした。しかし、ごく一部でしたがハンカチをもっていなかった子もいたので、全体指導しました。

 「火事で一番怖いものは何か、知っていますか?」「煙です。」子供たちはしっかり理解しています。

「そうですね。煙の中には有毒なものが含まれているから、絶対に吸い込んではいけません。ハンカチをもっていることで、命が救われるかもしれません。ハンカチをしっかりもっていてください。そして、煙以上に怖いものがあります。」

子供たちは首をかしげます。

「それは、パニックになった心です。もしみなさんが、階段を降りるときにパニックに駆られて、前の人を押したらどうなりますか?そう、階段から転がり落ちて、火事よりも大きな被害が出るかもしれません。だから、先生方に『おかしもち』を教わりましたね。一番怖いのは、パニックになることです。万が一本当の火事になっても、落ち着いて行動することの大切さを忘れないでください。」

 子供たちはしっかり話を聴いてくれました。今日の避難訓練は、とてもよくできていました。ご家庭でも、落ち着いて行動することの大切さについて、機会をみて話題にしていただければ幸いです。宜しくお願いいたします。

音楽朝会 五年生 見事な合唱を発表しました

 5年1組は、11月9日、市内音楽会に出場予定です。本日はその成果を、全校児童に発表しました。校内でインフルエンザ等が流行っている状況なので、体育館から教室にオンライン中継しました。

 五年生は練習の成果を生かし、素晴らしい発表をしました。全員がしっかりと指揮の先生をみて豊かな表情で歌ったこと。二部合唱のハーモニーも美しく、見事なチームワークをみせたこと。全校児童に、素晴らしいお披露目ができたと思います。11月4日(土)には、保護者の方に公開する予定です。

 五年生、素晴らしい発表をありがとう!

学校運営協議会 懇話会 協議員の皆様ありがとうございました

 2日後の更新になります。(先週末は忙しすぎて、アップできませんでした。申し訳ございません)このホームページをアップしている29日(日)は、朝から冷たい雨が降っていました。ここ数年感じていることですが、長い長い夏が過ぎると、秋がとても短く、すぐに木枯らしの季節がくるように思います。

 27日(金)、学校運営協議会を行いました。学校運営協議会は、地域の代表の皆様に学校の運営状況についてお伝えし、ご意見やご指摘を述べていただき、もって学校運営改善に資する場となります。第2回は、各教室の授業の様子をご覧いただきました。

 授業をご覧いただいたあと、協議員の皆様には次のようなご意見をいただきました。

「子供達が落ち着いている。先生方の努力が窺える。」

「先生方が丁寧に授業を行っていることがわかった」

「廊下に掲示してある図工作品から、子供達の一生懸命さが伝わってきた。」

「小学校・幼稚園としっかり連携して、保養小連携、小中一貫教育に取り組んでほしい。」

「子供達が以前に比べて、あいさつができるようになってきている。」

「子供達がよく意見を発表していた。様々な発表の機会が与えられていることはよい。」

 協議員の皆様には、肯定的なご意見を多くいただきました。また今後も、子供達の学力・体力・豊かな心・規律ある態度を伸ばしてほしいとの励ましのお言葉も頂戴しました。協議員の皆様、大変ありがとうございました。

 学校運営協議会は、学校が地域に学校運営についての説明責任を果たし、信頼を獲得し、地域の協力のもと学校・家庭・地域が一体となって子供を育てるための取組みの一つです。「家庭・地域の教育力が低下した」といわれて久しくなりました。しかし厳密にいうなら、家庭・地域の教育力が低下したのではなく、価値観が多様化した、というべきでしょう。

 端的な例として、学歴社会の崩壊が挙げられると思います。遡ること40年以上になるでしょうか。「一生懸命勉強して、よい学校にいき、よい会社に就職することが人生の幸せ」という社会通念がありました。保護者も、学校の先生も、ご近所の酔っ払いのおじさん(失礼!)まで同じことをいうので、子供達は皆それを信じました。しかし悲しいかな、それが「苛烈な受験競争」というインフレーションにつながってしまった。子供達は皆、睡眠時間を削って厳しい受験競争に身を投じていきました。勉強して、よい成績を挙げることが将来の幸せ。日本中がそう信じて疑わなかった時代こそ、家庭・地域が高い教育力をもっていたのだと思います。

 しかし、バブル経済の崩壊後、終身雇用制が一気に崩壊しました。価値観が多様化し、もはや「学校ってなんで行かなくちゃいけないの」「塾で学べばいいんじゃね」という認識すら浸透しつつあります。そのような時代だからこそ、学校は、家庭・地域と価値観を同じくして子育てに取り組む必要があると思います。

 自己実現を果たし、幸せに生きるために学びは必要です。学校という縮小化された社会の中で、望ましい人間関係を築くコミュニケーション能力や、仲間と協働して課題解決を目指す力=数値で表せない学力は、ペーパーテストの点数以上に大切です。塾でその力を付けることはできません。子供達が将来経済的・精神的に自立し、夢を叶える自己実現を果たすために、学び続けることは大切だと思います。そうした思いを、家庭・地域の皆様と共有していきたいと考えます。

学校保健委員会「ヤクルト出前授業 おなか元気教室」を行いました

 6年生は修学旅行二日目。現地はとてもいいお天気で、旅程も順調とのことで、何よりです。

 本日、3年生とPTA厚生委員の皆様をお招きして学校保健委員会を行いました。内容は「ヤクルト出前授業 おなか元気教室」です。ヤクルト販売(株)から講師の木村さんをお招きして、1時間の出前授業を行いました。

 「みなさん、この水色の部分の名前を知ってますか?」「胃でーす!」「よく知ってますね!では、このオレンジの長いところは?」「えーと、腸?」「そう、小腸です。では、小腸って、どのぐらいの長さかな?」「え?」「2メートルぐらい?」「では伸ばしてみましょう。お手伝いしてくれる人ー!」「はーい!!」

 小腸を伸ばしてみると、なんとその長さは6メートルにもなりました。「うわー!」「長ーい!」「そう、これだけの長さの小腸で、栄養を吸収しているんです。」

 「腸の働きが整うと、病気になりにくい元気な体になります。そのために大切なことが、早寝・早起き・朝ごはん・朝うんちです。毎日、こうした習慣を続けることが、大切ですよ。わかりましたか?」「はーい!!」「では、みんなでよい生活習慣を続けるために、目標を決めましょう。代表の人、発表してくれますか?」「はい、夜は午後9時頃寝たいと思います。」「私は、朝は6時に起きたいと思います。」「ふたりとも、素晴らしい目標ですね!みなさん、応援の拍手をしましょう。」

「おなかの中を整えてくれるのは乳酸菌という善玉菌です。大腸菌という悪玉菌を、やっつけてくれるんです。このヤクルトには乳酸菌がたくさん含まれていて、おなかの中をきれいにしてくれるんです。今日は、みなさんが一生懸命勉強しておなか博士になったのを記念して、みんなで飲みましょう。」「やったー!!」ヤクルトを配っていただき、みんなは大喜び。

 「おーいしー!!」「ヤクルトって、こんなにおいしかったっけ?」「ぼく毎日飲んでるー!」みんな大満足。

 PTA厚生委員の皆様が、空き容器の片付けを手伝ってくださいました。ありがとうございました。

 最後に、代表がお礼の言葉をしっかり述べました。「これからもおなかが元気になるよう早寝・早起きをしっかり守ります!今日はありがとうございました!」

 近年の研究により、腸が非常にインテリジェンスな器官ということがわかってきています。腸内環境が保たれていると、コロナやインフルといった感染症、または花粉症の予防にもつながるとのこと。また、腸では脳内安定物質のセロトニンの95%がつくられています。腸内環境の改善がストレスを和らげ、心身の安定、健康につながるとされるゆえんです。

 しかし、最も大切な要因は乳製品を積極的にとることではなく、「早寝・早起き・朝ごはん・朝うんち」という望ましい生活習慣をしっかり守っていくことですよ、というご指導には子供たちもしっかりうなずいていました。学校保健委員会にふさわしい内容になったと思います。講師の木村さん、お越しくださったPTA厚生委員の皆様、大変ありがとうございました。

 

2年生町探検を行いました

 日中は汗ばむ陽気になりました。10月下旬とは思えない暑さです。そんな中ですが、多くの保護者の皆様がご協力くださいました。

 2年生が町探検を行いました。この日のために、子供たちは一生懸命下調べをして、インタビューの練習をしてきました。

 岩出先生の注意を聴いて、さあ出発!

 交通ルールに気を付けながら、目的に向かいます。保護者の皆様、ありがとうございました。

 南中を調べるグループです。なんと、お忙しいにも関わらず、福嶋校長先生が対応してくださいました。「北谷小2年生のみなさん、ようこそ南中へ。」

 福嶋校長先生と教頭先生に、校内を案内していただきました。

 音楽で、合唱の練習をしていた学級の様子を見させていただきました。「歌声、きれい!」みんな感心していました。

 最後に、福嶋校長先生に質問の時間を設けていただきました。「中学校の国語って、何をやるんですか?」「ううむ、質問の意味が広い(笑)。中学校の国語は、小学校よりずっと長い文章を読みますよ。」

 福嶋校長先生は、とても丁寧に校内を案内してくださいました。「上の兄弟にあいたい」という子供たちの願いもかなったようです。準備は大変だったけれど、子供たちはとても多くを学びました。それも、多くの保護者の皆様のご協力のおかげです。大変ありがとうございました。

 2年生、よくがんばりました!