学校ブログ
1年生を迎える会を行いました
4月20日(木)、1年生を迎える会を体育館で行いました。令和5年度から、学校の教育活動に係る制限が大幅に緩和され、体育館での全校行事も行えるようになりました。
マスクの着脱は求めないことが基本となりますが、「県立学校版 新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン~令和5年度~」によれば、音楽の歌唱時は「児童同士の距離を確保する」と指示されています。体育館では十分な距離をとることが難しいため、歌を歌うときなどはマスクを着け、飛沫防止を心掛けました。
素晴らしかったのは、各学年の出し物です。2年生の鍵盤ハーモニカ演奏、3年生の学校クイズ、4年生の給食大好き!を表現した劇、5年生の学校の楽しいことの紹介、6年生の北谷小の先生方の紹介。どれも、短い時間ながら発表時のチームワークが素晴らしく、「1年生に喜んでもらおう」という気持ちにあふれていました。
1年生はもちろん大喜び。2年生から、朝顔の種をプレゼントしてもらいました。最後は高学年にリードされて花のアーチを退場し、会場は大きな拍手に包まれました。
体育館での全校一体となった行事。なんと感動的だったのでしょう。2~6年生が歌う校歌や出し物を、1年生は満面の笑顔で見つめ、拍手喝さいを贈っていました。きっと、1年生にとってすてきな思い出の1ページになったことでしょう。そして来年は「去年、楽しかったから、今度は自分たちが1年生を喜ばせてあげよう。」と思い、高学年の子供たちの心を受け継いでくれることでしょう。
「行事は人を育てる」。まさにそのとおりだと思います。こうした心温まるイベントを通して、子供たちの豊かな心やコミュニケーション能力、誰とも仲良くなれる力をはぐくんでいきたいと思います。
4月19日(水)授業風景
初夏を思わせる暑い一日になりました。校内のあちらこちらでみられた風景をお伝えします。
2年生が、明日20日(木)の「1年生を迎える会」のリハーサルを熱心に行っていました。去年は迎えられる立場だった1年生、いよいよ、一学年上のお兄さんお姉さんとして新一年生を歓待します。がんばりを期待します!
4年生の習字の授業で、道具の扱いなどを子供たちがしっかり聞いていました。「墨汁をこぼさないようにね!一度こぼしたら、大変なことになります!」いや、まったくその通り。習字を指導したことのある教師なら、激しく同意です(笑)。
外国語の授業も始まっています。楽しみながら学んでいく英語は、子供たちにとっても待ち遠しい授業の一つです。
3年生が運動場(校庭)で、楽しく春探しをしていました。たくさんの生き物やきれいに咲いた花をみかけて、観察カードに丁寧に模写していました。はじめての理科、みんな生き生きと学習していました。
保護者の皆様が、子供たちの体調管理や学習道具の準備をご協力くださったおかげで、各学年とも順調な滑り出しができていると感じます。明日もがんばります!
6年生 全国学力学習状況調査
昨日より、ぐっと気温が低くなりました。急激な気温の変化によって、体調を崩しがちなお子さんもいることと思います。新学期の疲れも、たまりやすくなります。夜は早めの就寝を心がけるようお願い申し上げます。
6年生が、全国学力・学習状況調査を行いました。国語・算数・質問用紙の三つです。御覧のように、みな一生懸命取り組んでいました。大変だったと思います。
かつて「PISAショック」と呼ばれた社会事案がありました。2003年のPISA(国際学力調査)で日本の順位が急落し、2002年に導入された「ゆとり教育」がやり玉に挙がった件です。そもそも2002年にゆとり教育が導入されたのなら、翌年2003年にPISAを受けた子供たちは「非ゆとり教育」の世代だったはずで、ゆとり教育を非難するのは適切とはいえません。そんな冷静な分析は、ほとんど俎上に上がらなかったと記憶しています。
そもそも、国際学力調査を「国際学力オリンピック」のようにとらえることが過ちです。学力とは、「その国がうまく運営されている指標」の一つです。社会福祉や子育て政策、教育政策が充実している国は学力が高いのです。それが低いということは、国家の運営に課題がある証拠で、国際学力調査は、それを明らかにすることを狙いとしています。それなのに、国の順位の上下動に一喜一憂して、学校での学習内容を増加させるなど、付け焼刃の対策をとることは決してプラスになりません。現代では、そうした社会認識がだいぶ広がってきたように感じます。
大切なことは、「どれほどの学力を保持すれば、子供たちや社会にとってプラスとなり、その目標を達成するためにはどのような課題があり、効果的に解決するためにはどのような方策が最適か」を冷静に考え、社会全体で共有することだと思います。そのことは、個人にも当てはまるのではないでしょうか。
子供たちが目標に届かない点数をとってきたら、叱るのではなく、「そうか、がんばったけど届かなかったね。いや、大丈夫。ここが課題だと思うよ。もう一回、復習してみよう。大丈夫、反復練習すれば必ずできるよ。」と、一緒に教科書を開いてみる。そのような冷静な対応が、とても大切だと思います。
ペーパーテストの点数など、目に見える学力=「認知能力」は子供たちの学力の一部にすぎません。やる気、粘り強さ、協調性、相手を思いやる心、美しいものに感動する豊かな心。そうした数値化できない「非認知能力」こそとても大事で、伸ばすことの重要性がいっそう高まってきています。
目に見える学力、目に見えない学力。その両方を大切なものとしてとらえ、社会全体で育てていくことが大事だと思います。そのために、私たち教職員は努力してまいります。
それぞれのスタート がんばる子供たち
先週月曜日に新学期がスタートして、2週目に入りました。各学級では順調に学習指導のスタートを行っています。
音楽は、換気と適切な距離がとれれば合唱・合奏練習ができるようになりました。まだ、楽譜読みなどの基本を行っていますがみな集中して取り組んでいました。
高学年では、実験が多くなるので理科室の正しい使い方を学ばせる必要があります。先生のいうことをしっかり聞いて、これからの学習準備に努めていました。
習字では、机や教室を汚さない工夫が必要です。今日は新聞紙でカバーづくり。これがあれば、掃除の手間がかかりません。本当に基礎・基本の部分ですが、とても大切です。
実際には思ったようにスムーズにはいかないものです。それでも、何事も最初が肝心。子供たちも、教職員も、一生懸命やっている北谷小学校です。
少しずつ軌道に乗ってきた新学期
新学期、特に新年度のスタートは、学校は大変な忙しさになります。学級開き、係活動、委員会、クラブなどのスタート、校内行事の準備。子供たちも新しい教室、新しい環境に慣れるまでは一定の時間がかかります。
それを支える先生方も本当に忙しく、毎日準備で遅くまで残っている職員がほとんどです。決して望ましいことではないのですが、様々な準備が一気に集中する新学期においては、仕方ないことともいえます。時間の経過とともに、徐々に軌道に乗せていくしかありません。また、忙しい中やっていることですので、ミスが出ることもあります。なるべくご迷惑をおかけしないように気を付けております。どうかご理解くださるようお願いします。
それでも、ご覧の写真のように、徐々に授業も学級経営も軌道に乗ってきました。今日は金曜日、明日から週末です。子供たちも教職員も、やっと一息つける、というところでしょうか。
週末、ゆっくり過ごして鋭気を養い、また来週に備えていただければと思います。あわただしい4月。ようやく、折り返し地点です。
吉川市立北谷小学校
〒342-0036
埼玉県吉川市高富857
TEL.048-982-5158
FAX.048-984-5273
【学校教育目標】
よく考える子
仲良く助け合う子
元気で明るい子
令和6年度学校評価
学校運営協議会議事録(簡易版)
home&school欠席連絡
マニュアルダウンロード