学校ブログ

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連休明け 運動会練習を進めていきます

 あっという間の五連休でした。途中、事件や事故等について報告がありませんでした。保護者の皆様には、お子さんの安全指導にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 連休明け、学校は5月20日(土)の運動会に向けて本格的なスタートを切ります。今日も、高学年児童が体育館で練習を進めていました。休み明けにもかかわらず、息のあった動きは見事だったと思います。

 本日5月8日(月)から、新型コロナが5類になり、これまでの教育活動に係る制限がさらに緩和されました。これまで具体的な場面や制限事項が設けられていたことに対し、5月8日からは「近距離・対面・大声での発声や会話を控えること」「児童生徒の間に触れ合わない程度の身体的距離を確保すること」となりました。体育館や音楽室で歌うときのマスク着用も不要となります。学校生活をよりコロナ禍前に近付けることができるようになりました。

 また、これからの季節は熱中症対策にも十分気を付ける必要があります。そのためにも、運動時にマスクを外すことを推奨していきたいと思います。もちろん、無理強いはしないことが前提ですが、子供たちは感覚的に外すことを怖がっている節もあります。熱中症予防が大切だということをしっかり伝えていきたいと思います。

 連休が終わり、生活のリズムを取り戻すことに苦労している子供たちもいると思います。大切なことは、決まった時刻に就寝・起床する整った生活習慣です。引き続き、ご家庭でご配意くださるようお願いいたします。

2年生が立派なお兄さんお姉さんになりました

 いよいよ明日から五連休です。子供たちにとっては楽しみな日々ですが、外出の機会も多くなると思います。本日、ご家庭に連休中気を付けていただきたいことをメッセージで配信いたしました。5月8日からの感染症対策の変更と合わせて、ご理解とご協力をいただければと思います。

 1,2時間目、低学年の児童が学校探検を行いました。今日も朝からあわただしく、それぞれの様子をとらえることができませんでした。その分、校長室に来た子供たちの様子をみていました。

 今日の学習内容は、2年生が1年生を連れて、校内を案内するというものでした。すると、どうでしょう。2年生がとてもしっかりした態度で1年生をリードしていたのです。「こっちにいくんだよ!」「ちゃんと失礼します、をいって!」

 いやはや、驚きました。正直にいうと、つい先日まで2年生はまだまだ幼く見えていました。でも今日は、見違えるように立派に見えたのです。お兄さんお姉さんぶりを発揮して、確かな成長を見せてくれました。

 「責任ある立場は人を育てる」といいます。今日は1年生に校内を案内する、という使命感が2年生を成長させたのだと思います。新型コロナの感染症対策が変更となり、以前の学校の教育活動に戻すことができるようになりました。こうした温かい異学年での触れ合いを通して、子供たちの豊かな心や責任感を育てていきたいと思います。

5月全校朝会を行いました

 いよいよ明後日から五連休。連休明けをスムーズにするためにもこの2日間はしっかりと学校教育活動を行いたいと思います。今日は、5月の全校朝会を行いました。先日の離任式に続き、体育館での実施です。

 体育館に並んだ子供たちは、誰一人おしゃべりをせず、静かに座って待つことができました。特に、5,6年生の姿勢が素晴らしく全校児童のお手本にふさわしいものでした。

 話した内容は「ありがとう」という言葉がもつ力についてです。「1年生を迎える会」、「離任式」はどちらも心に残る素晴らしい行事になりました。それは、子供たちの「ありがとう」の気持ちに満ち溢れていたからです。

 「1年生を迎える会」では、2~6年生が1年生に「入学式て来てくれてありがとう」の気持ちを込めた出し物を披露しました。1年生は拍手喝采で喜び、「お兄さんお姉さんありがとう!」の気持ちを表していました。

「離任式」では、お世話になった先生方に、手紙や離任式の歌で、感謝の気持ちを表すことができました。

 二つの行事での子供たちのがんばりをねぎらい、次のような話をしました。

 「運動会でも、ありがとうの気持ちをもってください。」

 運動会は、紅白に分かれて優勝を目指して力を競い合う行事です。そこでなぜ「ありがとう」の気持ちをもつことが大切なのでしょう。

 運動会の競技は、他の児童と一緒に走ることで成り立ちます。だから順位にかかわらず、「全力で一緒に走ってくれてありがとう」という感謝の気持ちをもつことが大切です。また、指導してくださった先生方、会場で声援を送ってくださった保護者の皆様、多くの方に感謝の気持ちを表すことで、運動会が価値ある行事になると思います。

 全力を出して運動会に臨む。そして、勝っても負けても、全力で戦ってくれた相手に感謝する。この気持ちをもつことで、運動会が子供たちを成長させる素晴らしい行事になる。今日は、このことを講話で伝えました。子供たちはとてもしっかりした態度で聴くことができました。

 その後、今月の生活目標についても指導を行いました。しっかり聴くことができました。

 このような行事で、体育館に一堂に集まり、場の雰囲気を大切にして、よい姿勢で話を聞く。こうした経験は、子供たちの礼節を守る姿勢を育てていきます。

 コロナ禍におけるオンライン朝会も効果的な取り組みでしたが、やはり全校が一堂に集まる機会はとても大切だと思います。

 

令和5年度 離任式 感動的だった子供たちの歌声

 今年のGWは、過去に例がないほど暑くなりそうです。今日も、初夏を思わせる陽気になりました。

5校時、離任式を行いました。北谷小を去られた懐かしい先生方がお越しになりました。

 感心したのは、子供たちの姿勢です。体育館に入り、静かに姿勢よく待つことができました。先生方が入場すると、一斉に拍手を送ってくれました。

 涙をぐっと堪えながら、代表児童の作文を読んでくれた子供たち。先生方一人一人の話を受け、拍手をしたり笑ったり表情豊かに話に聞き入った子供たち。

 そして全校で歌った「離任式の歌」。心を込めて歌った歌声が、私たち職員の胸を打ちました。じーんと、胸が熱くなる感動を味わいました。

「・・・♪本気でしかってくれた 本気でだきしめてくれた ぼくのことをいつでも わかってくれた先生

 さよならなんていやだよ おわかれなんてしないよ これからもずっと先生は ぼくの先生だよ♪・・・。」

 短い練習時間にもかかわらず、先生方のために心を込めて歌った子供たち。先生方への最高のプレゼントになったと思います。

 出会いがあれば、別れがあります。その一つ一つが、子供たちの胸に大切な何かを残し、成長へとつながっていきます。出会いに感謝する心、別れを惜しむ心。それは、子供たちの健やかな成長のために欠かせない、大切な宝物ではないでしょうか。

 体育館で歌を歌うことに、心配される向きもあるかと思います。でも、今日の離任式は、子供たちの温かい心を成長させる価値ある行事であり、その胸に感動を刻む大切な思い出になりました。私は、そう信じて疑いません。

 北谷小を去られた先生方の次の舞台でのご活躍を、心からお祈りいたします。

 

雨の日でも楽しいクラブ活動

 先週のお天気とはうってかわって、一日雨模様となりました。こんな日は、外遊びができないので子供たちも持て余し気味になります。

 そんなとき、今日は6時間目がクラブ活動でした。その様子をほんの少し、お伝えします。

 実験やキーボード練習、ゲームを楽しんだり。クロームブックで探したお気に入りの絵を模写したり、はじめて触れる楽器の練習に打ち込んだり、バスケや卓球を和気あいあいと行ったり。どのクラブも、とても楽しそうでした。個人的に、人生ゲームをものすごく久しぶりにみました(笑)。

 クラブ活動のよいところは、子供たちの自発的な活動が尊重されることです。まさに、憩いの時間でしょう。学校は将来立派に自立するための基礎的・基本的な資質・能力を身に付ける場所ではありますが、やっぱり、そうした楽しみの時間があることが大切だと思います。それは、大人も子供も同じです。

 ゆとり教育が学力低下を招くと強い批判を浴びた時期がありましたが、私はゆとり教育は価値ある営みだと考えます。子供たちを育てるのは試行錯誤と成功体験だからです。また、自発的な行動を尊重し、敢えて失敗から学ばせることも必要だと考えています。クラブ活動は、そうした経験ができる貴重な時間でもあります。子供たちが楽しめる時間を大切にしていきたいと思います。