学校ブログ

2023年5月の記事一覧

5,6年生 プール清掃

 朝方雨が降っていましたが、すぐに止み、予定していたプール清掃を行うことができました。

 2校時は5年生、5校時は6年生がプール清掃でがんばってくれました!写真は2校時の5年生の様子です。6年生のときは私も一緒に行ったのですが作業が佳境に入り、写真撮影ができませんでした。6年生のみなさん、ごめんね。

 5年生も6年生も、協力してとてもよくがんばってくれました。おかげで、6月12日以降の水泳学習がスムーズに行えそうです。

 このように「全校児童のみんなのためにがんばったんだ」という自負は、高学年らしい自覚と責任感をはぐくみます。「責任ある立場は、人を育てる」です。プール開きの校長講話では、5,6年生ががんばってくれたことを全校児童に余すことなく伝えたいと思います。

 みんな、よくがんばってくれました。ありがとう!

 

 

 

2年生 食育指導 みっつの国の食べ物 どれがいいのかな?

 このまま梅雨に入りそうな雨模様が続きましたが、午後からは晴れてむしろ気温が上がり、蒸し暑く感じました。

 栄養教諭の小野 由紀菜先生にお越しいただき、2年生で食育指導を行いました。

 「さあ、これから給食についての授業を始めます。給食を残さないで食べたことのある人ー!」「はーい!!」

 さあ、小野先生の役割演技が始まりました。「みなさん、給食をいつもおいしく食べてくれてありがとう!じゃあ、今日の授業を始めます。」小野先生が、ペープサートを取り出します。

「それでは、給食についてのお話をしよう。わしは、三つの国を治める王様じゃ。わしの国には、「きの国」「あかの国」「みどりの国」がある。それぞれの国には、豊かな実りがあり、おいしい食べ物にあふれておる。今日は、どのくにの食べ物がいちばんおいしく、からだによいか決めようではないか。」

「あははは!」「おもしろーい!」

「今、それぞれの国をおさめるあるじに報告をしてもらった。「きの国」はお米やうどんが食べられる。そこに住む人はみな元気だが、おなかの中がすっきりしない。「あかの国」はお肉や魚、納豆が食べられて、牛乳も飲み放題じゃ。でも、体力が今一つ続かない。「みどりの国」は、野菜や果物が豊富に食べられる。おなかの中はとてもすっきりしているのじゃが、体力も続かず、骨や筋肉も今一つ強くないようじゃ。いったいどうすればいいかのう。皆の者、会議をしてどうすればいいか考えるのじゃ!!」

「王様が皆さんに会議をしてほしいとおっしゃっています。周りの人と、会議をして、どうしたらよいか話し合ってみてくださーい!」

「やったー!!」

「自分の国のものだけじゃなく、ほかの国の食べて物も食べればいい!」

「三角食べをすればいいです。」

「そっか!三角食べをよく知ってたね!」

「みんなからいい考えがたくさん出ました。自分の国のものだけじゃなくて、三つの国の食べ物を合わせて食べるといいんだね。いい考えです!それでは、今日の給食のメニューが書いてあるプリントを配ります。みんなで、それぞれの食べ物がどの国のものか、考えてみましょう!」

「やったー!!」

 とても楽しく、あっという間の1時間でした。子供たちは小野先生、大槻先生、そして教育実習生の篠原さんの演技をみながら、食事のバランスについて楽しく考えることができました。きっと、この先もバランスのよい食事をとろうと心がけてくれるでしょう。

 コンビニエンスストアやデリバリーサービスを利用すれば、好きなメニューを好きなだけ食べられます。好きな食べ物だけを食べて、苦手なものは食べなくても、生きてゆけます。そのような豊かな食生活が遅れる現代社会だからこそ、自らバランスのよい食事をとることの大切さを、小学校のうちから十分理解しておくことが大切です。小野先生の授業のおかげで、2年生はそのことを、楽しく学ぶことができました。

 今後も、総合的な学習の時間で、食育に係る授業を継続して行ってまいります。そして、食と健康の大切さ、環境の保全等についても学ばせていきたいと思います。

 小野先生、楽しい授業をありがとうございました。

一年生図工「いろいろならべて」

 これで三週連続で月曜日の朝は雨。西日本では梅雨入りした地域もあり、いよいよ長雨の季節かな?と思います。

 

 全校朝会を行いました。子供たちのきちんと聴く姿勢がとてもしっかりしていました。

 今日のお話は、ゾウとキリンのお話です。ゾウは長い鼻と大きな耳で敵の接近を感知します。そのかわり、目が弱い。キリンは、長い首と優れた視力で、遠くから接近してくる敵を見分けます。その代わり、耳と鼻は弱いのです。サバンナでは、ゾウはキリンと一緒にいることが多いといわれています。それは互いの能力を生かして補い合い、肉食獣から身を守っているからです。

 子供たちも同じです。得意なことと、苦手なことがあっていい。その得意なことを生かして、助け合って互いを高め合うことが大切なのです。

 これまでは運動会で、団体としての協力する姿勢、団結心を伸ばしてきました。これからは、じっくり一人一人の長所を伸ばす時期となります。そのために、ゾウとキリンのことを例に子供たちに話しました。得意なことと苦手なことがあってよい。その得意なことを伸ばしていくことが、将来の成功への近道だと思います。

 

 一年生が体育館で図工「いろいろならべて」という単元に取り組みました。ペットボトルキャップを使って、自由に並べて想像力豊かな作品をつくります。その楽しそうなこと!その様子を、少しだけお伝えします。

 さあ、体育館はペットボトルキャップの海と化しました。

 子供たちは想像力を存分に生かして、ペットボトルを並べて作品をつくります。

「道ができた!」「これ、車でーす!」いいね~!みんなイメージ豊かだ!

 さあ、作品をつくり終わったら、みんなで協力してお片付けをがんばりましょう。

 みんな本当に楽しそうにペットボトルキャップを並べて、様々な形をつくりあげていました。子供たちの想像力は本当にすごいと思います。その柔軟な発想に驚かされます。こうした授業を通して子供たちの発想力を育て、図工の楽しく豊かな作品づくりにつなげていきたいと思います。

 

 

救命講習を行いました

 6月12日(月)にプール開きを予定しています。令和5年度も、水泳指導の時期が近付いてきました。

 それに先立ち、吉川消防署南分署の皆様をお招きして、救命講習を行いました。内容は、心臓マッサージとAEDの使用方法です。

 南分署からは、3名の消防士の方がいらっしゃいました。「宜しくお願いいたします。」

 「心臓マッサージは、このように自分の体重がかかるように胸部を圧迫してください。」

「では先生方もお願いします。」「1,2,3・・・」「いいですね。それで大丈夫です。」

 「次はAEDを使用します。AEDが自動でガイダンスメッセージを流すので、それに従って手順を進めてください。」

 短い時間でしたが、充実した内容となりました。「ありがとうございました。」 

 水泳の授業で事故が起きる確率は非常に低いことが知られています。しかし一度起きると、命に係わる事故となるので、水泳の授業には不安が伴うのです。そのため、職員は水泳指導の前には必ず救命講習を行います。

 救命講習では、消防士の方に心臓マッサージやAEDの使用法を教えていただきます。それぞれ正しい手順がありますが、プロの消防士の方でも、実際にその現場に遭遇すると、日ごろの訓練がすべて吹っ飛んでしまうそうです。それでも消防士の方は、口をそろえてこうおっしゃいます。

「たとえ手順がわからなくても、誤った手順でも、尻込みして何もしないより、救命を行ったほうが、はるかに生存率が高くなるのです。」

 その通りなのでしょう。定期的に救命訓練を行う必要があるのは、そこに理由があります。

 水泳指導を行う際は、保護者の皆様のご協力をいただきながら、事故が起きないよう細心の注意を払ってお子さんの安全を守りたいと思います。そのために、今日の講習をしっかりと水泳指導のバックボーンにしたいと思います。

 南分署の皆様、本日は大変ありがとうございました。

校内硬筆展覧会を行いました 美しい文字を書くことの喜び

 本日、校内硬筆展の二日目を行いました。写真は、5年生の様子です。

 どの子も真剣に、練習帳に向き合っている様子をお判りいただけるかと思います。みんな集中して、最後までよくがんばりました。

 子供たちは硬筆展が終わった後、よくこんなセリフを口にします。

「どうせ金賞はとれない。」

「うまく書けなかった。」

 でも、それでよいと思います。硬筆展は金賞をとるために行うのではありません。美しい文字を書くために練習をするのです。

 硬筆展が終わっても、その練習の成果を日ごろのノートや漢字練習に生かすことが大切です。ノートがきれいな子は学力が高いことはよく知られています。でも、学力向上のために練習する、というのもちょっと違います。美しい文字を書くこと自体、素晴らしい喜びだと思うのです。

 「うまく書けなかった」という子は、それだけ伸びしろがあるということです。うまく書けない字をピックアップして、もう一度硬筆の学習に戻り、正しい書き方をできる範囲でちょっとずつ練習すること。それを繰り返すだけで、文字は上達します。

 自分と他人を比べない。子育ての基本です。貼り出した作品を誰かと比べる必要なんかありません。私は自分の文字の少しずつの上達を喜ぶ気持ちがあればそれで十分だと思います。その喜びを子供たちに味わってほしいと思います。

 作品は、個人面談のときに保護者の皆様にご覧いただけると思います。そして、子供たち自身の、過去の作品と比べてその進歩をほめていただければと思います。

五年生田植え体験 田植えっておもしろい。農家の人ってすごい!

 昨日とは打って変わって、さわやかな青空が広がり、気持ちのよい好天となりました。

 五年生が、JAさいかつのスタッフの皆様と、農業ボランティアの皆様のご協力のもと、田植え体験を行いました。

熱中症指数は「安全」。準備も整えて、さあ田植え体験開始です。

 はじめに田植え機のデモンストレーションをみせていただきました。「すごい!」「速い!」子供たちから思わず出た言葉が「農家の人って、すごい!」

 農業指導者の方に、田植えのやり方を教えていただきました。「なえは、根本から切り離して3~5本を植えてください。」「はい!」子供たちはご説明の一つ一つに、きちんと返事をしていました。

 さあ、いよいよ田んぼの中に入ります。「冷たい!」「気持ちいい!」最高のお天気が、子供たちの作業を支えてくれました。ここで足をとられて転倒する子もいるのですが、担任の先生や農業ボランティアの方のお話をきちんと聞いて、ゆっくり進んだため、転んだ子がいなかったことにも感心しました。

 徐々に慣れ、田植え作業も調子に乗ってきました。「田植え、おもしろい!!」思わず、そんな言葉があちこちから聞こえてきました。

 なえがなくなったら、スタッフの方にいただきます。「ありがとうございます!」お礼もよく言えました!

 作業は予定通り、およそ1時間で終了しました。最後に、お世話になったスタッフの皆様にお礼をいいました。

「今日は、本当にありがとうございました!」

 スタッフの方ともすっかり打ち解けて仲良くなり、みんな笑顔で田植え会場を後にしました。

「ありがとうございました!」「さようならー。」

 転んだ子も、気分が悪くなった子もなく、楽しく作業をさせていただくことができました。スタッフの皆様にお礼をお伝えすると、こんなことを話してくださいました。

「ぜひ、お子さんが食べている学校給食は、吉川市のお米だということを伝えてください。」

 食の形態が、どんどん変化してきています。家族が不在でひとりで食事をする「孤食」、「外食」に対して、ケータリングサービスで配達されたものを家で食べる「中食」。コンビニやスーパーにいけば、豊富でおいしい食材を、いつでも自由に食べることができます。

 でも、その食材一つ一つに込められた生産者の方の思いや苦労、そして食材を生み出した自然の恵みに思いを馳せることがあるでしょうか。いいえ、食事が運ばれてきたら、「いただきます」も言わずに無言で口に運ぶ機会が多くなっているのではないでしょうか。

 私たちがいただく食材一つ一つには、自然の恵みと、生産者の方の想いが込められているのです。それを知らせ、自然への尊崇の気持ちをもち、生産者の方への感謝の気持ちをもたせることが、食育の第一歩だと思います。

 吉川市の皆さんに、おいしいお米を食べてもらいたい。それこそが、生産者の皆様の願いだと思います。そのため、農業に従事される皆様は、日々大切にお米や野菜などを育てていらっしゃると思います。今日の田植え体験は、その思いやお米づくりの苦労や努力のほんの一部を、子供たちに知らせることができたと思います。

 5年生はこれから総合的な学習の時間に、お米について感じた疑問について丁寧に調べていきます。そうした学習が、子供たちの食に対する意識を変えていきます。「いただきます」は、自然や生産者、調理してくださった方への感謝の言葉です。それが、本当の意味をもった言葉になりますように。

 JAさいかつの皆様、農業ボランティアの皆様、貴重な学習の機会をいただき、本当にありがとうございました。

六年生調理実習 みんなでつくって食べるとおいしいね!

 運動会から二日間明け、今日からまた授業を再開します。出鼻をくじくような雨でしたが、子供たちはしっかり学習に取り組んでいました。

 6年生が調理実習に取り組みました。つくったのは三食野菜炒め。さあ、実習のスタートです。

 さあ、各グループとも、材料や調理器具はいきわたりましたか?

 ニンジン、キャベツ、ピーマンを切っていきます。包丁をもつ反対の手の、「猫の手」はだいじょうぶ?

 子供たちは慎重に慎重に、野菜を切っていきます。先生が見守ります。

 さあー野菜炒めができました!これから試食!いぇーい。

 うっそ!おいしい!野菜を切って、サラダ油でいためて、塩コショウで味付けをしただけ。でも子供たちは「すっごくおいしい!!」と大感激!

 各グループとも、大満足でした。「ごちそうさまでした!」

 みんなよくできました!さあ、片付けをしっかり行いましょう。

 子供たちの「おいしい!」「うまーい!」の笑顔がとにかく印象的でした。

 飽食の時代、お金を出せば、おいしいものはいくらでも食べられます。でも、今日子供たちがつくった「ふつうの」野菜炒めは、とって最上のおいしさに感じられたようです。自分たちでつくったものを、家族や仲間みんなで食卓を囲んで食べるというのは、本来の望ましい食事の在り方なのでしょう。

 私自身、小学生のとき家庭科でつくったサラダがおいしくて、自宅でつくって家族に振舞った覚えがあります。6年生には、ぜひおうちでも野菜炒めづくりに挑戦して、ご家族を喜ばせてほしいと思います。

 6年生、よくできました!

 

春季運動会 大成功!ありがとう 北谷小の子供たち 保護者の皆様

 昨日午後からの雨、そして明け方の雨で開催が心配されましたが、グランドコンディションがよかったことが幸いでした。5月20日(土)、春季運動会を開催しました。

 紅白団長より、優勝杯・準優勝杯が返還され、令和5年度の運動会の火ぶたが切って落とされました!

 各学年の徒競走がスタート!全力で走り抜けます。参加した児童全員が、力強くゴールまで走ることができました!

 徒競走が終了すると、紅白応援団のリードによる応援合戦が行われました。白組団長・紅組団長、どちらも精いっぱい声を出して、自軍の士気を高めました。短い練習時間の中、よくここまで仕上げました!

 両軍によるビッグウェーブ!会場の皆様、大きな拍手をありがとうございました!

 応援団が、徒競走やリレーの間、ずっと団旗を振って自軍を応援していたことは、とても立派でした。

 中学年の表現、「KITAYA FAST SLAM DUNK」!なんという息のあった動き!統一されたフラッグの動きの迫力が見事でした。

 低学年の表現、「はばたけ虹の空へ!北谷の子のツバメたち」。とてもすてきでかわいい踊りだったのは、子供たちがよく練習して、丁寧に踊っていたからにほかなりませんでした。

 高学年の表現、「百花繚乱 魅せろ 魂のダイナミックソーラン」。これほどダイナミックで、完成度が高く、大きな掛け声ができていた気持ちのこもったソーランをみたことがありません。それほど、素晴らしい出来でした。

 最後に、低・中・高のリレー。会場の声援を一斉に浴びて、真剣な表情でバトンを受け取る選手たち。目の覚めるような力走を見せてくれました。

 すべての競技が終了し、いよいよ、得点発表!運命の得点は・・・!本当に僅差で、白組の逆転優勝、紅組の準優勝という結果となりました。両軍とも、互いの健闘を称えあって拍手を贈り合いました。

 白組、優勝おめでとう!紅組、準優勝おめでとう!両軍ともに、最後まで立派に戦い抜くことができました。

 ゴールデンウィーク明けから、実質2週間の練習期間でした。そのため、表現ではクロームブックに動画を送って、自宅で練習なども進めてもらいました。開閉会式など、練習は一度しかできませんでした。

 それでも、運動会を成功させようと、子供たちと先生方は一生懸命がんばってきました。今日、その成果をお見せすることができたと思います。この運動会を成功に導いたという子供たちの自信は、きっと次の活動につながると思います。

 PTA役員の皆様、保護者の皆様、これまで大変ありがとうございました。皆様が支えてくださったから、北谷小の子供たちはみな、力いっぱい戦うことができました。今後とも、子供たちを温かく支えてくださるよう宜しくお願いいたします。

 

 

 

全体応援練習を行いました

 この学校ブログをアップしている午後1時45分現在で、運動場にはしとしとと雨が降っています。雨は今夜半にはやむので、20日(土)の運動会はだいじょうぶそうです!

 今日の1時間目、先日行えなかった運動会の応援団練習を行いました。短い練習時間でしたが、応援団は息を合わせて力強く音頭をとり、全体の応援を盛り上げてくれました。

「紅組・白組、応援いくぞー!」「おー!」

「フレー、フレー、しーろーぐーみー!」「フレッフレッ白組!!わー!!おう!」

「がんばれー!がんばれー!あーかーぐーみー!」「がんばれがんばれあーかーぐーみ!わー!!おう!」

「勝利のウェーブ、いくぞー!」「おー!」

「それでは互いにー、エールを送るー!おー!」

 紅組・白組、どちらも立派な応援でした!

 このように、仲間と一体になってチームの勝利を願うことで、運動会を盛り上げることができます!やっぱり、こうした行事はいいですね!応援団の力強さが全体を引っ張ってくれました。

 明日は、紅組・白組団長を中心に、子供たちの元気な応援合戦をお見せすることができると思います。団長さん、がんばって!

 

かがやきタイム 高学年らしい責任感ある姿勢

 今日もとても暑くなりました。その中で気を付けながら練習を行いましたが、今日の話題は室内での催しです。

 掃除と昼休みの時間を使って、異年齢グループ活動「かがやきタイム」を行いました。1~6年生が異年齢グループで顔合わせをして、簡単な室内ゲームを行いました。

 まずは、メンバー確認。5,6年生がリードします。「はい、1年生はこっちに座ってくださーい。」「確認したら、机を後ろに下げますよー。」

「それでは、グループに分かれまーす。班長さん、みんなを並べてください。」

「はい次に、A.B.C.Dグループに分かれます。丸くなって、自己紹介をお願いしまーす。」

「名前と学年学級をいって、お互い名前を覚えましょう。」「えー?」「誰からやるー?」

「自己紹介が終わったら、じゃんけんゲームをやりますよー。いいですかー。」「やったー!」

「最初はグー!じゃんけんポーン!」「キャー!」「やったー!」「はい、あいこと負けは座ってくださーい。」

 5,6年生が実によく下学年の子供たちをリードして、短い時間でもグループを仲良く遊ばせたことに感心しました。先月の「1年生を迎える会」のときもそうでしたが、こうした行事の中では、高学年の児童は実にしっかりと責任感を果たして、高学年らしい立派な態度を示してくれることに改めて気付きました。

 ここ3年間、こうした活動ができなかったことは惜しまれる限りです。でも今、改めてこのようなふれあい交流ができるようになったことに感謝したいと思います。下学年のみんなを喜ばせよう、行事を成功させようとする想いが高学年の子供たちをより立派に成長させていきます。素晴らしいことです。ありがとう、5,6年生のみんな!

運動会 本日の練習について

 5月17日(水)、日中の最高気温は30度近くまで上昇しました。運動会の練習は午前中が中心で、午後は6校時の運動会係活動を行いました。熱中症予防のため、常にWBGT(暑さ指数)をチェックしていました。警戒レベルになったのは午後からでしたので、熱中症に掛かる大きな心配事項はありませんでした。

 1時間目は、開会式の全体練習を行いました。15日(月)が雨だったため、今日がはじめての練習となりました。細かいところで調整は必要でしたが、子供たちの姿勢のよさもあって、予定していた1時間で練習を終えることができました。

 運動場では、中・低学年の表現の練習を行いました。短い時間でしたがそれだけに子供たちもよく集中し、どちらも立派な仕上がりでした。具合が悪くなった子がいた、という報告もありませんでした。

 このように、子供たちのがんばりのおかげで、練習は順調に進んでいます。ここで、北谷小ホームページをご覧の皆様にお願いがございます。

 昨年度までは、業前の時間がありました。そこで行う体育朝会を、練習に充てることができました。練習は十分行ったほうが安心して本番を迎えられます。私たち大人だって練習時間が不足していれば、本番で不安を感じます。子供ならなおさらだと思います。

 でもそれは、これまでの学校のやり方が適切ではなかったともいえます。職員の勤務開始時刻が8時20分なのに、子供たちが8時過ぎに運動場に集まってくるのは果たして適切なのだろうか・・・。私たち現場の者も、常に自問自答しながら行ってきたことでした。それがやっと適正化されたのなら、与えられた条件の中で練習を進めることが正しいと考えます。

 それゆえに子供たちの練習は、以前より効率的に行う必要があります。その分運動会当日は、ミスが生じるかもしれません。そこを、温かい目で見守っていただければと思います。

 運動会では、子供たちに成功体験を与えたいと思います。「ああ、参加してよかった。」「いい思い出になった。」と感じられる行事にしたいと思います。

 保護者の皆様のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。

 

第1回学校運営協議会

 日中の気温が27度ぐらいに上昇し、とても暑くなりました。運動会の練習は熱中症に気を付けながら行いました。幸い、具合が悪くなって保健室に来室する児童は今日はおりませんでした。明日以降も日中の気温が高くなりそうです。油断しないで気を付けて練習を進めていきます。

 本日、第1回の学校運営協議会を開催しました。この会は、学校・家庭・地域が一体となった子育ての体制を築くため、校長の学校経営方針等を地域住民代表者の方にお伝えして、ご意見やご提案などをいただき、もって学校運営の改善に資する内容となっています。

 本日、6名の委員の皆様にご参加いただき、令和5年度の校長の学校経営方針をお伝えして、学校運営改善のための協議を行いました。はじめに、市教委 永瀬指導主事様より、任命状を交付させていただきました。

 校長より、今年度の学校経営方針について説明させていただきました。

 

 今年度の学力向上の課題は国語科「読む力」を高めることで、校内研修を通して国語に力を入れていくこと、学校行事において体育館に集まっての集会が可能となり、子供たちが生き生きと活動している様子からこれからも心を育てる学校行事を推進していくことなど、課題や学校の様子をお伝えしました。

 委員の皆様からは、「読む力は大切なので、学校で積極的に読書を推奨してほしい。」「挨拶がしっかりできるようになってほしい。」「子供たちが教育活動から様々な気付きを得て成長している。」などのご意見やご感想をいただくことができました。

 ご参加の委員の皆様から、貴重なご意見を頂戴することができました。

 子育ては、学校のみで行うものではありません。「子供は家庭でしつけ、学校で学び、地域で伸びる」の格言のとおり、それぞれが役割をもって、地域全体で行っていくことが子育てにおいて重要なことです。

 学校運営協議員の皆様は、日頃から子供たちの登下校等を見守ってくださっています。そうした方のご意見をいただいて、学校のやり方を改善していくことは、地域ぐるみの教育体制を築くうえで重要だと考えます。

 学校運営協議員の皆様、ご多用のところご参加いただきまして大変ありがとうございました。今後も北谷小の子供たちをよろしくお願いいたします。

 

運動会練習 進んでいます

 あいにくの雨天のため、1校時の全体練習や運動場での練習ができませんでした。

でも、体育館を使って運動会の準備を進めています。お昼休み、応援団と、得点係の児童が先生の指導のもと、練習を進めていました。

 どの子たちも、生き生きと活動していたことがとても印象的でした。

 運動会などの行事の素晴らしいところは、子供たちに「役割」と「責任」、そして「活躍の場」を与えられることです。苦労や努力を要することですが、それを乗り越えやり遂げたあとには達成感や成就感を味わうことができます。そして、「よし、またがんばろう。」とする意欲につながります。

 運動会では、こうした役割を積極的に設けて、子供たちの活躍の機会を設けたいと思います。「責任ある立場は、人を育てる」です。運動会は日ごろの教科体育の成果の発表の場ですが、このほかにも、運動会を通して子供の成長につなげていきたいと思います。

飯盒炊さん体験 おやじ会の皆様 ありがとうございました

 5月14日(日)、PTAおやじ会の皆様のご協力のもと、4,5,6年生の希望者の児童を募ってカレーづくり飯盒炊さん体験を行いました。

 さあ、いよいよ開始です。よろしくお願いしまーす!阿部さん「みんな、安全に気を付けてがんばりましょう!」

 手分けをして、野菜や肉を切っていきます。「肉冷たーい。」「玉ねぎって、これでいいんですか?」

 こちらは薪割りです。「そうそう、なたを金づちでたたいて安全にね。」

 かまどをつくってマッチで火を付け、研いだお米をいれた飯盒を乗っけます。「火から目を離さないでね。」

 「ジャガイモ切れましたー!」「ああ、ご苦労様!」大鍋に、野菜投入!

 そうこうしているうちに、3時間が経過しました。さあできた!みんな、並んで並んで。「おなかすいたー!」

 できあがったカレーのお味は?みんな声をそろえて「最高でーす!!」カレーのできに、みんな大満足でした。

 こうして、事故もなく無事に飯盒炊さん体験が終了しました。最後におやじ会の皆様に「ありがとうございましたー!おいしかったです!!」「こちらこそ、喜んでくれてとてもうれしいです。ありがとう!!」

 子供たちにとっては最高の体験になったと思います。たとえどんな高級レストランで出てくる極上のカレーも、こうしてみんなでつくって、笑顔で一緒に食べるカレーのおいしさには遠く及ばないことでしょう。私たちの心と体は、食事をこうして食べるようにできているのかもしれません。それが本来の人間の生活の理想の形の一つなのかもしれません。そう思いました。

 参加した子供たちはおやじ会の皆様のご指導のもと、野菜や肉を切り、薪を割り、火を起こしてご飯を炊きました。子供たちは協力しながら楽しく作業を進め、笑顔でカレーをほおばっていました。これに優る食育体験はないかもしれない、と思うほどみんな嬉しそうでした。

 それも、綿密に準備を進めてくださったおやじ会の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。皆様のおかげで、私たちの本当の食事の在り方を、子供たちに伝えられたと思います。

 

運動会練習 素晴らしい子供たちのがんばり

 東京・神奈川では昨日雨だったようで、今日のお天気が心配されたのですが、なんとか一日もちました。今日も、子供たちは運動会のために練習に準備に励んでいました。

 午前中、高学年と中学年が表現の練習を一生懸命行っていました。その様子をみていたのですが、完成度がとても高く、驚かされました。

 統率された動き、息のあった掛け声。練習をはじめて3~4時間とはとても思えませんでした。それだけ、先生方の熱心な指導に子供たちがしっかり応えてくれたということでしょう。

 今年度も運動会は、児童と教職員の負担軽減のために種目を精選し、練習時間も限定して行います。そうしたフレームがしっかりできていれば、子供たちもその中でできることを立派にやってくれることを実感しました。

 5月20日(土)の運動会で、保護者の皆様にその成果をお見せすることができると思います。

埼玉県学力・学習状況調査を実施しました

 昨日よりもよいお天気になり、とてもさわやかです。一年間で最も心地よい季節のうちの一つですね。

4,5,6年生が埼玉県学力・学習状況調査を行いました。国語・算数・質問紙調査となります。どの学年・学級の教室でも、子供たちは集中して問題に取り組んでいました。

 結果は夏ごろ戻る予定で、それを受け各学年の課題を正確に把握し、学習指導の改善に生かしていきたいと思います。高学年のみんな、よくがんばりました。みんなの努力を大切に扱っていきます。

 話変わって、1年生が何やら外できゃあきゃあとにぎやかだったのでみてみると、鉢に朝顔の種を植えていました。ビニール袋の土がこぼれないように鉢に注ぎ、指で穴をあけ、種を植えます。子供たちは先生のお話をよく聞き、夢中で作業をしていました。よくがんばりました!

 みんなが一生懸命まいた朝顔の種、元気に育つといいですね。これからも、大切に育てていきましょう!

連休明け 運動会練習を進めていきます

 あっという間の五連休でした。途中、事件や事故等について報告がありませんでした。保護者の皆様には、お子さんの安全指導にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 連休明け、学校は5月20日(土)の運動会に向けて本格的なスタートを切ります。今日も、高学年児童が体育館で練習を進めていました。休み明けにもかかわらず、息のあった動きは見事だったと思います。

 本日5月8日(月)から、新型コロナが5類になり、これまでの教育活動に係る制限がさらに緩和されました。これまで具体的な場面や制限事項が設けられていたことに対し、5月8日からは「近距離・対面・大声での発声や会話を控えること」「児童生徒の間に触れ合わない程度の身体的距離を確保すること」となりました。体育館や音楽室で歌うときのマスク着用も不要となります。学校生活をよりコロナ禍前に近付けることができるようになりました。

 また、これからの季節は熱中症対策にも十分気を付ける必要があります。そのためにも、運動時にマスクを外すことを推奨していきたいと思います。もちろん、無理強いはしないことが前提ですが、子供たちは感覚的に外すことを怖がっている節もあります。熱中症予防が大切だということをしっかり伝えていきたいと思います。

 連休が終わり、生活のリズムを取り戻すことに苦労している子供たちもいると思います。大切なことは、決まった時刻に就寝・起床する整った生活習慣です。引き続き、ご家庭でご配意くださるようお願いいたします。

2年生が立派なお兄さんお姉さんになりました

 いよいよ明日から五連休です。子供たちにとっては楽しみな日々ですが、外出の機会も多くなると思います。本日、ご家庭に連休中気を付けていただきたいことをメッセージで配信いたしました。5月8日からの感染症対策の変更と合わせて、ご理解とご協力をいただければと思います。

 1,2時間目、低学年の児童が学校探検を行いました。今日も朝からあわただしく、それぞれの様子をとらえることができませんでした。その分、校長室に来た子供たちの様子をみていました。

 今日の学習内容は、2年生が1年生を連れて、校内を案内するというものでした。すると、どうでしょう。2年生がとてもしっかりした態度で1年生をリードしていたのです。「こっちにいくんだよ!」「ちゃんと失礼します、をいって!」

 いやはや、驚きました。正直にいうと、つい先日まで2年生はまだまだ幼く見えていました。でも今日は、見違えるように立派に見えたのです。お兄さんお姉さんぶりを発揮して、確かな成長を見せてくれました。

 「責任ある立場は人を育てる」といいます。今日は1年生に校内を案内する、という使命感が2年生を成長させたのだと思います。新型コロナの感染症対策が変更となり、以前の学校の教育活動に戻すことができるようになりました。こうした温かい異学年での触れ合いを通して、子供たちの豊かな心や責任感を育てていきたいと思います。

5月全校朝会を行いました

 いよいよ明後日から五連休。連休明けをスムーズにするためにもこの2日間はしっかりと学校教育活動を行いたいと思います。今日は、5月の全校朝会を行いました。先日の離任式に続き、体育館での実施です。

 体育館に並んだ子供たちは、誰一人おしゃべりをせず、静かに座って待つことができました。特に、5,6年生の姿勢が素晴らしく全校児童のお手本にふさわしいものでした。

 話した内容は「ありがとう」という言葉がもつ力についてです。「1年生を迎える会」、「離任式」はどちらも心に残る素晴らしい行事になりました。それは、子供たちの「ありがとう」の気持ちに満ち溢れていたからです。

 「1年生を迎える会」では、2~6年生が1年生に「入学式て来てくれてありがとう」の気持ちを込めた出し物を披露しました。1年生は拍手喝采で喜び、「お兄さんお姉さんありがとう!」の気持ちを表していました。

「離任式」では、お世話になった先生方に、手紙や離任式の歌で、感謝の気持ちを表すことができました。

 二つの行事での子供たちのがんばりをねぎらい、次のような話をしました。

 「運動会でも、ありがとうの気持ちをもってください。」

 運動会は、紅白に分かれて優勝を目指して力を競い合う行事です。そこでなぜ「ありがとう」の気持ちをもつことが大切なのでしょう。

 運動会の競技は、他の児童と一緒に走ることで成り立ちます。だから順位にかかわらず、「全力で一緒に走ってくれてありがとう」という感謝の気持ちをもつことが大切です。また、指導してくださった先生方、会場で声援を送ってくださった保護者の皆様、多くの方に感謝の気持ちを表すことで、運動会が価値ある行事になると思います。

 全力を出して運動会に臨む。そして、勝っても負けても、全力で戦ってくれた相手に感謝する。この気持ちをもつことで、運動会が子供たちを成長させる素晴らしい行事になる。今日は、このことを講話で伝えました。子供たちはとてもしっかりした態度で聴くことができました。

 その後、今月の生活目標についても指導を行いました。しっかり聴くことができました。

 このような行事で、体育館に一堂に集まり、場の雰囲気を大切にして、よい姿勢で話を聞く。こうした経験は、子供たちの礼節を守る姿勢を育てていきます。

 コロナ禍におけるオンライン朝会も効果的な取り組みでしたが、やはり全校が一堂に集まる機会はとても大切だと思います。