日誌

2021年1月の記事一覧

多様な学び

 木曜日の6校時、2年生はすべてのクラスが道徳科の授業です。どんなことをやってるのかなと覗いてみると、アレ?先生が担任じゃないぞと違和感を覚える。さらに違和感は続く。4つのクラスが、別々の道徳科の授業をしている。iPs細胞の話の授業もあれば、地雷除去の授業もある。4つのクラスで4つ別の題材で学習している。そこでやっと気がつきました。4つの題材に対して、それぞれ担当の先生がいて、ローテーションで道徳科の授業を受け持っていたのですね。そうすることで、より深い教材研究ができるというわけです。これも、多様な学びなのかな。

 

悪いことばかりじゃない。

 新型コロナウイルス感染症は、様々な分野で人々の生活を変えてしまいました。そのほとんどが、人にとっては良くない変化でした。しかし、今日のホームページは違います。怪我の功名かな?

 さて、新型コロナウイルスの影響で児童生徒美術展埼葛地区展が中止となりました。また、同じく市内展が市民交流センターおあしすで行われるはずだったものもできなくなりました。しかし、そのおかげで本来ならおあしすまで足を運ばなくては見ることのできなかった作品を校内で見ることができるのです。点描画や立体作品、どれも素晴らしい作品ばかかりです。校内のその一角だけ、ちょっとした美術館のようですよ!

 

温かく迎えます!

 1月20日は、二十四節季のひとつ「大寒」です。その名の通り、一年で一番寒い時期といわれています。そんなわけで、今朝の登校時間には、冷たく身を切るような風が吹いていました。それでも、東中学校の生徒たちは元気に自転車で登校してきます。大寒に負けずに自転車をこいできます。気温は変えようがないけれど、せめて気持ちだけでも温かくと先生方は笑顔のシャワーで生徒を迎えています。

もはやスタンダードです。

 日本で初めて新型コロナウイルスの感染者が出てから一年が経ちました。この一年で世界中で「新しい生活様式」という言葉が使われるようになり、世の中は一変しました。そして、今日1月19日(火)、東中学校では放送による生徒会朝会が行われました。考えてみると、始業式も校長朝会も放送による集会でした。この一年、全校生徒が一堂に会したことはないのです。すべての生徒が各教室で放送を聞く。まさに集まらない集会がスタンダードとなっています。今回の生徒会朝会では、各委員会の代表による活動報告とお願いが発表されました。どこの委員会の代表も、とても立派なスピーチです。さすが、各委員会の代表ですね!

伝統文化の継承

 緊急事態宣言が発令され、授業にも様々な制約があります。例えば、音楽の時間は感染リスクの高い「合唱」といった授業ができなくなりました。そこで、東中学校では琴の演奏を行っています。琴といえば、日本の伝統的な弦楽器です。さすがに、琴自体はレンタルされたものですが、なかなか触れる機会のない楽器に生徒は興味津々です。課題曲は、「さくらさくら」。写真を見ているだけでも、琴の音色が聞こえてきそうですね。