学校ブログ

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とても暑い日でした

 7月10日(月)、熱中症警戒アラートが発令されました。熱中症指数が午前9時30分過ぎに「危険」になったので、残念ですが2校時以降の水泳学習や外・体育館での運動を中止にしました。子供達には残念だったと思いますが、熱中症にかかる危険性と引き換えにはできません。この暑さは数日間続きそうです。ご家庭でもご配意くださるようお願いします。

 朝は表彰朝会を行いました。暑さのため、体育館に集まることを避け、オンラインで実施しました。校内硬筆展で、特選以上の成績をとった児童を校長室で表彰し、その様子を各学級に中継しました。

 

 その後、子供たちに話をしました。

「賞状をもらった人たちは立派です。でも、賞のあるなしにかかわらず、最後まで丁寧に作品を仕上げた人はそれに負けないぐらい立派です。硬筆展の目的は賞をもらうことではなく、練習の成果を生かして、ふだんのノートの字を美しく書くことです。そのことを意識してくださいね。」

 授業の様子をいくつかお届けします。2年生の紙粘土作品づくり。絵具を混ぜるときれいな色になることと、加工がしやすいことでみんな大喜びで作品をつくっていました。

 5年生は林間学校の準備に余念がありません。林間学校のNGワードは「先生、次どこいくんですか?」です。しおりが頭に入っていれば、迷わず、みんなと集団行動ができますね。そのための事前学習はとても大切。しっかりできていました。

 6年生は総合的な学習の時間で「世界の国々の生活習慣と文化」を調べ、発表していました。発表もよくまとまっていたけれど、さすが6年生。聞く態度もいいですね。

 さあ、今週が終わればいよいよ3連休。それが過ぎれば、夏休みはもう目と鼻の先です。暑さに負けず、最後まで子供たちががんばれるようご家庭でのご支援をお願いいたします。

 

ディジタル・シチズンシップ授業を行いました

 今日は、とても暑い日でした。WBGTを常に監視して、その結果、昼休みの外遊びを中止にしました。子供たちにとっては残念だったと思いますが、熱中症は本人に自覚がないところで急に気分が悪くなったり、熱が出たりするので、やむを得ないところです。週末は最高気温が少し下がるようですが、くれぐれもご家族の熱中症防止にご配意ください。

 本日、5年生と中学年を対象に、「ディジタル・シチズンシップ教育」を行いました。講師はいつもお越しくださる吉川市教委 教育指導支援員 大西 幸雄 先生です。複数の教室で同時に授業を行うため、大西先生は会議室からリモートで講義を行ってくださいます。

 子供たちは大西先生のお話を、モニター越しにしっかりした態度で聞きます。大西先生からも、子供たちの様子はよくみえています。

 今回の講義の内容は、SNS上の情報の取り扱い等でした。大西先生が示された資料をもとに、子供たちは話し合ったり、じっくり考えたりして、意見をまとめていきます。ご覧のように、たくさんの子がしっかりした答えをワークシートに意欲的に書き込んでいました。

 大西先生の講義は、教えるのを最小限に留め、結論も求めません。そうすることで、子供たち自身の「納得解」を引き出すのです。常に「どうするのがいいと思う?」と子供の考えを尊重します。教えすぎは子供たち自身の考えを深めることにはならないからです。指導者として、最新で魅力的な教材を提供し、子供たちの話し合いを活性化することで、教育の効果を上げていらっしゃいます。

 何より、ICTの長所も短所も理解し、正しく活用することで自らの生活を豊かにする子、社会のよき参画者となる資質と能力をもつ子の育成に重点をおいていらっしゃいます。チャットGPTにしても、あれこれ危惧して敬遠するより、「まずは使ってみましょうよ!楽しいから。」というのが大西先生の一貫した姿勢です。

 吉川市の子供たちも教職員も、こうしたご指導を継続的に行っていただくことで、ICTの「食わず嫌い」がほとんどないように感じます。そして、「あっ、こうして使うといいじゃん!」というアイディアを協働して考え、よりよい答えをみつけていく。そうした好循環ができていることをはっきり感じます。

 到来するsociety5.0。その豊かさを享受し、自らの生活を向上させていくことは自己実現と幸福につながります。吉川市の子供たちは、本当に幸せだなあと思います。大西先生、ご指導をありがとうございました。

音楽 合奏練習 いいですね!

 今日も暑かったです!ネット上のWBGT指数とにらめっこでした。「危険」レベルには上がらなかったものの、油断しないで子供達が熱中症にならないよう気を付けていきたいと思います。

 5年生が、合奏練習をしていました。今日はパート練習で、全体での音合わせには居合わせなかったものの、すごく真剣で、楽しそうな雰囲気が伝わってきました。

 織田先生の指導のもと、テンポよく、リズミカルに練習が進んでいました。中には、リズムに合わせて踊っている子も。いいですね!リズムを身体で刻むって、音楽を楽しむ基本の一つです。

 やっぱり、合奏はいい。合唱も素晴しく楽しいのですが、高学年になってくると声を出すことをためらいがちになる子もいます。無理もありません、それも成長過程です。でも合奏なら、気兼ねなく音が出せます。学級の雰囲気がよいと、「音間違い」も笑って許せるのがいい。音楽室は明るいムードに包まれていました。

 昨日、プログラミング学習をやらせていただいて、すごく楽しかったのですが、この合奏も「楽しそうでいいなあ」です。自分が奏でた音と、他の楽器の音がばっちり合わさって、曲が完成する。これが合奏の楽しさです。

 これこそ、みんなで音楽を学ぶ喜びですね。リモートも便利でいいけれど、やっぱりみんなが音楽室に集まるのが一番だと思います。

4年生 プログラミング学習を行いました

 昨日より、最高気温はちょっと低かったようですが、蒸し暑さは相変わらずです。学校では、常にWBGT(熱中症指数)の監視を続け、子供たちに注意喚起しています。おうちでも、着脱できる服装等にご配意ください。

 プログラミング教育。学校に課せられた新しい課題の一つです。子供たちがICTを有効活用して、自らの生活を豊かにしたり、ICT社会の望ましい参加者になるための学習です。

 今日、4年生の教室をお借りして、私(校長)が主担当で授業を行いました。教材は、吉川市教育委員会からお借りしたSONYのMESHというセンサーです。MESHはとても優れた教材で、「ボタン」「LED」「動き」「人感」「明るさ」「温度・湿度」等からなり、クロームブック上のアプリで簡単なプログラムを組むことができます。

「はい、じゃあ今日はSONYのMESHというセンサーを使ってプログラミング学習を行います。SONYって、知ってる?プレステとかつくっている日本有数のメーカーだよ。」

「あー知ってるー!!」 

 早速、MESHをクロームブック上のアプリで接続します。「MESHをクロームブックとブルートゥースで接続します。みんなブルートゥースって、知ってる?」

「あー知ってるー!!」「けっこう簡単そう。」

 やり方を覚えた子供たちは、さっそくMESHの接続に挑戦します。少し時間がかかりましたが、次々に成功しました。「やったーつながったー!」そして、センサーの動きを試しました。例えば、「ボタン」と「LED」を接続すると、ボタンを押すとLEDが点灯します。また「動き」とクロームブックのスピーカーを接続すると、動きセンサーを軽く振ると、スピーカーから警報音が流れるようになります。子供たちから、「おー!」と歓声が上がります。 

「よーしみんな、よくがんばったー。もっと時間をあげたいけど、すまないがここまでー。」

「えー、もっとやりたいですー!」

「ごめんごめん。でもこの授業は、ここからが本番なんだ。このセンサー類を使って、生活に役立つプログラムを考えてもらいます。例えば『プリン泥棒防止装置』!おうちの人から、「宿題終わったら冷蔵庫のプリン食べていいよ」といわれました。でもそのプリンを弟が狙っています。そこで冷蔵庫の扉に「動きセンサー」を貼り付けておきます。そしてクロームブックのスピーカーと接続して、弟が冷蔵庫を開けようとしたら、センサーがプリンのピンチを教えてくれるわけ!どう?生活に役立つでしょう。」

「アハハハー!」「おもしろーい!!」

「そう、じゃ、みんなで生活に役立つプログラムを考えてみよー!」「わーい!!」

 子供たちは自分で考えたり、話し合ったりしていろいろなプログラムを考えていきました。部屋の窓から朝日が差し込んだら、『起きなさーい!』という音声が流れる目覚まし時計。気温が30度以上になると、「水分を摂りましょう。」と教えてくれる熱中症防止センサー。おうちに帰ると、明るさを感知して「おかえりなさい、お疲れさまー」といってくれる思いやりセンサー。いやー、どれも素晴らしいアイディアでした。子供の発想の柔軟さに驚かされるばかりでした。

 おりしも文科省からchatGPT使用に関するガイドラインが発出されました。その主なねらいは、ICTを正しく活用して、自らの生活を豊かにしたり、新しいアイディアを創造するための有益な資料にしたりすることです。

 でも、大人が心配するより、物心がついたことからICTに慣れ親しんでいる子供たちは、紙や鉛筆のように、ずっと自然にICTを便利に、そして有益に使いこなしていくかもしれません。今日の子供たちの様子をみて、そんな希望をもつことができました。

 このMESHを使った授業、今後も校内で広げていく予定です。未来を担う、よりよいICTの使い手の育成を目指して。

 

さ~さ~の~は~ さ~らさら~♪ 各教室の七夕飾り

 今日もとても暑かったのですが、昨晩のうちに雨が降ったので昨日よりはいくぶん気温が下がったかな?という感じでしたが、やっぱり暑かったです。

 今週金曜日はいよいよ七夕まつり。学校用務員の山崎さんが、各学級に笹の木を配ってくれました。子供たちはさっそく、短冊に願いを書き込んでいました。

 1年生の教室では、先生が子供たちの書いた短冊を飾り付けていました。きれいですねえ♡

 子供たちも、一生懸命短冊に願いを書いていました。

 「棚機(たなばた)」とは、古い日本の禊ぎ行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈り人々のけがれをはらうというものでした。そのため、願いは織姫の機織りにちなみ、「技能向上」を願うものとされています。そのため、「おかねもちになりたい」はちょっとちがいます(笑)。誰ですか、「switchのソフトがほしい」とか書いているのは。サンタさんへのお願いじゃないってば。

 子供たちもそこのところをきちんと理解していて、「スイミングでもっと泳ぎたい」とか、「テストで100点とりたい」と純粋な願いを書いていました。よしよし。一人の子が、「身長が120センチ以上伸びるように」と書いていたので理由を聞いたら、「前に行ったジェットコースターに身長制限で乗れなかったから、次は乗りたいんだ。だから、120センチ以上に伸びたい。」といっていました。なんて純粋なお願いでしょう。思わずほろり、としてしまいました。大丈夫、きっとかなうよ。

 子供たちの短冊の願いをのせて、7月7日はよく晴れますように。そして織姫様と彦星様の、年に一度の逢瀬がかないますように。

 

国語研究授業 文学教材を読み解く楽しさ

 今日も猛烈な暑さとなりました。でも、今のところ熱中症で体調を崩す児童が出ていないのは、ご家庭でお子さんの体調管理をしっかりしていただいていることが大きいと思います。どうもありがとうございます。

 本日、2年1組と3年2組で国語の研究授業を行いました。研究テーマは、「読む力の向上」です。本校児童は、県の学力状況調査等から、「読む力」が県平均より低い傾向にあります。そこで、国語科を中心に、子供たちの読む力が向上するよう指導法の改善に取り組んでいます。

 2年1組は「スイミー」の授業です。元気をなくしたスイミーが、海で見かける楽しいもの・美しいものに触れ、元気を取り戻す場面の様子をじっくり読みこみました。虹色のゼリーみたいなクラゲ、ブルドーザーみたいなイセエビ、頭をみるころは尻尾をみたことをわすれるぐらい長ーいうなぎ・・・。その幻想的で美しい場面を読み取り、豊かに想像して話し合いました。

 読み取った自分のイメージを絵や言葉で表し、黒板に貼って、スイミーを囲む海のすてきな生き物たちの場面を学級全体で再現してみました。子供たちはよく意見を出し合い、考えを深め、物語世界に浸ることができました。

 3年2組は、「まいごのかぎ」です。主人公の「りいこ」が、ふとしたことで手に入れたかぎが、不思議な世界に誘ってくれる幻想的な物語です。物語の冒頭、一生懸命描いた図工の絵を友達に笑われたことで自信をなくしたりいこは、まいごのかぎの持ち主を探している間に不思議な光景をたくさん触れて、徐々に笑顔を取り戻していきます。

 りいこの気持ちがどのように変化していくか、叙述に基づいて丁寧に読み取っていきました。

 子供たちはりいこの心情の変化を示す記述を読み取り、それをもとに意見を交換して、学級全体で考えを共有しました。感心したのは、各自がワークシートに自分の考えをしっかり書けたことです。これは日ごろから意識して練習しないと身に付かない力で、ふだんのがんばりを感じることができました。

 「スイミー」も「まいごのかぎ」も、子供たちの眼前に美しいイメージを広げ、想像力を掻き立ててくれる魅力的な文学教材です。授業で身に付けた物語を読み味わう力を、夏休みの読書にもいかしてほしいと思います。

 冒頭、「読む力の低下」と申し上げましたが、本校児童に限ったことではありません。読解力の低下は、全国的な傾向です。いえ、わたしたち大人も読む力が低下していないでしょうか。主たる原因は、ネット動画の普及等により、ふだんから文字に慣れ親しむ機会が減少しているからだと思います。

 それでも、読む力は、すべての学習の基盤となる非常に大切な能力です。北谷小では授業研究を通じて、子供たちの読む力を高めていきたいと考えます。

 

授業参観にご参加ありがとうございました

 今日は間違いなく、今シーズン最高の暑さだったと思います。そんな中で申し訳なかったのですが、第一学期授業参観を実施いたしました。

 大変申し訳ないことに、都合で5年生の授業参観を来週に延期させていただきました。詳細につきましたは、6月28日(水)の午後に配信したメールをご覧ください。来週6日(木)、7日(金)にコースに分けて実施し、開始時間、林間学校説明会についても今週と同じ時間帯に実施いたします。本当に申し訳ございませんでした。

 授業参観の様子を、一部お届けします。

 どの学級でも、子供たちが集中してがんばる姿をみることができました。おうちの人にがんばっているところを見せたかった子が多かったと思います。この暑さの中ご来校いただくことは心苦しい限りだったのですが、やはり子供たちは保護者の皆様がいらしてくださるとうれしいと思います。

 もし、授業で小さなことでもよい姿勢やがんばりがみられたら、おうちで大いにほめていただければと思います。ご来校くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。

 明日は二日目となります。引き続き、よろしくお願いいたします。

これは大変!玉止め・玉結び

 今日は今年一番!と思えるほど暑い日でしたが、それだけにプールは最高だったようです。水面も子供たちの笑顔もキラッキラでした。

「校長先生、きもちいーでーす!」

 5年生が家庭科で「本返し縫い」「反返し縫い」「かがり縫い」に挑戦しました。これがまた、悪戦苦闘の連続でした!「先生、どうやるんですか~?!わからなくなっちゃいました~!」「ほら、がんばれー!」

 「ほら、こうすれば大丈夫。あとは自分でできるね?やってごらん。」「ありがとうございました!」

 「よーし、玉結びできた!」「あれれ、どうやってやるんだっけ?」「大丈夫?教えようか?」

もう大騒ぎの教室。

「よーしみんな、その調子。がんばって仕上げよう!」

 授業では本返し縫いなどを教えたのですが、その前段階の玉止め・玉結びで苦労していた子も少なくなかったようです。無理もありません。練習を続けなければ簡単に身に付くものではありません。それでも、互いに教えあいながら、なんとか練習を終えました。終わった子は、フェルトの小物入れづくりにとりかかります。そこまでたどりついて小物入れづくりをやりたい!と思ってがんばった子が多かったようです。

 子供たちは苦労して家庭科の裁縫の技術を練習しました。ご家庭で衣服のボタンがとれた場合、ぜひお子さんに任せてみてください。「あれ?学校の家庭科で、ボタン付けやったよね。ちょっとこれ、付けてみてくれない?」…ぜひ、「えー?!」「むりー!」と言われても、ぜひお願いします(笑)。

 学校で身に着けた基礎・基本は、実生活で生かせてこそ理解が深まります。調理実習も、この裁縫技術も同様です。イスラエルには、「子供に手伝いをさせないのは、泥棒を育てるも同然だ」ということわざがあります。働くことの意義や価値、そして喜びを教えることが大切だと思います。

 5年生、よくがんばりました。 

授業は学校の命 研究授業がんばります

 梅雨らしい、蒸し暑い一日になりました。どの学年もプールに入れたので、子供たちは大喜びでした。

 5時間目、2年生で研究授業が行われました。私たち教師は、初任者、二年次、三年次、五年次、十年次と研修を行うことが義務付けられています。その二年次の研修です。

 国語「スイミー」を読み深め、スイミーがなぜ大きな魚を追い払うことができたかを話し合いました。担任はとても一生懸命で、子供たちもそれによく応え、発表は話し合いで、みんなよくがんばっていました。

 こうするともっとよくなるよ、という改善点もありました。そこは市教委から派遣された指導者の先生にご指導をいただき、振り返りを行いました。指導をいただいた点は、次の実践に生かし、よりよい授業の創造を目指します。

 授業は私たち教師の命です。その思いは、初任者のころからずっと変わりません。授業で子供たちを変える、授業で伸ばす。そのために、欠かせないのが研究授業です。研究授業こそ、私たちが最も大切にすべき職務です。

 そして授業の腕は、研究授業を何度も何度もこなさない限り、伸びることはありません。研究授業は、準備も当日の指導も、大変です。教室の環境整備も、事前の生徒指導も、やるべきことがたくさんあります。しかもその間は、通常業務が滞りがちになります。やっとの思いで授業が終わると、横に寄せていた通常業務が押し寄せてくるので、余計忙しくなります。それでも研究授業は、教師の成長のために絶対に必要なものです。

 そして誰もが最初から授業が上手なわけではありません。最初はみんな、戸惑いながら緊張しながらぎこちない授業しかできません。それが、経験と勉強と、多くの指導を受けることで徐々に上手になっていきます。子供たちにとって、わかる楽しい授業を行うことができるようになります。その評価は、子供の笑顔と学力の伸びです。私たち教師は、子供たちに成長させてもらっています。

 「先生、今日の授業、楽しかった!」という子供の言葉と笑顔は、私たちの最大級の賛辞です。そんな笑顔がたくさん増えるよう、これからもがんばっていきます。

 

 

 

 

6月26日(月)今日のできごと

 梅雨の合間の晴れ、というにはちょっと合間が長すぎという気もします。一日、蒸し暑い日でした。授業の様子をお伝えします。

 まずは4年生、プールに入れてラッキー!はい、シャワーで体をきれいにしましょう。

 さあ水慣れ。バタ足を思いっきりー!次に、頭を水に入れましょー!「きゃー!」

 3年生の算数です。答えが分かった人ー!おお、よく手が挙がっている!

 1年生は、席替えー!やったー新しい席になりましたよー!

 1年生も、プログラミング学習に取り組みます。やったー、ひよこが動いたー!とっても楽しそうでした。

 「スイミー」を読んで、比喩表現からイメージを広げましょう。「虹色ゼリーのようなクラゲ」って、どんなクラゲ?ブルドーザーみたいなイセエビって?できあがったイメージを、共有してみんなで見比べました。

 

 5時間目は、5年生が鉄棒の練習に一生懸命打ち込んでいました!「校長先生!後方腕立て支持回転(空中逆上がり)」って、どうやってやるんですか?!」その意気やよし!練習を続ければ、必ずできるぞ!

 暑い中ですが、どの学級もがんばって学習や運動に取り組んでいました。気が付けば、夏休みまであと一か月。1学期のラスト一か月を、健康をキープして乗り切りましょう!今日も一日、よくがんばりました!さあ今週も、ファイト!!

 

 

4年生 ICT学習

 今日も梅雨らしい曇り空になりましたが、業間も昼休みも運動場で遊べたことは幸いでした。しかしプールの規定温度に達しなかったことから不満噴出した学年もあったようです(笑)。

 4年生がICT支援員の湯川さんのご協力のもと、ICT学習に取り組みました。使用したのはGoogleclassroom(Googleのアプリ)「オクリンク」と「ジャムボード」です。どちらも学習に役立つ統合ソフトです。私は「オクリンク」の学習に立ち会いました。

「それでは、アイスクリームについて調べた情報を共有しましょう。各自、ポータルサイトでアイスクリームのことを調べて、画像を登録してみてくださーい。」「うおー、アイス。」「やったー。」「あ、アイスの実。これ大好きー。」

「はい、画像ができたら、そこに簡単な説明文を入れて、オクリンクに投げてくださーい。」

「はーい。」「え、文字ってどうやって入れるんだっけ。」

 子供たちから集まってきた情報は、ぞくぞく共有フォルダーにまとめられ、そのまま表示されます。

「おー、きたきた。」

 手元に情報を共有できた子たちは大喜び。「あー、これ食べたことあるー!」「これ好きー!」

 素材がアイスクリームだっただけに、大喜びでした。調べた情報を、あっという間に共有することができました。

 従来だったら、調べた情報は発表会等を行うことで共有ができました。しかし、こうした統合ソフトを使用すると、瞬時に情報が共有できるため、いわゆる「協働学習」を行うことが可能となります。しかも、理論上は物理的な距離を問いません。

 チャットGPTの使用ルールなど、ICTやSNSの活用については、ルールの明確化の必要性が生じたり、トラブルの発生が予想されたりすることも事実です。だからといって、ICTを子供たちから遠ざけることはナンセンスです。そうではなく、ICTの優位性、利便性と短所を同時に理解し、学習効率を高めるため、または生活をより便利にするために使いこなしていくことが要求されます。それが「society5.0」といわれる社会です。

 まずは、ICTの便利さを学習する。そして同時に、情報モラルやマナーを学ばせ、ネット上の危険性についても学ばせていく。時間が十分とれない中ですが、しっかりと進めていきたいと思います。

交通安全教室を行いました

 今日は夏至。一年で一番昼間が長い日です。太陽もそこそこ出ていましたが、明日からは梅雨空が戻ってくるようです。

 本日、交通安全教室を行いました。吉川警察署交通課、交通指導員、市役所危機管理課の皆様を講師にお招きしました。2時間目が低学年、3時間目中学年、4時間目高学年の順に行いました。

 低学年は、まずDVDで交通ルールの大切さを学びます。ガチャピンとムックが出ていたので子供たちも大喜び。

「ガチャピンー!」「ムックだー!」

 一番危険性が高いと考えられる横断歩道について説明をいただきました。キーワードは「とまる」「みる」「まつ」「たしかめる」です。

 そのあと、体育館に設置した信号と横断歩道を使って、実際に横断歩道のわたり方を練習しました。

 3時間目は、中学年が運動場で自転車の乗り方と交通ルールについて学習しました。代表の児童に自転車で模擬コースを走ってもらいました。

 自転車のルール、「自転車安全利用五則」についてご説明いただきました。新たに加わったことは「ヘルメット着用」です。

 さあ、いよいよラストの4時間目。高学年児童が自転車の安全利用について学びます。

 ポイントは「三つの左」。①左側から乗る、②停車するとき左足を着く、③降りるときも左側に降りる です。模擬コースを走る子たちは、その原則をしっかり守ります。

 1時間の講習を終えて、最後お越しくださった皆様にお礼をいいました。「ありがとうございました!」

 吉川警察署交通課の方にお聞きしたのですが、自動車事故は全般的に減っているものの、自転車の事故は増えているそうです。特に、中・高生が下りの坂道をノーブレーキで走り降りたり、かなりの速度を出して走ったりすると事故を起こしやすいとのこと。私たち人間の脳は、束縛から解放されたり、乗り物の速度が上がると快感を感じるようにできています。遊園地のジェットコースターなど、最たるものです。放課後、自転車でかっ飛びたくなるのは本能的な衝動です。怖いもの知らずの年代で、その誘惑に打ち勝つことは難しいでしょう。遊び仲間といっしょなら、なおさらです。それでも、私たち大人は子供たちに伝え続けなければいけません。交通事故の怖さ、恐ろしさを。

 そのために、ご多用の中吉川警察署や交通指導員の皆様がお越しくださり、子供たちに丁寧に指導をしてくださいました。本当にありがとうございました。これからも、引き続き交通ルール順守の大切さについて子供たちに伝えていきたいと思います。

2年生 ザリガニ釣りにいってきました

 今日も梅雨の中休み。曇りで、ザリガニ釣りには絶好の気候となりました。2年生が生活科で、中央公民館近くにザリガニ釣りにいってきました。

 現地に着くと、さっそく手づくりの釣り竿でザリガニを釣り始める子供たち。「釣れるかなー?」

 はじめて5分も経たないうちに、「あー、釣れたー!!」

 今日は曇りで天気もちょうどよく、ザリガニはどんどん餌に食いつきました。ご覧ください、この笑顔。

「釣れましたー!」

 保護者の皆様もお手伝いいただき、ザリガニ釣りはまさに最高潮。みんな夢中です。

 「みてみてー!」「釣れたー!」

 保護者の皆様、お手伝いいただきありがとうございました。

 釣れたザリガニは教室にもって帰り、あとは家で飼育していただきます。

 学校近くの田んぼに、こんなにもたくさんのザリガニが釣れたことはラッキーです。吉川の豊かな自然に感謝ですね。お手伝いくださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。

 なお、アメリカザリガニは6月1日より条件付特定外来生物に指定され、ペットとして飼育する場合は最後まで大切に飼っていただくことになります。ご理解とご協力をお願いいたします。

 

水泳学習が始まりました

 梅雨の中休みとはよくいったものです。昨日ほど最高気温が上がらず、休み時間校庭に出てもそれほど暑くなかったのでラッキーでした。

 お天気がよくなってきたので、各学年は水泳学習を始めています。2年生の様子です。

「けがや事故を防ぐために準備運動をしまーす!しんきゃーく!」

 子供たちはその水の冷たさから、この場所をこう呼びます。「地獄のシャワー」。今日もその地獄っぷりが全開で冴えました。「ぎゃー!!」「冷たーい!!」でも、みんな楽しそう。

 いよいよ、プールに入ります。まずは水慣れ。「はい、バタ足ー!」「きゃー!!」

 「次は男子、入りますよー!」「やったー!」

 「次は、肩まで水に浸かりましょー!」「冷たーい!」「でも気持ちいいー!

 「だんだん調子が出てきたねー!顔を漬けてみよー!」「できまーす!」

 子供たちは終始、先生の指示をよく聞きながら一生懸命練習に励んでいました。とてもうれしそうでした。保護者の皆様、お子さんの健康管理や水泳用具の準備にご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 子供たちには、1回でも多くの水泳学習に参加してほしいと思います。体調が悪ければそれは仕方ありません。水泳指導についてお考えのあるご家庭も多いことでしょう。でも、1年で一か月ちょっとしかないプールの期間。なるべく多くの回数に参加して、「水は怖くない!」「泳ぐのは得意じゃないけれど、がんばろう!」という前向きな気持ちを育てたいと思います。

 子供たちはみんな、大喜びで学習に参加しています。引き続き、水泳学習にご配意くださるようお願いいたします。

 

6年生社会科見学 国会議事堂見学を通して学ばせたいこと

 最高気温30度のとても暑い日になりました。北谷小6年生にとって、今日は熱い一日になりました。国会議事堂と国立昭和館に社会科見学に行くことができました。

 最初に国立昭和館に到着です。戦中戦後の生活について学びました。当時の日本の生活の苦しさ、徴兵された若者たちとその家族の暮らしなどについてご説明をいただきました。

 昭和館の展示物は豊富で、現存する貴重な資料のほか、様々な体験コーナーもありました。

 子供たちは10時半ごろに「おなかすきましたー!」とかいっていっていたのですが、まだ業間休みの時間帯だってば。昭和館の中の会議室をお借りして、予定通りの時刻にお弁当にありつくことができました。やれありがたや。

「いただきまーす!」みんな、めっちゃ嬉しそうにお弁当をほおばっていました。

 昼食後、いよいよ国会議事堂に到着しました。折あしく本日の午後1時に内閣不信任決議案が提出され、衆議院内は蜂の巣をつついたような大騒ぎ状態となっていました。地元議員が出迎えてくださる予定でしたが、残念ながらそれもなしに。でも、この肌がぴりつくような緊張感こそ、政治の本質なのだと強く感じました。子供たちも、肌で感じるものがあったのではないかと思います。(国会内の写真撮影は、この待ち合わせ室のみでできましたが、ここも満杯状態でした。)

 幸いなことに参議院の本会議場を見学することができました。国会議事堂を背景に記念写真をぱちり!

 その後訪れた憲政会館では、昨年はコロナの影響でできなかった「国会議員疑似体験」をさせていただきました。

議長「あー、それでは施政方針演説をお願いします。内閣総理大臣!」

内閣総理大臣「はい!国民の皆様の安心で安全な暮らしを守るため、議員の皆様、以下の法案の審議をお願いいたします。」

議長「意義ある議員は、発言をお願いします。」

議員「意義なーし!!」どうやら、北谷小出身議員の手により、重要法案の審議が無事終了して、法案が成立したようです。

 みんな、気分はすっかり国会議員でした。「いぇーい!」

 憲政会館のスタッフの皆様、大変お世話になりました。

 みんなすっかり、国会議事堂がもつ本物の迫力に魅了されたようでした。

 政治は、ニュースやテレビ画面の中で行われるものではありません。今私たちがいるこの吉川市と地続きの場所で行われている、現実のものです。そこで審議を行う議員の方々は、私たちと同じ、人間です。政治は人の手による営みです。そのことを子供たちに肌で感じてもらうことで、政治への興味関心を高めてほしいと思うのです。

 社会科見学ほど、子供たちの社会科の学習への興味を高め、理解を深める価値ある行事はないと思います。保護者の皆様におかれましては、お子さんのご参加にご支援をいただき誠にありがとうございました。また1ページ、6年生の楽しく有意義な思い出が子供たちの胸に刻まれました。

個人面談 ご対応ありがとうございます

 曇り空に時折雨がぱらつく梅雨らしい気候が続きます。

 個人面談の期間が明日までとなりました。お忙しいところ、足元のお悪い中ご来校くださりまことにありがとうございます。

 昨年度は二学期に実施していた個人面談を、今年度は一学期に実施しました。年度当初に、お子さんについて教育方針を共有することで学校と家庭の連携を強めること、また健康上の配慮事項や校外学習等での留意点についても共有し、お子さんの安全性を高めることをねらいとしています。

☆ 会場のイメージ写真です(笑)

 子供は三つの顔をもつといわれています。親に見せる顔・先生に見せる顔・友達に見せる顔。そのすべてを理解することが児童理解につながり、望ましい指導が可能となります。お仕事の都合を付けて時間をつくってくださりまことにありがとうございました。でも、担任の保護者の方がフェイストゥフェイスで話をすることは、子育てを行う上で大きな意味をもつと思います。

 学校の様子を毎日話してくれる子と、そうでない子がいます。特に、なかなか学校の様子を話さないお子さんの様子をお伝えすることで、安心していただくことにもつながります。いただいた情報を学習指導・生徒指導・学級経営に活かしながらより望ましい学級経営につなげていきたいと思います。

 保護者の皆様のご理解とご協力をくださるようお願いいたします。

教育現場に必要なのは あたたかな人の手

 梅雨らしい、一日雨の天気となりました。

 5,6年生が、新体力テストのボール投げと50M走の記録に取り組んでいました。

 他学年はもう終わっているのに、高学年だけ、なぜ?と思うと、5,6年生は低学年児童の面倒をみて、やり方を教えたり記録をとったりしてくれていたのです。それに体育の時間を使っていたから、このように最後になったのです。5,6年生、とても立派でした。低学年のことをしっかりみてくれてありがとう!

 4月に入学した1年生。学習規律も身に付き、授業に集中できるようになりました。でも、ワークシートなど個人作業では、「ちゃんとできているかな」と不安が付きまといます。そこで、教育支援員の先生の手助けがとても助かります。子供たちは、先生に丸を付けてもらうことでとても喜び、安心します。こうして、学習がはかどっていきます。

 全国的に、教員不足が問題となっています。政府も手立てを考えてくれています。ただちょっと気になるのは「ICTの導入による校務の効率化」がちょっと大きめにうたわれていることです。そりゃ、今の校務システムをより使いやすいものにしてもらうことは先生方の負担軽減につながります。もっとありがたいのが「人の手」です。低学年を優しくみてくれた高学年児童の手、1年生が一生懸命書いたワークシートに花丸を付けてくれるあたたかな先生の手。それこそ必要です。ICTも大切ですが、教職員数をたくさん増やして、多くの目で子供たちを見守り、支援することが子供たちや保護者の皆様の安心につながると思います。

 先日、「こども未来戦略方針」が政府より示されました。政府が少子化対策に本腰を入れてくれるのは頼もしい限りです。小・中学生が一日24時間のうち8時間ものかけがえのない時間を仲間とともに過ごす教室。ここにも手厚い支援が入ることを期待しています。

授業の形 いろいろ

 午前中は雨がぱらついていたものの、午後からは日差しが強くなり、とても暑くなりました。熱中症指数も「注意」レベルになり、子供たちにも注意を呼びかけ昼休みは運動場で遊ばせました。

 朝涼しかったので長袖トレーナーでくる子がいますが、日中は気温が上がることが多いです。こうした日は、着脱可能な服装で、温度調整ができるようご配慮いただければ幸いです。

 一口に授業といっても、いろいろな形があります。例えば少人数で、静かに計算練習に取り組む授業です。

 今年度は残念ながら、担任外の教職員が人員減となりました。そのため、算数の少人数指導は中学年に限定しています。中学年で基礎・基本を定着させることで、高学年の学習がスムーズになるからです。特に算数は、一人一人の学習内容の定着の度合いをみながら丁寧に個別指導することが非常に効果的です。子供たちも安心して、集中しながらわり算の学習によく取り組んでいました。

 一方で、こちらは5年生の社会科の授業です。非常によく、子供たちが挙手して発言していました。これはとても素晴らしいことです。

 授業中子供たちが手を挙げなんて、当たり前でしょ?と思われる方もいらっしゃると思います。今の子供たちは昔よりずっと自尊心を大切に守ります。皆の前で発言して、それが間違えていたら、学級での地位が低下するかもしれません。それなら、発言を控えたほうが安全だ、そう考える傾向があるのです。また、活発に挙手すると、「目立とうとしてるんじゃね?」と後ろ指をさされるかもしれません。昔の子供より、ずっと「先を考えている」といってもいいかもしれません。

 そうとらえると、この教室の子供たちはとても素晴らしい。これは、子供同士の人間関係が築かれている証拠です。誰かが間違えても、決して否定したりせず、「いやそれ一理あるじゃん。」と認めあう雰囲気ができているのです。そして担任の先生との関係が良好であって、はじめて活発な授業ができるのです。

 先日、あるYouTubeのプログラムで、「現在の学校は子供たちを威圧的に指導して、画一的な考えしか認めない。いっそ、学校の中で塾を開いて、どちらの学力が高いか先生に思い知らせ、自分たちの驕りを認めさせたほうがいいのではないか。」と発言している政治系ユーチューバーをみました。それってあなたの感想ですよね?

 私たち現場の教師は、子供たち一人一人の発言を尊重し、全体の学習への理解につなげることを常に意識しています。また、一人一人の学習内容の定着の度合いを見届け、個別指導等で不足を補うことに腐心しています。

 授業の形はいろいろ。でも、その目標は常に一つです。子供たちに「わかった!楽しい!」と感じてもらうことです。

 

オンラインプール開き 理科は楽しいですね

 学校ブログ冒頭でお知らせしたように、本日オンラインプール開きを行いました。運動委員がよくがんばって、役割を果たしてくれました。

 今週から水泳学習が始まります。保護者の皆様におかれましては、お子さんが水泳学習に参加できるようプールバッグの準備及び健康観察、LEBERの入力にご協力をお願いいたします。泳ぎの得意・不得意はあまり関係がありません。得意なもの・苦手なもの、どちらにも積極的に参加して自分を伸ばす子に成長してほしいと思います。お子さんがなるべく多く水泳学習に参加できるようご配意くださるようお願いいたします。

 話変わって、今日教室訪問するときは、理科の授業を多くみることができました。

 4年生は、「電池とモーター」の授業でした。コードを巻いて、コイルをつくってモーターの原理を学ぶ授業です。おもしろいんです、これ!

 3年生は、モンシロチョウの成長の観察でした。校内で採取したモンシロチョウのタマゴがさなぎになり、すべて羽化したことに子供たちは大喜び!

 6年生は、ひとの体の学習で、消化器を学んでいました。上杉先生、渾身の板書を丁寧に写して、消化のしくみを学ぶ子供たち。みな、よくがんばっていました。(カメラ目線がちょっと余計ですが)

 やっぱり、理科は楽しいです。テレビ・新聞などのメディアは「子供たちの理科離れ・理科嫌い」を話題にしますが、何を根拠にいっているのだろうと思います。理科が大好きな子が圧倒的な多数派です。

 そして、その理科を学ぶ目的はテストでよい点をとることではありません。地球や自然を好きになるためです。理科で小さな命の価値や生態系の素晴らしいメカニズムを学ぶと、自然をみる目が変わり、その手で触れるときの感動が違ってきます。小さな命を大切にしようとする姿勢が育ちます。それこそが理科を学ぶことの意義だと思います。

 私たちの、かけがえのない地球。その地球を将来大切に守り、受け継いでいくのは未来を生きる子供たちです。その子供たちに地球や自然の素晴らしさを教えるために、科学技術との望ましい融合を学ばせるために、理科という教科があると思います。

 ちょっと尊大すぎました。でも、理科の授業でがんばる北谷小の子供たちをみていて、ふとそんな思いに駆られました。

梅雨入りしましたね 今日のできごと

 6月8日(木)、関東地方も例年より1日遅れで梅雨入りしたそうですね。この前のような大雨にならないといいのですが。学校でも、常に天気予報に注意して、気を付けてまいります。

 そんな今日は大きなトピックはなかったので、校内を見回った際の学習の様子をちょこちょことお伝えします。

 6年生が社会科見学のガイダンスを行っていました。説明を聞く姿勢がとてもよかったです。国会議事堂の見学はおそらく一生に一度です。有意義な学習になるように、事前の学習をしっかり行いたいと思います。

 外国語学習の様子です。光安先生もレストア先生も、いつも子供たちが楽しんで学習に参加するよう工夫してくださっています。今日の授業も、大盛り上がりでした。楽しく英語を学べています。

 音楽の授業では、合奏の練習の計画を立てていました。コロナ禍が終わり、楽器を使っての演奏の授業もできるようになったので、子供たちも楽しみにしていました。いい演奏ができるといいね。

 12日(月)の朝、オンラインでプール開きを行います。今日はテープカットの動画を撮影しました。プール開きのとき、流す予定です。息を合わせて、はい、カット!タイミングもばっちり。

 こうしたプール開きを行えるのも、5,6年生がプール清掃でがんばってくれたおかげです。プール開きの講話では、そこをばっちり全校児童に伝えたいと思います。

 梅雨時は、子供たちも体調を崩しやすい時期となります。気圧が低かったり、雨や曇りで日照時間が短かったりすると、自律神経の働きが鈍りがちになり、感情の抑制ができなくなるケースもあります。

 それでも、子供たちは学校でよくがんばっています。おうちでは、リラックスして過ごせるようご配意いただければ幸いです。梅雨を子供たちが乗り越えられるよう、ご支援をお願いいたします。