学校ブログ

学校ブログ

逆上がり補助器修繕完成

 昨日は忙しく、更新ができませんでした。申し訳ありません。

 本校の用務員さんはDIYの名人です。ふつうなら、業者さんに出さなくてはいけないような修理・修繕でも、プロはだしの技術でやってしまうので、学校として本当に助かっています。今回も、逆上がり補助器を、手作業で直してくださいました。

 ごらんください、この出来栄え。

 まるで新品のような出来具合です。16日に完成しましたので、来週には運動場の鉄棒のところに設置したいと思います。逆上がりを練習している子たちには、とてもありがたいものです。

 山崎さんのような方がいらっしゃって、本当にありがたいです。

 

4年生福祉体験と3年生クラブ見学

 ここのところ、風が強く寒い日が続きます。いよいよ、三寒四温の季節が到来するのでしょうか。

 4年生が、社会福祉協議会の皆様をお招きして、「高齢者体験」を行いました。

 高齢者の身体感覚が理解できるように、体に「おもり」を付けたり、肌の感覚が弱くなるように手袋を着けたり。装着した子どもは「歩きにくーい」「重いー」を連発し、苦心惨憺でした。椅子に座ると思わず「あー楽だー」。疑似体験の効果に驚いていました。こうした学習を行うことで、例えば電車の中でご高齢の方に席を譲ったり、街中で困っていらっしゃる方を見かけたらお手伝いをしよう、という気持ちが生まれるのではないかと思います。

 福祉協議会の皆様に加えて、ボランティアの保護者の方にもよくお手伝いをしていただきました。本当にありがとうございました。

 6時間目は、3年生のクラブ体験を行いました。各クラブが、3年生を大歓迎して、自分たちのクラブの楽しさを味わわせようと一生懸命歓待していました。その様子をご覧ください。

 バトンの回し方をやさしく教えてあげたり、卓球のゲームをさせてあげたり、高学年といっしょにミニゲームをしたり。パソコンでプリントアウトした塗り絵を用意してあげたり、あぶり出しで文字を浮かび上がらせたり、練習の成果の上手な演奏を聴かせてあげたり。どのクラブを見学した3年生も、みな大満足。とっても楽しそうでした。

 特筆すべきは、クラブの先輩たちの大歓迎ぶりです。訪れた3年生に、手取り足取り、やさしく教えてあげていました。とても微笑ましい光景でした。各クラブの先輩たち、素晴らしかったですよ。

 昨年はコロナでこのような触れ合いはできなかったのですが、今年度はようやく、このような温かな交流が実現できました。オンラインもいいですが、やっぱり実際に異学年で交流することは、子どもたちの豊かな心の育成に資する価値ある取り組みだと改めて感じました。

 高学年のみんな、ありがとう!

 

学校運営協議会を行いました

 とにかく風が強い日でした。強風だと、なわとびも回しにくく、子どもたちの遊びも難儀です。しかし、免疫力向上、ストレス発散のために、元気な子は外遊びを推奨しています。ご理解くださると幸いです。

 本日、第3回の学校運営協議会を行いました。地域の代表者の皆様に学校運営に関するご意見等をいただき、学校経営の改善・向上に資するものです。

 令和4年度の学校運営に関する具体的な情報や数値、そして保護者の皆様からいただいたアンケートの結果等を報告したあと、委員の皆様からご意見をいただきました。学校の組織的な取り組みや、学校HPによる情報発信に一定の評価をいただいたあと、改善点についてのご意見としてあがったものは、〇学力向上 〇あいさつ・言葉づかい に関するものでした。

 どちらも、学校にとって重要な課題です。特に、あいさつ・言葉づかいについては、保護者・地域の皆様とともに積極的に子どもたちに声掛けをしていくことが大切なのではないか、という点で意見がまとまりました。

 また、学力向上については子どもたちが教室で学んだ機会を地域で生かすことが大切だと考えます。例えばこれまでの私の赴任校で、こんな取り組みを進めていました。学区に特別養護老人ホームがあり、6年生が毎年、そこを訪問していました。学校で書いた作文を読み上げたり、音楽で練習した合奏や合唱を披露したりしました。おじいさんもおばあさんもとても喜んでくださり、子どもたちに「作文すてきでした」「歌がとってもうまいですね」というお手紙をいただきました。子どもたちは喜んで、教室にお手紙を掲示して、「国語や音楽で、また喜んでいただけるようがんばろう。」と意欲を高めていたのです。

 子どもたちの学力向上やあいさつの推進には、保護者・地域の皆様と一緒に取り組むことが大切だと思います。今はコロナ禍で、このような交流は難しいのが現状です。しかし、コロナ禍が収束したら、少しずつ地域の実態に合わせて、子どもたちの学びが地域で生かせるような機会を設けていければと思います。

 先達の格言に曰く。「子どもは家庭でしつけ、学校で学び、地域で伸びる。」そうした三位一体の教育体制を築くためにも、学校運営協議員の皆様のご協力を今後もいただきながら進めていきたいと考えます。

 協議員の皆様、本日は大変ありがとうございました。

子どもたちの作品掲示

 17日(金)から授業参観が始まります。各教室は、その準備として子どもたちの力作を掲示しています。ご来校の折は、こちらもご覧ください。

 作品の価値は、「うまい」「上手」ではありません。「その子らしさが出ているかどうか」です。たとえ思い通りにいかなくても、がんばってつくった作品にはみな素晴らしい輝きがあります。その子どもの姿勢を見落とさず称賛することが大人の大切な役割だと思います。

 短くて申し訳ございません!今はこれが精いっぱい。

雪遊び 身体を動かすことによる免疫力向上とメンタルヘルス

 この学校ブログをアップしている日曜日の午前中はとてもいいお天気ですが、10日(金)は午前中から雪が降り出し、午後からは雨になる荒れたお天気になりました。

 今、北谷小ではインフルエンザが流行しています。先週は、複数学級を学級閉鎖にさせていただきました。突然にも関わらず、ご協力くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。お仕事などのご都合を付けていただき、申し訳ございませんでした。

 

 しかし、10日(金)の業前と業間休みは、敢えて外遊びをOKにしました。以前、外気温が氷点下だったため、体育朝会を中止にしたことがありました。それなのに今回は「風邪が流行っているのに、子どもたちを外に出したのか?」と思われる方もいらっしゃることと思います。この場をお借りして理由を説明させていただきます。

 雪遊びをOKにしたのは、外気温が氷点下には達していなかったこと、雪遊びなら体育朝会と異なり、子どもたちが外に出るかを選択できること、何より子どもたちの免疫力を高めることができるからです。

 身体を楽しく動かすと、体温が上がります。すると血行がよくなり、身体のすみずみまで酸素や栄養が届きます。また、血液中の白血球に含まれる免疫細胞が活性化されるため、免疫力が高まります。

 また、運動はストレス発散につながります。軽い運動をすると副交感神経が優位になります。ご承知のとおり、副交感神経は身体をリラックスした状態にして血圧を下げます。私たちの身体は交感神経と副交感神経がバランスよく働いて成長に機能します。雪遊びで楽しく身体を動かすことで、身体の機能を高め、免疫力を高め、さらにストレスを発散できるのです。

 「雪が降って寒いから外に出るのは禁止」にすると、雪遊びをしたい子どもたちはストレスをためてしまいます。イライラした気持ちは身体にも影響を与え、免疫力を下げることにもつながります。そこで、粉雪が降る状態だった業間休みは雪遊びを許可しました。校内放送では、もし、寒くて不安がある人は外に出ないように伝えました。雪が雨に変わった昼休みは、外遊びを中止にしました。

 子どもたちは、それはもう大喜びで遊びました。雪合戦をする子、雪だるまをつくる子、雪の中でおおはしゃぎで走り回る子。学級閉鎖をしていた学級の子どもたちには大変申し訳なかったのですが、みな、寒さなどまるで感じていないように元気に動き回り、存分に遊びました。業間休み終了後の教室は暖房の温度を上げ、身体が冷えないようにしました。

 雪遊びをOKにしたのは、楽しく雪遊びをさせることにより子どもたちが本来もっている生命エネルギーを引き出し、免疫力を高め、情緒の安定を図るためでした。そうすることで、心身のよい状態を維持でき、ひいては体調管理にもつながると考えました。ご心配をおかけして申し訳ございませんが、ご理解を賜れば幸いです。