学校ブログ

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2年生 市川市ありのみコース遠足

 

 青空のもと、2年生全員で市川ありのみコースへ遠足に行ってきました。貸切バスで移動する約1時間の道中は大盛り上がり。バスレク係が中心となって、先生や友達にまつわるクイズに回答したり、歌を歌ったり、DVDを視聴したりと楽しく過ごすことができました。

 到着後、すぐにクラスごとに記念写真を撮影しました。どの子も笑顔いっぱいで、アスレチックで遊べる期待感が高まっているのが分かりました。

 9月に入ってからも気温が高い日が続いたため、業間休みや昼休みに思い切り体を動かして遊ぶ機会があまりなかった子供達にとって、ありのみコースは最高のスポット。適度に木陰があって、爽やかな風が吹いている中、水分補給をしっかり行って様々なアスレチックに挑戦することができました。感心したのは、順番をきちんと守り、お互いに声を掛け合って安全に気を付けながらアスレチックを満喫していたことです。子供達の成長を感じることができました。

 そして、遠足のもう一つの醍醐味は何といってもお弁当!!「先生、今日はぼくの大好きなから揚げが入っているんだよ。」「私のお弁当はキャラ弁なの。見て見て。」等、あちこちで嬉しそうにお弁当の紹介をしてくれました。保護者の皆様におかれましては、朝早くからお弁当作りにご協力いただいたことに感謝いたします。お陰様で一人一人が最高の思い出をつくることができました。ありがとうございました。

4年生 NTT環境学習 貴重な授業をありがとうございました

 今日も、昨日と同じような暑さになりました。業間休みは曇っていたのでWBGT(熱中症指数)が高まらず大丈夫だったのですが、昼休みは残念ながら日差しが強く気温が上昇。やむを得ず、異年齢グループ遊び「かがやきタイム」を室内遊びに切り替えました。でも、リード役の6年生がとてもよくみんなをまとめてくれたので、どの教室もとても楽しそうでした。ありがとう6年生!

 その6年生の陸上練習は、今日から種目選抜練習を始めました。種目を絞ることで、効率よく練習を進めることを目指します。ここでも6年生はよくがんばっていました。

 また今日は、図書ボランティアの皆様が図書室の本を整理してくださいました。時間をかけ、丁寧に掃除を進めてくださったおかげで、本が整理されてぴっかぴかになりました。図書室が大好きな北谷小の子供たち。大喜びだと思います。図書ボランティアの皆様、大変ありがとうございました。

 そして今日は4年生を対象に、NTT環境学習を実施しました。NTT東日本の皆様が来校され、デジタル化社会と環境保全の必要性について、各学級1時間ずつ、特別授業をしてくださいました。

「みんな、これ、みたことあるー?」「あるー!!」「サザエさんやドラえもんでみたー!」

さすがNTTの皆さん、懐かしの黒電話をみせてくださいました。

 「じゃあ、これは?」「なーい!」

なんと、VHSテープは子供たちも所見だったようです。

「昔はこういうものを使っていたけれど、今は動画配信サービスがあるので、こうしたテープは不要になりましたね。」

「ここでクイズです。これから、バーチャルリアリティーキャラクターがみなさんにお話をします。実は、その正体は北谷小の先生です。キャラクターに質問をして、どの先生かあててみてくださいね。では質問がある人ー!」

「はいはーい!!」「何年何組の担任の先生ですかー!!」

「それいっちゃうとわかっちゃうから、想像にお任せしまーす。」「えー!!」

 「さあ、あててください。いっせーのー!」

「校長先生ー!!」 はい、大正解!パソコンに現れたキャラクターは、校長室からリモートで操作していたアバターでした!

 「今は、デジタルを使うと遠くの距離の人とお話ができるので、直接行かずにすみます。燃料代を節約できますね。また、資料もデジタルを使えば、紙を大量に消費することもありません。このように、デジタル社会は、環境にやさしい社会なのです。みなさんも、自分の生活の中で、資源を節約する工夫を考えてみてください。」

「さあ、グループで話し合いましょう。」

 楽しく授業ができました。NTT東日本の皆様、ありがとうございましたー!いぇーい!

 貴重な資料の実物提示や、NTTの技術ならではのVRキャラクターを使っての授業で、子供たちも生き生きと学ぶことができました。お越しくださったNTT東日本のスタッフの皆様、楽しくて貴重な学習の機会をいただき、大変ありがとうございました。

話し合い・伝え合いの大切さ

 本日は業間・昼休みともWBGT(熱中症指数)・気温とも危険域だったので中止にしましたが、6時間目のクラブの前、どちらも急速に下がりました。湿度が下がったことが大きかったようです。クラブの時間と陸上の練習は、途中の休憩や水分補給などを行いながら気を付けて行いました。もともと、天気予報でも今週水曜日ぐらいから湿度が下がり、最高気温はまだ高いものの若干過ごしやすくなるといっていました。しかしこの暑さは今週いっぱい続くようです。外での活動を行う際は、熱中症指数や気温に十分注意しながら進めてまいります。

 今の授業は、話し合いを大切にします。座ったまま教師の話を聴き、黒板を写すだけの授業より学習効果がはるかに高いからです。カラオケは聴いているだけでは覚えないけれど、自分で歌えば覚えるということと同じですね(笑)。

 1年生は算数で、「12+3」の計算の仕方を友達に説明する授業に取り組んでいました。

 「はい、12+3の計算を、小学校にまだ通っていない子にわかるように説明してください。」「ええ~?」

「えーっと、12のうち、2と3を足すと5ってまとまりになるから・・・。」「うん、わかった。同じ考え。」

子供たちはたどたどしいながらも、考えて相手にわかるよう説明していきます。

「はい、みなさん、よくできました。相手にわかるように説明すると、自分でも考えがまとまって、よりよくわかるようになりますね。」

 3年生では国語の学習で、「3日間山小屋に行って、自然を存分に味わうようにするためには、水や食料など必要最低限のもののほかに、何がいるか?」というテーマで話し合いを行いました。

「では、クロームブックの画面に自分で必要だと考えるものを入力して、それをもとにグループで理由を付けて話し合ってください。」

「えーっと、虫かごは要ると思います。」「そうだよね。捕まえても逃げちゃうもんな。」「水着って、要る?山小屋だよ。」「だってここに、川が流れてるじゃん。自然と触れ合うなら、水遊びしたほうがいいじゃん。」「あーそっかー。」

 子供たちは自分の考えを自分の言葉で考えた説明を付けて、相手に伝えていきます。次第に、要るもの、要らないものについての考えが班でまとまっていきます。

「よーし、班で話し合いがまとまってきたねー。じゃ、全体でも発表し合って、考えをまとめていきましょう。」

 以前、あるユーチューバーが「学校は何年たっても子供たちに学習を任せず、全部先生がレールを敷いてその上しか走らせないから子供の学力が上がらないんだ。」といっていましたが、そんなことありません。今の授業は、子供たちの話し合いを大切にしています。全体で発表することをためらう子も、小集団の中では自分の意見を述べることができます。相手に伝えようとする過程で、思考が深まっていきます。

 そんな、自分が子供のころの印象で、今の学校を語ってほしくないですね。学校だって、日々進化しているんですから(笑)。

放課後陸上練習

 業間休みはWBGT(熱中症指数)・気温ともぎりぎりセーフだったので、注意しながら遊ぶことができました。しかし残念ながら昼休みは、雲が切れ日差しが強くなり始め、WBGTが危険レベルになり、やむを得ず外遊びは中止にしました。外遊びができないつらさはよくわかっているので、何とも歯がゆい限りでした。

 しかし、午後は曇り気味の空となり、気温が低下して熱中症指数も安定したので、外での陸上練習ができるようになりました。練習の様子をお届けします。

 30分間の短い練習でしたが、子供たちががんばったので記録の測定を進めることができました。私も練習を見守っていましたが、午後になり日が傾くとすーっと気温が下がってくるあたり、季節は秋に近付いているようです。

 選手を選ぶにあたり、児童の各種目の記録を正確に測定し、標準記録を設けた上で公正公平に選抜していくことが大事です。そして本番でのけがを防ぐ意味でも、練習は十分行うに越したことはありません。ああ、いつまでも暑い夏が恨めしい(本音)。当分はWBGT計とのにらみっこが続きそうです。張り出した太平洋高気圧が早く去ってくれるといいのに(笑)。

 それに加えて熱中症予防のためには子供たちが規則正しい生活を送り、良好な健康状態を維持していくことが大切です。子供たちもよくがんばっています。6年生の保護者の皆様には、引き続き、お子さんの健康管理にご配意くださるようお願いいたします。

3年パネルシアター 読み聞かせのもつ力

 天気が不安定な日でした。業間休みの前は気温が37度以上あったのでやむを得ず外遊びを中止にしました。でも、お昼ごろ上空に冷たい空気が入り込んだようで気温が急激に32度まで下がりました。お昼休みは外遊びをOKにしました。不安定な天気が続きます。こうしたときは、自律神経も乱れがちになるようです。今朝何人かの登校中の子供と話したのですが、「ゲームを遅くまでやっていて眠い」という子がいました。改めて、子供たちの「1日10時間の睡眠」にご協力をお願いします。

 朝、3年生が図書ボランティアの皆様による読み聞かせを行いました。舞台装置もばっちり。紙芝居の始まりのような演出に、子供たちもみんなわくわくです。

 ボランティアの皆様の語りかけもとても上手で、みんなすぐに絵本の世界に引き込まれていきました。

 読み聞かせボランティアの皆様のお話の世界へのいざないの上手なこと。みんな、声も出さずにお話に集中していました。

 次は、エリック・カールの「パパ、お月様とって!」です。この大型絵本は上下左右に広げることができる「仕掛け絵本」です。もともと大型の本がさらに左右に広がると子供たちからは「わぁっ」と驚きの声がもれました。

 読み聞かせの内容に満足した子供たち。お礼をいって、お開きにしました。終わった後、図書ボランティアの皆様は「子供たちがすごく集中してくれて私たちもとてもうれしかったです。」、と終始笑顔でいらっしゃいました。

 令和5年度から、働き方改革推進のため、朝の活動を原則行わないことになりました。北谷小では、月曜日に全校朝会のほか、読み聞かせを継続して行っています。本校では国語の学力向上が課題であり、今年度から国語の課題研修に取り組んでいることも理由の一つです。本を読み文字を読み味わう力を高めることは、国語力向上の基礎となります。

 そしてもう一つ。本は、心を潤します。現在教育改革の主軸の一つがICTの活用です。デジタルのパワーは本当にすごくて、本の内容を知りたければ、ちょっとネットで検索すると、すぐ情報を得ることができます。また、優れた語り部の方が朗読するYouTube動画にもやすやすとたどり着き、一流の朗読を鑑賞することもたやすいでしょう。

 でも、今日の読み聞かせのように、「本のすばらしさを子供たちに味わってほしい」と心から願うボランティアの方から、直接読み聞かせをしていただくような効果は、ICTではいまだ実現できないように思います。子供たちはわくわくしながら読み聞かせを聴き、終わった後、ボランティアの皆様に拍手を送り、礼儀正しくお礼のあいさつをしました。「仕掛け絵本」にも多くの子が興味をもったでしょう。こうした感動が生む心の潤いは、直接体験をしなければ得られないのではと改めて感じました。

 ICTのもつパワーは本当に素晴らしい。でも、本当に子供たちを本好きにしたいのなら、自ら本を愛する人の読書へのいざないや朗読こそ大切だと改めて感じました。読み聞かせボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

 

令和5年度吉川市プレゼンテーション大会

 9月9日(土)、吉川市民交流センター「おあしす」で、令和5年度プレゼンテーション大会が行われました。

 北谷小webサイト冒頭でお知らせしたように、5年生と6年生から二人の児童が参加し、クロームブックというICT機器の活用についての自らの思いをプレゼンしました。

 二人とも、発表前は相当に緊張していましたが、本番では最後まで落ち着いて立派な発表を行うことができました。

 クロームブックを使えば学習効率や家庭学習の推進がさらに高まること、SNSは便利ではあるが匿名性という問題があり、人を傷付けてしまう言葉が飛び交う恐れがあること。二人とも、自らの思いをじっくり深め、自分の言葉でまとめ、会場の人々に伝わるようがんばっていた点がとても立派でした。

 二人とも本当によくがんばりました。素晴しい発表でした。お疲れ様!

 吉川市が、このようなイベントを催す意図がよくわかります。私は、教育的価値が非常に高い取り組みだと感じています。

 ノイジー・マイノリティと呼ばれる人々が声高に理想や政治理念を叫び、新聞・テレビがそれを積極的に取り上げる。そうして世論形成に大きな影響を与えたのが、ネットが普及する前の社会でした。マスコミは自らを権力の監視者と標榜し、正義を振りかざしてきましたが、私にはそうは思えませんでした。むしろマスコミの方が、世論に大きな影響を与える存在ではないかと感じてきました。現に、2019年のロイターの調査では、日本のマスコミの権力監視機能は先進国中最低という結果になりました。

 しかし、ネットの普及により意見をネット上で発信することが容易になった現在、サイレント・マジョリティと呼ばれていた多数派の声が、急速に拡大してきています。それは、テレビ・新聞などのマスコミが以前有していた巨大な影響力を失いつつあることを意味します。社会が着実に変わりつつあります。今、子供達はそうした社会の変革を横目で見ながら、ICTを日常的に活用しているのです。

 それ故、メディア・リテラシーと呼ばれるICTを正しく活用する能力は、これまで以上に大切になると考えられます。

 そのために、私たち大人はICTの負の側面を正しく知っておく必要があります。「スマホ脳」の著者、アンデシュ・ハンセンが「スマホはもっているだけで学力が落ちる」と警鐘を鳴らしました。スマホのもたらす新しい情報に子供が飛びつき、学習への興味が薄れ、集中できなくなること等が主な理由です。アップルの創始者スティーブ・ジョブスが、家族のICT利用に制限を設け、自分の子供にiPadを使わせなかったというのは有名な話です。北谷小でも、積極的に授業でクロームブックを活用しています。ただ、一部の子供達はゲームや興味あるコンテンツにとびついてしまう傾向があります。ICTの負の側面です。そこは、子供達がわかるよう、粘り強く指導していく必要があります。

 しかしGAFAなど、ICT巨大産業が社会の変革に影響を強く与えていることからも、ICTは社会を変革するほどのパワーをもっていると思います。一人一人が発信力を有する。その影響力は、これからも着実に広がっていくことでしょう。そのために、自らの意見をもつことが大切になります。プレゼン大会の子供達の発表をみて、そのような可能性を強く感じました。

 これからも、子供達がICTを適切に使いこなし、自分たちの願う理想の社会の実現のためのツールとして活用してほしいと思います。

6年生 家庭科トートバッグづくり

 本日は台風対応で保護者の皆様にいろいろとご協力いただきありがとうございました。いろいろと決め事があり、思うように校内巡視もできなかったのですが、雨が少し落ち着いた6時間目、6年生の家庭科のトートバッグづくりの授業をみることができました。

 ご承知の通り、ミシンは扱いが難しい道具です。それでも子供たちは互いに協力しながら一生懸命作業をしていました。

 なにせ、このトートバッグは修学旅行までに完成させて、もっていこうというものです。そりゃー力が入ります。苦心惨憺しながら針を通したり、縫い目をまっすぐにしようしたりして目をギンギンにして布を見つめるなど、すごい力の入れようでした。

 子供たちが苦労するのも無理はありません。ミシンを使う機会など、家庭科の学習で年数時間しかないことでしょう。私事で恐縮ですが、祖母が洋裁をやっていて、祖父宅にいったときミシンを借りて、新学期にもっていくぞうきんを古いタオルを潰して縫ったりしました。何事も「習うより慣れろ」。手先の技術は、相応の練習が必要だと思います。

 苦労を乗り越えた先には喜びがあります。自分でつくったぞうきんを使うのは誇らしかったし、大切にして使いました。今、ホームセンターで安価で買えるぞうきんからは、そうした思いは芽生えないことでしょう。

 昔と今、どちらがよいかは一概に言えません。ただ、自分でつくったものには、思いがこもり、所有の喜びがあります。苦労しながらトートバッグをつくることには、大きな教育的価値があると思います。

 みんな、完成めざしてがんばれ!

少し暑さが和らぎました 陸上練習とクロームブックの活用

 今日は熱中症指数が上昇しなかったので、業間・昼休みに子供たちを思う存分校庭で遊ばせることができました。子供たちもリフレッシュができて何よりでした。そりゃー大人だって仕事が重なれば気分転換のリフレッシュが必要になりますよね。子供たちも同じです。とてもよかったです。

 放課後、約30分行う予定の陸上練習。今日は運動場でできることを期待していましたが、雨粒が降ってきたのでやむを得ず体育館で行いました。1組、2組順番に3分間とびを練習したのですが、北谷小6年生のよさが光りました。さわやかな声援が体育館にこだましたのです。「がんばれー!」「もう少しー!」どちらの学級も、一生懸命とんでいました。

 私はこれをとても大切なことだと思っています。陸上大会を通して育てたいのは体力向上だけではありません。子供たちの絆、チームワークです。そうした経験は、必ず子供たちの生きる力の基礎となり、将来へのプラスとなります。体育館がとてもよい雰囲気でした。

 授業では、クロームブックを効果的に使っている学級が目立ちました。3年生は社会科と理科を行っていましたが、社会科では「吉川市の仕事」をキーボードで打ち込み、学級全体で情報を共有しながら話し合いの活性化を図っていました。理科では昆虫のデジタル図鑑をみて模写し、昆虫図鑑をみんなでつくっていました。図書資料もよいのですが、同じ素材を扱う子が多いと資料が不足するし、調べたい昆虫が見当たらないこともあります。デジタル資料なら、その心配がありません。さらにズーム・角度調整が自由なので、資料としての価値が高いのです。 

 どちらの学級でもクロームブックを効果的に使うことで学習効率を高めていました。

 「持ち運びが重い!」「充電が面倒!」などのご意見があることは承知しております。申し訳ございません。しかし、これから子供たちはデジタルが余すことなく浸透するSociety5.0の中で、情報の洪水の中で生活していくことになります。小学校のころからデジタルを使いこなし、学習の効果的に進めていくことは価値があると思います。

 週末は台風が近付き、お天気が悪くなりそうです。気圧が低いと体調を崩しがちになるお子さんが少なくありません。引き続き、体調管理にご配意くださるようお願いします。

一年生 みて さわって かんじて

 本日も熱中症警戒アラートが発令され、午後に気温がぐんと上昇しました。でも、午前9時30分の段階で曇り空だったので、幸いWBGT(熱中症指数)は「危険」に達することなく、気温も35度未満だったので、注意を呼びかけ様子をみながら業間休みの外遊びをOKにしました。脱兎のごとく校庭に飛び出してきた子供たち。とてもうれしそうでした。その後3時間目ごろ「防災よしかわ」から気温が35度になったことが告げられ、昼休みの外遊びは中止にしました。つかの間のリフレッシュでしたが、業間だけでも遊べてとてもよかったです。

 本日より、市内陸上大会の練習を開始しました。運動場でガイダンスと練習を始める予定でしたが、気温が上昇したため、室内でガイダンスを行いました。その後、短時間でしたが室内で縄跳び練習をして、気構えを築きました。体育主任の話を集中して聴く子供たちの様子です。ぴしっとしていたのはさすが最高学年です。

 5時間目、1年生が図工「みて さわって かんじて」に取り組みました。自由な発想で、様々な身の回りのものを新聞紙でつくって表現する単元です。スーパーヒーローのマントをつくったり、フラガールの衣装をつくったり。秘密基地をつくって隠れたり、新聞紙でかくれんぼをしたり。そりゃもうみんな、大喜びの大騒ぎ。教室に笑顔と歓声があふれました。

 本来こうした遊びは、自然の中で行われるものです。でも、夏の間異常気象で外に出られなかったり、安全面での不安があったりして、保護者の方の見守りがなければ、こうした外遊びをすることも難しくなっているのは悲しいことです。

 でも、子供たちの想像力と創造力は、昔となんら変わることがありません。自由に、そして豊かな感性を生かして、おもいおもいの作品をつくる姿は、さわやかでとてもほほえましかったです。きっとこうしたいきいきとした姿こそ、子供たちが本来もっている生きる力そのものなのでしょう。

 活動が終わったあとも、片付けをしっかり行って大満足だった子供たち。そのきびきびとした姿勢に、頼もしさを感じました。やはり、いつの時代も子供たちの力は素晴らしいとつくづく思います。

月曜日の朝 気持ちの切り替えを

 久々に、雨の月曜日を迎えました。ただ思ったより涼しくなく、蒸し暑いことに変わりありませんでした。

 申し訳なかったのは昼休み、外での遊びを許可できなかったことです。昨晩から降りしきる雨で、運動場は水を吸ったスポンジ状態で走ると転倒の危険性がありました。明日も最高気温は35度になるとのこと、子供たちのメンタル向上のためにも早く休み時間遊ばせてあげたいなあと願っています。

 4年生が社会科で防災教育に取り組んでいました。防災の日、非常用持ち出し袋の中に何を入れたらいいか?子供たちは自分の知識を生かしながらよく考えていました。学級全体がよく集中していました。

 3年生が図工で「にじんで広がる色の世界」に取り組んでいます。白いクレヨン・クレパスで画用紙に白い線を描き、その上から絵の具で彩色して様々な効果を演出し、表したい世界を表現する作品です。先生の説明を聞きながらも子供たちは「早くやりたーい!」という気持ちを全面に出して、「さあ、やろう!」という先生の声のもと、堰を切ったように作業に取り組んでいました。 

 月曜日というのは、気持ちの切り替えが重要となります。ましてや今日のように雨模様の空だと日照が十分ではなく、精神を安定させる脳ホルモン「セロトニン」が出にくくなります。そのために重要なのが、十分な睡眠と規則正しい生活習慣です。月曜日のリズムを整えることは、一週間を充実して過ごすために、とても大切になります。

 よく寝ている子は、活動的です。朝食をしっかり食べてきた子は、目の輝きが違います。そのために大切なのは、早く寝かせることより、早く起きる時刻を決めると、朝食を食べるゆとりが生まれ、自然と夜寝るのも早くなるので効果的なようです。

 学力・体力向上の基礎となるのは十分な睡眠時間と規則正しい生活リズムです。子供たちがすくすくと成長するために、ご家庭でのご理解とご協力をお願いいたします。