学校ブログ

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お知らせ 楽しい長縄!育つのはチームワーク

 現在、1年間の校務の成果と課題等を振り返る面談を先生方と行っています。本当に忙しい合間、空き時間を使っての面談なのでこの間、忙しさに拍車がかかります。校内巡視の時間も限られてきますので、内容がちょっとで申し訳ございません。

 職員室であたふたと仕事に追われていると、運動場から「はい、はい」という2年生の元気な掛け声が聞こえました。長縄練習の真っ最中でした。みんな真剣な表情でがんばっていました。

 担任の磯先生が、こんな呼びかけをしていました。

「前回の練習よりも、1回でも上回ればいいよ!力を合わせて、がんばろう!」

 それがいいと思います。目標をもたせることは大切ですが、長縄で育てたいのはチームワークです。絶対的な目標をもたせると、失敗した子が非難されかねません。

 あくまでも目標は、自己ベストの更新。誰が引っかかっても、絶対に責めない。失敗しても「いいよ!気にしないで!」と励まし合う。記録が更新したら「やったあ。みんなで力を合わせてよかった!」と喜びを分かち合う。

 長縄には、それができるのです。

 2年生の子たちも、楽しそうに励まし合って記録更新に挑戦していました。とても微笑ましい光景でした。

 記録に必要以上にこだわらない。引っかかった仲間を決して責めない。みんなとの協力を大切にして、声を掛け合いながら自己ベストを目指す。

 そうした方針に「いやね、そうはいうけれど、社会に出たら結果がすべてでしょ?子供たちがそうした社会に出たとき厳しい状況の中にあっても負けないように、小学校のうちから、結果を追い求める姿勢を発達段階に応じて学ばせるべきでは?」というお考えもあるでしょう。それも、大切な考え方です。

 でも私は、小学校のうちは、過程を重視したいと思います。仲間とともに一生懸命取り組む姿勢を称賛してこそ、非認知能力=たくましく生きる力が伸びるからです。それは、将来結果を追い求める力強さの礎となる数値化できない、経験から学べる貴重な力です。

 小学校のうちは、その取り組みを好きにさせることが大切だと思います。一生懸命取り組ませ、協力することで記録が伸びる喜びを味わわせる。育っていくのは、体力や持久力、敏捷性だけではありません。チームワークです。そうして、長縄をもっと好きにさせる。小学校では、それが大事だと思います。

 

 

 

ピース クラブ見学の準備を進めています

 今日も日中は暖かで、3月並みの気候になりました。6校時のクラブも、寒さを気にすることなくスムーズに行うことができました。

 今日のクラブ活動では、2月4日、2月12日の3年生のクラブ見学の準備を進めていました。それぞれのクラブで次年度3年生にたくさん入ってもらうため、各クラブとも創意工夫を凝らして、練習に力を入れていました。3年生のみんなに喜んで、期待をもってもらうといいですね。

 今日は1日いろいろと仕事が入り、十分校内巡視ができませんでした…短くてすみません。また、がんばります。

 

音楽 心潤すものを大切にしたいですね

 昨日の夜の雷はびっくりしましたが、朝方降った雨はちょうどいいお湿りになり、空気も気持ちがよかったです。

 音楽室で、5年生が「威風堂々」の合奏の準備をしていました。

 合奏って、本当に楽しいです。それぞれの楽器でパート練習をして、全体で会った時の気分は最高。5年生も、楽しみにしているようでした。

 2年生も鍵盤ハーモニカで音を出して、器楽演奏を楽しんでいました。

 音楽や図工といった芸術教科は、心を潤します。私は国語や算数と同等に価値をもつ、大切な情操教育だと思います。

 用務員の山崎さんが、校内の最後のトイレ清掃である体育館のトイレをピカピカに磨いてくれました。そのおかげで、北谷小のトイレは今、とってもきれいです。ありがとうございました!

 ピカピカになった体育館のトイレをみて、植村 花菜さんの「トイレの神様」の歌詞を思い出しました。

♪小3の頃からなぜだか おばあちゃんと暮らしてた 実家の隣だったけど おばあちゃんと 暮らしてた 

毎日お手伝いをして 五目並べもした でもトイレ掃除だけ苦手な私に おばあちゃんがこういった

トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで だから毎日きれいにしたら 

女神様みたいなべっぴんさんになれるんやで 

その日から私はトイレをピカピカにし始めた べっぴんさんに絶対なりたくて 毎日磨いてた♪

 これも、心を潤す素晴らしい曲ですね。トイレをきれいに磨けば、べっぴんさんになれる。歌詞の中のおばあちゃんの言葉は本当だと思います。先日、掃除の時間子供に「校長先生、なんで掃除をしなくちゃいけないんですか?」と聞かれたので即座にこういいました。「自分たちが使った場所を自分たちの手できれいにするのは当たり前のことだよ。そして、きれいな心はきれいな場所でしか育たない。」

 学校の掃除を子供たち自身が行う国の方が少数派だといいます。でもそれは、寺子屋時代からの日本の美しい伝統だと思っています。美しい心は、美しい場所で育つ。だから、自分たちの手で学校をきれいにするんだ。山崎さんがきれいにしてくれたトイレをみて、改めて子供たちに伝えようと思います。

 

 

 

晴れ 保・幼・小連携事業…1年生、張り切っています!

 朝方は雨がぱらつきましたが、日中は3月並みの陽気になるなど、天気予報の通りでした。

 ずらっと廊下に並んだ1年生。実は、今度保・幼・小連携事業の一環として、次年度入学してくる園児たちを学校に招待して、北谷小の建物内を案内する催しがあるのです。今日は、そのための練習を1年生ががんばっていたのです。

「昇降口も案内しますよ。くつをこうやっておくんだよ、と教えてあげましょう。」「はい!」

「職員室に入る練習をします。入るときは『失礼します。』を忘れないでね。」

「失礼します!」「失礼します!」しっかり、あいさつができました。

 子供たちも、とても楽しみにしているようです。

 この保・幼・小連携事業には大きな役割があります。「小1プロブレム」の解消です。活動中心の幼稚園と違い、小学校は学習の場です。そのギャップに困惑し、不登校につながるケースを防ごうとするものです。同時に、1年生に進級した、という自覚と下学年の面倒をしっかりみていこうという責任感を育てる目的もあります。

 1年生はとても張り切っていました。すてきなお兄さん、お姉さんぶりを発揮してくれそうです。みんなのがんばりに、期待しています!

 

疲れる・フラフラ POSシステムの学習…社会を見る目を育てるために

 先週17日(金)、放課後さまざまな 用事への対応があり、更新できずに失礼いたしました。

 埼玉県には現在、インフルエンザの流行警報が発令されています。今のところ校内での感染者数はごく少数ですが、県内外の感染者数を見る限り、これから1月下旬から2月にかけて流行のピークが訪れる可能性が高くなっています。引き続き、お子さんの感染予防及び体調管理にご配意くださいますよう宜しくお願いいたします。

 三学期当初、学校生活への適応に不安を感じていた子供達もすっかり慣れて、どの学級でも順調に学習が進んでいます。

 道徳に集中する三年生。先生のお話をよく聞いています。

 一つ上の学年は、さらに集中してお話を聞くことができます。いいですね!

 音楽の授業に参加する5年生。先生の話に耳を傾けていました。

 5年生は、社会科でPOS(Point of sale)システムについて学習していました。

「コンビニエンスストアやスーパーのレジでは、お会計と同時にお客さんの情報が集まるシステムがあります。お客さんの性別、おおよその年齢、いつ、どんな商品を買ったかなどですね。なぜそうした情報を集めるか、分かりますか?」

「うーん・・・。」

「あ、そうか、ポイントカードを忘れたときでも対応できるように?」

なるほど、なかなかいい意見です。

「それはお客さんの立場からですよね。お店側のメリットは何かなあ?今日は、それを話し合ってみよう。」

 こうして、課題が設定されて子供達は教科書や資料集を読んだり、話し合いからお店がお客さんや売れた商品の情報を瞬時に集めるシステムのメリットについて考えていきます。

 POSシステムの最も大きなメリットは、商品管理のデータ収集を徹底して、商品の品切れを防ぐことです。特定の品物がなくなると、ネットワークを動員してその商品が棚に補充されるわけですね。同時に、どの商品がいつ、どんな年齢層のお客さんに売れるかをデータ収集することにより、売れ筋商品がいつでも豊富にそろえられるよう配慮できるわけです。

 近年ではスマートフォンによる会計やアプリ配信によるクーポン券の配信などますます便利になってきています。感心するのはそうしたアプリをみてみると、商品の売れ筋が一目で分かること。それが、レジで商品をピッ!とスキャンすると同時に、情報収集ができるわけですね。某コンビニの売れ筋おにぎりのランキングをみると①ツナマヨネーズ、②シャケ、③昆布。こりゃまた、鉄板。いくらICTが高度に発達しても、人気おにぎりの中身は昔から全然変わりませんね。不易と流行だなあ(笑)。

 そのような販売の秘密と、企業努力を知ればお店にいったとき、商品棚の品揃えをみる目が変わってきます。そこから、「賢い消費者」になるための基盤が築かれていくわけですね。

 私は国語も算数も理科も図工も体育も好きですが、大学では社会を専攻しました。やっぱり、社会科は面白いです。国語や算数は基礎・基本となる「用具教科」ですが、理科や社会は世界を見る目がどんどん広くなる感覚が楽しい。そのような学びの喜びを子供達に伝えていきたいものです。

 来週、インフルエンザの感染がまだ広がりませんように。

了解 不審者対応避難訓練を行いました

 本日、不審者対応避難訓練を実施しました。ご指導をいただいたのは、吉川警察署生活安全課の警察官の方です。今年も不審者役をお願いしました。昨年度と同じ、不審者が西側昇降口から侵入して、2階で一番階段に近い2年2組に押し掛ける想定です。流れを写真で簡単にご紹介します。

 まずは、不審者が2年2組の教室に近付きます。担任はそこで不審者を教室に入れまいと対応します。不審者が刃物を出すことも想定します。(刃物を出したので、これ以降は「犯人」と呼称します。)

担任は犯人を制止すると同時に、学級の子供たちをベランダづたいに避難させます。並行学級の担任は異変を察知し、教室内にバリケードを築いて、犯人の侵入を防ぐと同時に、職員室に内線を入れます。

 教室からの連絡を受け、職員室で直ちに警察署に通報します。その後、符丁(ふちょう=犯人には意味が分からないように、事前に決めておいた暗号)の校内放送を使って、2年2組の教室に侵入があったこと、各教室にバリケードを築くこと、男性職員は犯人の制止に向かうことを指示します。

 駆け付けた男性職員は、各階に備え付けてあったさすまたを使って、犯人を制止します。子供たちや職員に被害が及ばないようにして、警察の現着を待ちます。

 到着した警察官が犯人を取り押さえてくれました。職員は教室に戻り、子供たちの安全を確認したのち、体育館へ避難させます。

 体育館に集合した子供たちに、生活安全課の方が全体指導してくださいました。「静かに、体育館に避難できましたね。よくできたと思います。もし、こうした事態になったとしても、落ち着いて、先生方の指示を聞いて安全に避難してください。そうすれば大丈夫です。」

 業間休みになったので、子供たちを教室に戻し、職員はさすまたの講習を受けました。「さすまたは犯人を取り押さえるものではなく、制止するためのものです。こうして、目線の位置に突き出すことで、威圧感を与えることができます。」

 短い時間でしたが、職員どうしても、練習を行うことができました。

 子供たちには、「正しく恐れる」ことを指導しました。コロナ禍においてよく使用された言葉ですが、避難訓練にも同じことがいえると思います。恐れすぎては行動に制限が出てしまうし、まったく恐れないのでは油断が生じます。危機に陥った時、どのように行動するか正しく学び、いざ緊急事態になってもあわてず、さわがす行動する。それが大切だと伝えました。

 また、生活安全課の方は、こうもおっしゃっていました。「下校時や放課後にお子さんが不審者に遭遇したりしたら、すぐに警察に通報してください。翌日、学校さんに知らせるのでは遅い。通報があれば、すぐ私たちは現場をパトロールします。パトカーが巡回しているだけで、大きな抑止力となります。」

 保護者の皆様にも、お願いしたいところです。

 吉川警察署生活安全課の皆様のおかげで、子供たちに避難の正しい知識を伝えることができました。本当にありがとうございます。「備えあれば、憂いなし。」先人の言葉はまさに真を突いています。子供たちにも、伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

苦笑い 各教室の授業あれこれ

 地上波テレビは連日「インフルエンザ患者が過去最高」「インフルエンザ脳症にも注意を」と呼びかけています。今現在、本校ではインフルにり患した児童は非常に少数で、感染状況は落ち着いています。しかし、インフルエンザの感染ピークはこれからです。学校ではうがい・手洗いの励行、教室換気を心掛けています。ご家庭でも、外から帰ってきたらかならず石鹸で手洗いを、またご家庭で十分な休養に努めるようお願いします。

 今日も、校内巡視をしたときにみた各教室の様子をお届けします。

 6年生は、社会科です。「これは、戦時中に使っていた道具です。なんだか、わかりますか?」「冷蔵庫かな。」「あれ、ラジオじゃない?」「うーん、これ、電子レンジ?」楽しそうに、話し合っていました。

 5年生の教室では、卒業式の座席配置等について話し合っていました。はやくも、6年生のためにがんばろう、という気持ちを準備していました。

 同じく5年生の教室では、マット運動の技のポイントを動画を通して学んでいました。こういうとき、一人一台端末があると便利です。この次は、体育館で実際に練習に入ります。

 もう一つ、5年生。「生活を支えるものやお金」の学習で、先生が「さあ、買い物をして、失敗した経験はないか、思い出してみましょう。」面白い質問なので子供たちに聞いてみると「ない!」「ありません!」「買い物は、うちの人がしています!」とそっけもない回答の連続!「いや、楽しみにしていたゲームを買って、期待していたほど面白くなかったって経験、ない?」「…それはあるかも。」まあまあ、すぐさま「ない!」と思わないで、まあ思い出してみましょう。それが、学習の課題づくりにつながりますから。

 2年生は、「すてき すけるん」というペットボトルを使った工作に取り組んでいました。ペットボトルを切って、ねじったり、組み合わせて新しい形をつくったり。みんな夢中で、作品づくりに取り組み、目を輝かせてできあがった作品をみせにきてくれました。みんな、図工が大好きです。楽しいものね。

 ちょっと、タイミングが合わなくて出ていない学級もあってごめんなさいです。でも、どの学級を3学期の滑り出しを順調に進めています。

 6年生の「戦時中の人々の暮らし」を聞いていて思い出すのは、生活に必要な道具の進化です。だって、今はもう使わなくなってきているCDだって、私が高校生のころ、はじめてCDプレーヤーが売り出したのですが、当時は1台30万円もしたことを覚えています。よっぽど音楽好きか、金銭に余裕がある人しか買えませんでした。でも今は、音楽はダウンロードかストリーミング再生で聴くことがメインになっていて、CDはすっかり無用の長物になろうとしています。子供たちが話し合った戦時中のラジオや冷蔵庫も、当時は最先端の家電で、高嶺の花だったんだろうなあ、時代の移り変わりって、早くて逆に怖いものだ、などと思ってしまいました。いや、年が出るなあ。失礼しました。

 

怒る 算数、難しいけれどがんばらねば!

 三連休明け、いよいよ3学期も本格的に軌道に乗ります。連休明け、心配していたインフルエンザの拡大も今のところはないようです。でも、休み時間が終わるたび、子供たちには「インフル流行っているよ!必ず石鹸で手を洗ってから教室に入るんだよ!」と呼びかけています。

 子供たちも連休明けで大変だろうと予想していましたが、各教室をのぞくと、どの学級も先生方の指導のもと、がんばって学習に集中する姿がみられました。

 でも、5年生の教室はちょっと様子が違いました。取り組んでいるのは「割合」です。「12.5gをもとにした8gの割合はどれだけですか。」「9mは12mの何%ですか。」という問題です。これが、難しい!直感的に割り算は、大きい数÷小さい数になります。ところが、割合の学習はこれが通用しません。小さい数÷大きい数になる場合が多いし、たとえ立式が正しくできても、さらに難しい「小数のひっ算」を正確にやらなければなりません。それに加えて概数の概念が加わり、「答えは上から二桁の概数で求めましょう」と求められます。四捨五入をする桁を間違えるとそれまでの努力も水の泡。いやいや、いくつハードルがあるのでしょう。おそらく、5年生で最も難しい算数の問題でしょう。5年生が苦しみながらも一生懸命問題と格闘し続けていました。

 お笑い番組などを観ていると、よくこんなネタを耳にします。

「学校でさあ、微分積分とか連立方程式とか習ったけど、あれ、何の役に立つん?いらねんじゃね?」

 芸人さんに悪気はないでしょう。しかし、児童生徒の学習意欲を挫くようなものの言い方はしてほしくないと思います。学校で学ぶ知識は、実生活で役立つ、役立たないではありません。私たちの認知能力=思考ルーティーンは様々な要素で構成されています。実生活での体験、経験、学校で学んだ知識・技能、読書、映画、いろいろな人との交流、訪れた場所で触れた歴史、文化。そうしたものから、私たちは自らの考え方を構築していきます。

 習得した考えを実践して、うまくいけば成功体験となり、うまくいかなければ反省材料となります。それの繰り返し。私たちの思考は、国語、算数、理科、社会など学ぶすべての教科の学習内容から基礎が築かれていきます。実生活に役立つものだけ学べばいい、というのは上っ面な考え方です。学校で学ぶものすべてが、思考ルーティーンの土台となり、たくましく生きる力の源となるのです。

 だからこそ、子供たちにはあきらめずにがんばってほしいと思います。そして人生において、何事も先入観をもたずに学んでいってほしいと思います。「これって本当に学ぶ意味があるのか?」と思うものに真摯に取り組む姿勢こそ、数値化できない素晴らしい学力そのものですから。

 

お知らせ 寒いけれど、体育がんばっています!

 今朝の最低気温はマイナス三度と、今年一番の冷え込みとなりました。日本海側は最強寒波による積雪は大きな被害を出しそうです。

 吉川市といえば、寒い!今日の登校指導はさすがにそう感じました。そんな中ですが、1時間目から体育館で3年生が元気に跳び箱に取り組んでいました。

 坂本先生は子供たちが安心して練習に取り組めるよう場の工夫をしたり、ハードルを低くしたりと配慮したので、みんな安心してリズムよくぴょんぴょんと跳び、寒さの中でも元気に体を動かしていました。

 2時間目は、2年生が運動場で縄跳びに取り組みました。吉川市は6年生が陸上競技会で3分間縄跳びに取り組んでいますが、2年生も挑戦。何回引っかかってもOK.磯先生も元気にリードして、みんなに声を掛けます。「はい、何回引っかかっても大丈夫なので、跳び続けようねー!」2年生の子たち、よくがんばっていました。

 子供は風の子、といいますが、少し様子が変わってきているように思います。コロナ禍以降、感染症に対する不安が勝り、外で体を動かすことに消極的になる子が少しずつ増えてきているようにも思うのです。

 それでも日差しのもと、楽しく体を動かせば、必然的に免疫力が高まります。日光浴をすることで体内にビタミンDが生成され、健康増進に大きな役割を果たします。近年では、ビタミンDにはがんを予防する効果があることもわかってきました。先人は「夏に思いっきり日光浴をすれば、冬風邪をひかない」と口伝を残されましたが、科学的根拠があったのですね。何よりも、ストレスの発散となります。人間は体を動かせば心がすっきりするようにできていますので。程度はありますし、個々の体質の問題もありますが、体を動かすのは、子供たちの成長にとっていいことづくめなのです。

 1年間で一番寒い季節になりますが、子供たちには積極的に体を動かしてほしいと思います。健康な体は間違いなくたくましく生きる力の大黒柱となりますから。

晴れ 徐々に軌道に乗る三学期の様子

 昨日始まった3学期、各学級でよいスタートを切れるよう指導しています。

 学期はじめ恒例、発育測定です。静かに待つことができました。足、寒!

 各学級で、当番活動や係活動決めが進んでいます。学級づくりの上でとても大切な過程です。誰もが自分の仕事に責任をもつ。どのように動いたら学級のためになるか考える。そうした責任感や判断力を育てます。

 そして、3学期の目標決め。2学期を振り返って、今学期はこれをがんばってみよう。こうした思いが「やりぬく力(意欲・向上心)」や「おちつく力(自制心)」を育てていきます。「漢字を丁寧に書きたい。」「文章がスラスラ書けるようになりたい。」1年生も立派な目標を立てていました。

 授業も始まりました。算数に取り組みます。まずは、2学期の復習に取り組みます。

 こうして、3学期が徐々に軌道に乗ってきました。学校全体でも感染症はまだ少なく、落ち着いた状況です。今週末は三連休、人込みに出掛けるのをなるべく避けるなど、健康に気を付けて、連休明けも元気に登校してきてほしいと思います。学校に来て、級友と力を合わせて学級を軌道に乗せる。それだけで、子供たちは成長していくのですから。