日誌

学校ブログ

もはやスタンダードです。

 日本で初めて新型コロナウイルスの感染者が出てから一年が経ちました。この一年で世界中で「新しい生活様式」という言葉が使われるようになり、世の中は一変しました。そして、今日1月19日(火)、東中学校では放送による生徒会朝会が行われました。考えてみると、始業式も校長朝会も放送による集会でした。この一年、全校生徒が一堂に会したことはないのです。すべての生徒が各教室で放送を聞く。まさに集まらない集会がスタンダードとなっています。今回の生徒会朝会では、各委員会の代表による活動報告とお願いが発表されました。どこの委員会の代表も、とても立派なスピーチです。さすが、各委員会の代表ですね!

伝統文化の継承

 緊急事態宣言が発令され、授業にも様々な制約があります。例えば、音楽の時間は感染リスクの高い「合唱」といった授業ができなくなりました。そこで、東中学校では琴の演奏を行っています。琴といえば、日本の伝統的な弦楽器です。さすがに、琴自体はレンタルされたものですが、なかなか触れる機会のない楽器に生徒は興味津々です。課題曲は、「さくらさくら」。写真を見ているだけでも、琴の音色が聞こえてきそうですね。

きれいにしてくれて、ありがとう

 「灯台下暗し」という言葉がありますが、その通りだなと思ったことがありました。それは、お正月明けの仕事始めの日のことです。職員室にある空気清浄機の電源を入れると、フィルター掃除をしてくださいとのエラーメッセージが表示されました。見てみると水が茶色く汚れていました。環境委員会さんには、ちゃんとやってねと言っていたのに年末の掃除を忘れていました。しかし、各教室の空気清浄機は大丈夫です。環境委員さんたちが、定期的に清掃を行い、きれいにしてくれています。お陰でエラーメッセージなど表示されることはありません。環境委員さん、ありがとうね。

緊急事態宣言発令に伴う新型コロナウイルス感染拡大防止のための児童生徒の出欠席に関する再度のお願い

 日ごろより、本校教育にご理解・ご協力をいただき、ありがとうございます。
さて、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、再び緊急事態宣言が発令されました。また、吉川市内においても、1月14日現在130名を超える感染者が発生し、生徒や保護者・学校関係者がPCR検査を受けたという報告も、増加しております。
そこで、11月16日に吉川市教育委員会より通知のあった「新型コロナウイルス感染拡大防止のための児童生徒の出欠席に関するお願い」を再度通知させていただきます。
特にお願いしたいのは、ご家族がPCR検査を受けることになった場合、必ず学校にご連絡をお願いします。保護者の皆様には、趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いします。

1 発熱等体調不良により欠席した場合、その症状が消えても概ね2日程度、引き続き健康観察を行い、登校を見合わせる。
2 家族がPCR検査を受ける対象者となった場合について、その結果が出るまで登校を見合わせる。
3 上記により欠席する場合については、出席停止(欠席扱いとならない)とする。
※なお、市内小中学校での感染拡大防止のため、感染者が出た場合のご家族等の情報につきましては教育委員会が把握するとともに、必要に応じご家庭へ連絡する場合もございますので、予めご了承ください。

PTA資源回収中止のお知らせ

 平素より本校の教育活動にご理解・ご協力を賜り、ありがとうございます。さて、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言が発令されています。そこで、2月7日(日)に予定していた第2回PTA資源回収を中止とすることといたしました。これまでご協力いただいていた自治会等、地域の皆様には、後日、正式な文書でお知らせすることになりますが、取り急ぎお知らせいたします。

追伸 以下の写真は、ブログの内容とな関係ありませんが、昨日早朝の東中学校周辺の様子です。霧の中に建物が幻想的に浮かび上がっていました。

460台の設定にかかる時間は?

 1月12日(火)、令和3年度から生徒一人一人に一台ずつ用意されるコンピュータ(タブレット端末)が届きました。とは言っても、460台近くのコンピュータの納入は簡単なことではありません。コンピュータが5台ずつ入った箱だけでも、100個近くあります。それを一つ一つ開いて、コンピュータの起動を確認する。考えただけでも気の遠くなるような作業です。よって、納入が完了するのは3日後だそうです。その後、Wi-Fi設定や充電保管庫の整備、先生方の研修etcとやるべきことは山積みです。というわけで、本格運用は来年度からとなる予定です。今年度中、少しでも授業に使えたらいいなと思っています。

 

最初で最後の

 冬休みが終わったと思ったら、すぐに3連休。何だか、調子がつかめないなんていう人もいるのではないでしょうか。しかし、今日1月12日(火)からは給食も始まり、6時間授業です。本当の意味で3学期がスタートしたという気がします。さて、3学期最初の給食メニューは、牛丼でした。そして、この牛丼のお肉は、埼玉県産牛肉です。ということで、年3回提供される予定だった埼玉県産牛肉給食も今日が最後です。3学期最初の給食だけど、今年度最後の埼玉県産牛肉給食だったわけです。いつもよりもちょっと良いお肉、お味はどうだったかな?

ターニングポイント

 1月7日(木)、令和2年度第3学期始業式を実施しました。とは言っても、コロナ禍での始業式ということで、放送による式となりました。校長先生のお話は、「節目」についてです。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、新年を迎える元旦も「節目」であり、今日の始業式も、生徒にとっては大切な節目であるというお話でした。また、校長先生のお話の後には、各学年代表生徒と生徒会本部役員代表生徒による発表がありました。さすが、代表生徒です。放送する前は、だいぶ緊張していたようですが、本番はバッチリ!みんな堂々とした発表でした。お疲れさまでした。さて、「節目」を英訳すると、「ターニングポイント」と言うそうです。令和2年度も残り3か月です。ターニングポイントで立てた目標をしっかりと意識して、実りある学期にしましょう。

初登校

 令和3年1月7日(木)、3学期が始まりました。午前7時20分、一番最初の生徒が登校しました。新型コロナウイルス感染防止のため、部活動が停止されている期間です。そんなに早く学校に来る必要はないのですが、きっと学校に早く来たかったのでしょう。学校再開を心待ちにしていたのかもしれません。正門に立っていると、3年生が「あけましておめでとうございます。」と元気よくあいさつをしてくれました。「元気だったかい?」「風邪ひかなかったかい?」「お年玉はたまったか?」そんなたわいもない会話をしながら、生徒を出迎える。当たり前ですが、学校は生徒がいて初めて学校となります。生徒の声が戻ってきて、まるでランプに灯がともったような瞬間でした。

 いよいよ令和2年度最後の学期が始まりました。本日、再び緊急事態宣言が発令されるといいます。まだまだ、新型コロナウイルス感染は収まりそうにありません。学校も、様々な変化や対応が必要になることも多いと思います。それでも、前を向いてしっかりと教育活動を行っていかなくてはなりません。令和3年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

追伸 始業式に関しては、明日、お知らせいたします。

95日の激動の2学期終了する!(少々文章が長いので、先に写真が掲載されています。)

 12月24日(木)、令和2年度2学期終業式を実施しました。今学期も新型コロナウイルス感染予防のため、放送による終業式となりました。まず、各学年と生徒会本部役員の代表者が2学期の振り返りと3学期に向けた抱負を発表しました。4名とも、とても素晴らしいいスピーチで立派でした。また、校長先生は始業式で話した3つの「あ」(あいさつ・あじさい・あたまを守るヘルメット)の話から2学期を総括し、安全と健康に留意して、1月7日(木)に元気に戻ってきてくださいと話されました。

  さて、終業式も終わり、いよいよ冬休みとなります。思い返してみると、令和2年度の2学期は、過去に例がないことの連続でした。まず、そのスタートが8月17日(月)であったこと。一般的なお盆休みの翌日から始まった2学期なんて、史上初です。しかも、時には35℃以上に気温が上がり、部活動を含んだすべての運動を中止することもありました。また、新型コロナウイルス感染症予防のため、本来ならマスクを着用しなければならないのに、マスクを着けていると熱中症リスクが高まる。さらには、感染予防のために窓を開けて換気すると、エアコンのききが悪くなる。まさに、二律背反状態の8月でした。

 9月に入ると、気温も徐々に下がりはじめ、学校生活も落ち着きを見せ始めました。そして、東中の快進撃が始まったのも9月でした。9月17日(木)の陸上部の新人戦を皮切りに、地区大会では陸上部、男女ソフトテニス部、男女卓球部、女子バドミントン部が県大会出場を果たし、過去最高ともいえる成果をあげました。

 この勢いは、10月に入っても衰えません。県大会でも男子ハンドボール部が3位入賞、女子バレーボール部がベスト8進出と、記憶にないほどの活躍でした。さらには、文化面でも大活躍がありました。3R促進ポスターコンクールで全国展で佳作入選、家庭の日ポスターコンクールでも埼玉テレビ特別賞受賞など、芸術分野でうれしい知らせが届きました。また、10月で忘れてはいけないのが10月24日(土)の体育的行事です。様々な行事がほとんどできなくなる中、何かひとつでも思い出に残る行事ができないかと考えた行事です。前日に雨が降って、ぬかるんだ校庭を体育委員や野球部等の生徒たちが整備してくれました。暗くなるまで泥んこになって整備してくれた生徒の姿に心が震えました。そして当日、どこの学年も精いっぱい競技する姿、頑張る姿を保護者や地域の皆さんにお見せすることができました。学校に学校らしい生徒の歓声が戻ってきたひと時でした。

 11月に入ると、徐々に気温が下がり始め、それと同時に新型コロナウイルスの感染者が増えてきました。東中学校でも、いつ感染者が出てもおかしくない状況です。そんな中、秘密兵器が登場しました。加湿空気清浄機を設置したのです。国からの新型コロナウイルス対策予算を使って購入したものですが、ウイルスを不活性化する効果があるといいます。その空気清浄機を各教室に2台ずつ設置しました。生徒の感想は上々。「空気がきれいになった気がします。」と言っていました。そして、その管理は環境委員会の仕事となりました。

 12月は朝の最低気温がー5℃という日もあり、例年以上に寒い月となりました。寒くても、換気しなければいけません。しかし、窓を開ければ寒いのは当たり前。それならばということで、寒い日はガス暖房機だけでなく、エアコンも使うように工夫しました。さらには、校内でもウィンドブレーカーを着用できるようにしました。できることは何でもやる。それが、令和2年度の2学期でした。

 95日間、寒暖差40℃、史上最長の2学期が終了しました。明日から14日間の冬休みとなります。例年だったら、クリスマスやお正月と楽しい行事がいっぱいあるはずですが、今年は違います。感染拡大を防ぐための我慢の冬休みです。できるだけ人混みを避け、手洗い・うがい・マスクの着用をしっかりと行い、434名生徒全員、1月7日(木)に元気に戻ってきてください。

追伸 この長文に最後までお付き合いいただいた皆様、本年は大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。