学校ブログ

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お辞儀 二学期終業式前日 大掃除を行っています

 二学期も今日を除けばあと一日になりました。

 先週から、メッセージ配信でインフルエンザ防止にご協力を依頼させていただいていたところです。しかし今日は感染が先週より拡大して、出席停止や欠席が多くなりました。しかし、今日明日と3時間授業であるため、学級閉鎖の措置は見送らせていただきます。24日の終業式は、児童を体育館に集めることはせず、教室にオンライン中継するリモートで実施いたします。引き続き、お子さんの健康管理にご配意ください。また、医療機関で感染症の診断を受けた場合は、速やかに学校にお知らせください。

 各学級とも授業を終え、今日は学級活動のお楽しみ会や、教室の大掃除に取り組みました。机の脚のごみをとったり、床を磨いたり。各学級で大掃除に取り組む子供たちの姿が見受けられました。

 二学期自分たちで使った教室をきれいにして、三学期を気持ちよく迎えようという日本の伝統的な考え方は素晴らしいと思います。また、「自分の使った場所」だけをきれいにするのではなく、みんなで使った教室を全員できれいにする、というのも日本人の美徳です。

 それ以外にも、年末年始には様々な催しがあります。除夜の鐘をきく、初もうでに行く、家族でおせち料理を食べる、書きぞめをする。その一つ一つに、その年の無病息災と家族の健康と幸せを願う意味が込められています。ご家族で話し合い、家族水入らずの時間を過ごすのも子供の成長と豊かな心の育成にとって大切なことです。

 年末年始も、そうした伝統行事に触れていただき、子供たちに家族の一員として参加させていただければと思います。

 

 

笑う 中原市長さんがあいさつ運動に来てくださいました

 今朝も朝の冷え込みが強くなりました。そんな中、中原市長さんがあいさつ運動にきてくださいました。

 「おはようございまーす!」「おはようございまーす!」

 市長さんのごあいさつに、子供たちは元気なあいさつを返してくれました。

 市長さんのおかげで、活力に満ちた一日のスタートを切ることができました。

 私(校長)も教員生活を長く送っており、移動してきた市町村は6つになります。その中でも、こんなにも学校によく顔を出してくださる市長さんははじめてです。市のトップにある方が、小学校の子供たちのことを気に掛け、あいさつ運動にきてくださることは、吉川市の美点の一つだと思います。

 中原市長さん、今日は本当にありがとうございました。そして、元気なあいさつを返してくれた北谷小の児童の皆さん、ありがとう!

ひらめき 北谷小 縁の下の力持ち

 学校用務員の山崎さんは、北谷小にとってなくてはならない存在です。

 教室のドアの開け閉めが困難になったら、すぐ直してくれます。校庭の遊具の修繕もすぐに請け負ってくれます。春から秋にかけて、校舎前が花いっぱいになるように、いつもプランターの花を育ててくれます。夏、運動場の雑草が伸びると、炎天下の中、刈払い機できれいに草を刈ってくれます。

 そんな山崎さんは今、学校中のトイレ清掃を行って、トイレをきれいにしてくれています。便器についた尿石を、時間をかけてこすり落として、子供たちが使いやすいようにしてくれています。トイレの換気扇も、時間をかけて洗ってくれます。

 コロナが5類に移行してから、子供たちにもトイレ清掃には取り組ませています。トイレ掃除のやり方を決め、短時間でも掃除ができるようにしています。しかし、清掃の時間は毎日10分程度しかとれません。また、教職員も各清掃場所を巡回するので、トイレだけに張り付いていることもなかなかできません。

 世界的にみると、学校の児童生徒が掃除をしているのは少数派のようです。アメリカやイギリスなどの国では守衛や掃除専門のスタッフが行っています。しかし私は、学校の掃除は子供たち自身がやることが望ましいと考えます。自分たちで使う場所は、自分たちの手できれいにする。これは日本人のもつ美徳の一つだと思います。

 ただ、学校は年々忙しくなっており、掃除に十分時間を掛けられなくなってきていることも事実です。だからこそ、山崎さんのような方が教職員や子供たちだけでは手の届かないところをやってくれることを本当にありがたく感じます。そして子供たちには、山崎さんがきれいにしてくれたトイレを、そのままきれいに使うよう指導したいと思います。

 「縁の下の力持ち」。山崎さんのためにあるような言葉です。

 

キラキラ 表彰朝会を行いました

 インフルエンザの波が広がってきています。一方で表彰朝会は、それぞれの作品展や発表会で素晴らしい成績を収めた児童の功績を全校で称賛する貴重な機会となります。体育館の窓を開け、換気に配慮しながら行いました。

 壇上で表彰を受ける児童は、姿勢もとてもしっかりしていました。練習もなく、本番で堂々とした態度をとることができました。こうした点も、立派だと思います。

  そして、全校児童も、表彰状をもらった子たちに、大きな拍手を送ってくれました。

 最後に、賞状をもらった皆さん、おめでとうございます。これからもその力を様々な分野で発揮できるよう、何事にも全力で取り組む姿勢を大切にしてください。

 表彰状をもらった子は、本当によく努力したと思います。賞状は、その栄誉を称える大切なものです。

 でも、作品展や発表会は賞状をもらうために行うものではありません。その作品展の意義や価値を理解し、練習の成果を余すことなく生かして、全力で取り組むことが大切です。結果は、あとからついてくるものです。

 誰ひとり、「どーせ自分は賞状はもらえないから、関係ない。がんばっても、意味がない。」と思ってほしくありません。子供たちは誰もが必ず素晴らしい才能を秘めています。それは宝石の原石のようなもので、磨かなければうずもれたまま、輝くことはありません。何事にも虚心坦懐に一生懸命取り組む。それこそが、宝石を磨き上げるたった一つの方法です。

 その子供の隠された才能を見逃さず、本人も自覚していなかった力に気付かせるのは私たち大人の役割です。子供たちの努力を見守り、才能を見逃さない。これからも力を入れていきたいことの一つです。

曇り とても寒かったけれど、体育がんばっています!

 今日は寒かったです!凍えるほどの寒さでした。

 でも、体育は運動場で行います。1年生がなわとびをがんばっていました。

 写真を撮ってると、「校長先生、みてみてー」と一生懸命縄を跳んで、みせてくれます。寒い中、跳び方もちょっとぎこちなかったりします。それでも、跳んでいるときの笑顔と真剣な表情は、温かく、そして美しくみえました。

 2年生は、体を動かすために、手つなぎ鬼に挑戦。さあ、はじめるよー。

 全力で走り回る2年生。いやあ、元気そのもの!頼もしいったら。

 こちらは6年生の体育館でのバスケットボールの授業です。楽しそうに練習と試合に打ち込んでいました。

 体を動かすことで、体力や免疫機能は向上します。どんどん運動して、体温を挙げることで、風邪や感染症にかかりにくい体になります。それが本来の人間の体がもつ機能です。

 校内でも、インフルエンザ流行の兆しがみえてきました。うがい・手洗いの奨励、換気や湿度の維持など感染症対策は行います。でも、一番大切なのは子供たちの免疫機能そのものを高めることです。

 考えるに、昔子供たちが野っぱらを転げまわって、毎日泥だらけになって遊んでいたころ、子供たちの免疫機能は今よりずっと高かったはずです。今はそうした遊びは望めません。だからこそ、学校での体育や外遊びが重要だと考えます。

 一方、ご家庭でのご支援も欠かせません。三度のバランスのよい食事、十分な睡眠(これ大事です)、手洗いの励行。(アルコール消毒は補助的な手段です。有効なのは、やはり石鹸での手洗いです。)冬休みまであとわずか、子供たちが笑顔で学校に通えるようご理解とご協力をお願いします。