学校ブログ

学校ブログ

六年生陶芸教室

 とてもいいお天気になりました。11月なのに、暖かい。こういうお天気を「小春日和」というのでしょうね。

 先日、感謝の会にお招きした環境ボランティアの方が、「ポプラの葉が校庭に散らばったから」とおっしゃって、午前中もくもくと散らばった葉を集める作業をしてくださいました。その様子をみていてあんまり感動したので、授業をやっていた4年生に声をかけました。「みんなが体育をやりやすいようにと葉を片付けてくださっているから、お礼をいって!」4年生が大声で「ありがとうございましたー!」と元気に伝えてくれました。

 今、教職員はコロナ禍対応などで、とても仕事が増えています。だから、こうしたお気遣いはとてもありがたく思います。

 6年生が陶芸教室を行いました。陶芸センターの指導者の方を講師にお招きして、粘土を練り上げ、仕上げはセンターの方にお願いします。さすがはプロ、とても丁寧でしっかりしたご説明をいただき、そのあと作品づくりに入りました。

 新聞紙をろくろに見立て、作品を回転させながら仕上げることには感心しました。また、「作品は立って仕上げてください。」というご指導にも納得。土を練るには、力が要ります。体重をかけることで、仕上がりがよくなるのでしょう。

 授業は教員が行うものですが、その道のプロに指導していただくと、やっぱり子どもたちの緊張感も、作品の仕上がり具合も違ってきます。みんな思い思いの陶器を一生懸命仕上げていました。出来上がりが楽しみです。

 陶芸センターの皆様、ありがとうございました。

学校運営協議会 懇話会を行いました

 ここのところ、あまりの忙しさになかなか更新ができず大変失礼いたしました。

 本日、第2回の学校運営協議会を行いました。地域の代表の方や学校に携わってくださる方をお迎えして、学校運営の様子をご覧いただき、学校運営改善のためのご意見をいただくことで、よりよい学校づくりを目指す取組です。

 第一回は話し合いと説明が中心だったので、第2回の今日は授業の様子を中心にご覧いただきました。

 委員の中には、吉川幼稚園の園長先生もいらしたので、子どもたちがなつかしさに手を振る場面も見られました。とても微笑ましかったです。授業をご覧いただいたあと、皆様からは様々なご意見をいただきました。

「子どもたちがよく授業に集中していましたね。」

「昔に比べて、人数が少なくなりましたね!」

「タブレット端末を使いこなしている様子に驚きました。」

「落ち着いた雰囲気で、子どもたちがよく学んでいました。」

「私が子どもの頃は、先生はもっと厳しかった印象があります。今の先生は、子どもたちと距離を近くして優しく語り掛け、授業に集中させようとよく努力している。先生方のがんばりが伝わりました。」

子どもたちや先生方のがんばりを認めてくださったことを嬉しく思いました。委員の皆様、本当にありがとうございました。

 「子どもは家庭でしつけ、学校で学び、地域で伸びる」という言葉があります。子どもたちが本当に伸びるのは地域です。学校で学びえた知識・技能をもとに、地域のために活躍する子どもを育てることが、教育の大きな目標です。そのためには、地域の方にもっと学校に入っていただき、その様子をご覧いただきたいのですが、コロナ禍以降それができなくなったのはもどかしいところです。

 今日、委員の皆様は学校をとても肯定的にみてくださいました。本当にありがたく思いました。コロナ禍が収束し、地域とともに子どもたちを育てる体制づくりに力を注げるときが再びやってくることを切に願います。

感謝の会を行いました

 季節が進むのが早いですね。今日は午後からさいたま市に出張だったのですが、ビルの間を吹く風がとても冷たかったです。

 本日は日頃お世話になっている地域の皆様、学校ボランティアの皆様をお招きして、感謝の会を実施しました。体育館に児童を集めることはできないので、家庭科室を会場として、オンラインでの実施になりました。

 お越しいただいたボランティアの皆様を、ご紹介しました。地域、安全、おやじの会、読み聞かせ、環境整備、田植え・稲刈り体験でお世話になったJAさいかつの皆様にお越しいただきました。

 6年生代表児童が、とてもしっかりした姿勢で、感謝の言葉を述べてくれました。よくできました。

 子どもたちからは、全校児童が書いた感謝のおてがみと、花束が手渡されました。

 お越しいただいた交通指導員の方から、代表してお礼の言葉を述べていただきました。

 最後に、子どもたちの拍手の中廊下を歩いていただきました。コロナの関係で全校児童ではなく、低学年だけだったのですが、皆様にはとても喜んでいただきました。

 会の終わりに、ボランティアの皆様から「子どもたちみんなから、元気をもらった」「これでまた、明日からがんばれます」「北谷小はとても温かい学校だと改めて感じました。本当にありがとう」など、たくさんの感謝の言葉をいただきました。そして、「オンラインという形はどうなのかな、と思っていましたがこれほど心がふれあえるとは思っていませんでした。」と感心してくださいました。

 公立小学校の目標は、子どもたちの確かな学力・豊かな心・健やかな身体をはぐくむことです。そのうち、「豊かな心」とはどのように育てていくのがよいのでしょう。それは道徳の授業を要とした道徳教育を全ての教育活動で行うことが基本です。その中でも大切なのは、豊かな体験・温かな交流を感得させることだと考えます。多くの人・自然・文化・地域等に触れることで、子どもたちの心はすくすくと育っていきます。今日、感謝の会で行った地域の皆様との温かな交流は、子どもたちの豊かな心を大いにはぐくんだことでしょう。

 私たち大人は、子どもたちの豊かな心を育てるために、幼いうちからたくさんの豊かな体験をさせて、多くの人と交流させる。それが大切だと思います。そして子どもたちに、「自分たちはいつも、地域やご家族の方に見守られながら成長している」と実感させ、いつも感謝の気持ちをもたせることが、子どもたちの心に潤いを与えると思います。

 ボランティアの皆様、今日はお忙し中お時間をつくってお越しくださり、本当にありがとうございました。そしてこれからも、北谷小の子どもたちがすくすく育っていけるようお力添えくださるようお願いいたします。

 

6年生国語「みんなで楽しく過ごすために」

 申し訳ありません。諸事情により、更新が滞っております(あまりにいそが・・・なんでもありません)。今日のトピックは、先週金曜日、21日のできごとです。

 運動場で、6年生が楽しそうに1年生と「しっぽとりゲーム」をやっていました。教科を聞くと、なんと国語。6年生が1年生を楽しませるという目的をもって、意見を出し合い、計画、運営を考えて実践するという単元です。

 6年生は1年生も楽しめるようしっぽとりゲームを考え、ルールなどについても協議を重ね、この日を迎えたとのこと。その6年生の努力もあって、1年生は夢中でゲームに参加していました。もちろん、6年生も手心を加えてあげて、1年生が喜ぶよう気遣いをしていました。苦労はあったでしょうが、1年生の笑顔とはしゃぎようをみて、きっとうれしかったと思います。

 全国の学校が、文科省の指針により「主体的で対話的な深い学び」に取り組んでいます。協働学習による学びが生活の向上につながることで、子どもたちの学びへの主体的な姿勢をはぐくむことが大きな目的です。こうして学習したことが1年生の笑顔と歓声という目に見える成果となって、きっと6年生の学習への姿勢にも変化が生じることでしょう。

 「なんで勉強するの?」子どもたちが、よく大人に投げかける質問の一つです。答えはいろいろありますが、その中の一つが「幸せになるためだよ。」です。学びは、自分と周囲の人を幸せにするために、自らの意志で行うものです。その学びの喜びが味わえるよう、導いてあげることが、学校と家庭、そして地域の大切な役割だと思います。

 6年生、1年生のためにがんばってくれてありがとう!

4年2組初任者研究授業

 ひさびさに、朝からさわやかに晴れたすっきりしたお天気になりました。休み時間、校庭が久しぶりに使えて、子どもたちも喜んでいました。

 4年2組が、初任者研修研究授業を行いました。教科は国語、慣用句の授業です。からだ、動物、植物に係る慣用句をさがして、それを使って虫食いクイズを行い、互いに出し合って楽しむという内容です。

 初任者研修の研究授業は年に6回行います。初任者の先生にとっては大変ですが、研究授業を行うことで授業の指導技術が上がることは確かです。通らねばならない道の一つです。

 

 先生の熱意にひかれ、子どもたちもとてもよくがんばっていました。辞書やタブレット端末で調べた慣用句から虫食いクイズを出し合って、後半は大いに盛り上がっていました。授業が終わると「まだやりたい!」という声が上がるほどでした。

 授業が終わっても「もっとやりたい!」という子どもの声が上がること。これ、実は教師にとって最高の誉め言葉です。教師にとって子どもたちが喜ぶ授業が実践できることほどうれしいことはありません。がんばって準備していた成果が出ていました。

 毎日忙しく、放課後も様々な業務が積みあがっていて、教師本来の仕事であるはずの授業の準備に力を入れることが難しい日々です。それでも、授業を大切にしたい。楽しい授業こそ、学校の命ですから。