学校ブログ
澄み渡る青空に映える高学年表現のフラッグ
一転、日中の気温が上昇し、初夏を感じさせる陽気となりました。子どもたちも急に暑くなったので大変だったと思います。そんな中でしたが、運動場(校庭)では高学年の児童が組体操の完成目指して、練習に励んでいました。
青空になびくフラッグのきれいなこと。5年生が水色、6年生が黄色です。ウクライナ国旗を思わせる美しいコントラストです。
ペアで向き合って、フラッグのコンビネーションで魅せます。
最後の大技、ビッグウェーブに向けての練習。最高に盛り上がる瞬間目指して、技の完成度を高めていきます。
暑い中、子どもたちも大変でした。でも6年生にとっては最後の運動会。思い出に残るイベントにしたいものです。
私も、自分が6年生だったときの表現種目をいまだ覚えています。「宇宙戦艦ヤマト」の壮大なテーマにのった組体操でした。最後の大技、タワーが決まった時、会場からたくさんの拍手を受け、最高の気分でした。小学校の運動会は、忘れられない大切な記憶の1ページとなります。練習は大変だけれど、苦労した分だけ、会場から賞賛の拍手をいただくことができます。がんばってほしいですね。
でも、連日がんばっていると疲労も蓄積すると思います。保護者の皆様にはご家庭でのケアをお願いできればありがたく存じます。どうか、宜しくお願いいたします。
北谷小5,6年生、がんばっています。
第1回学校運営協議会を開催しました
運動会の練習が進んでいますが、今日も雨模様で、外での練習がなかなか進まないのがつらいところです。それでも、子どもたちはチームワークよくよくがんばっていました。
第1回学校運営協議会を実施しました。地域の代表の皆様にご参加いただき、校長の学校経営方針をご説明して、ご意見やご指導をいただく会議の場です。そうすることで、地域に根差した教育を行い、学校・家庭・地域が一体となった教育体制を築くことが大きな目的です。
校長の説明のあと、ご参加いただいた委員の皆様からご意見や励ましのお言葉をいただきました。とても力強く思いました。ご来校くださった皆様、本当にありがとうございました。
学校・家庭・地域が一体となった教育体制づくりはとても大切です。報道等で「家庭や地域の教育力が低下した」ということをしばしば耳にしますが、私は「それは違う」と思います。
かつての日本では、教育、特に子どもたちの将来に関する考えが一貫していたのです。よい学校に入り、よい会社に就職すれば、一生の幸せが保証される、と考えられていたのです。先生も、おうちの人も、近所のお年寄りも、口をそろえて、「一生懸命勉強すれば、幸せになれるぞ。」といいました。だから子どもたちは、疑問をもたず、勉強に熱意をかたむけたのです。
しかし時代の移り変わりとともに社会の価値観が多様化しました。企業の終身雇用制が終焉し、一流企業に就職したから、人生の幸せが保証されるという時代ではなくなりました。勉強することの意味を、見出しにくい時代になったのです。OECDの国際学力調査で、日本の子どもたちの学習意欲の低さが指摘されますが、そこにも理由があるように思います。
だからこそ、学校・家庭・地域が連携する必要があるのです。将来、立派に自立して生活できるようになるためには、どんな力を備えることが必要か。どんな努力をすれば、幸せになれるか。それを大人たちが口を揃えることがとても大切です。本日行った学校運営協議会には、そうした意味があります。
これからも、学校運営協議員の皆様とともに、地域とともに歩む学校づくりに努力してまいります。委員の皆様、大変ありがとうございました。
校内硬筆展と理科の実験
一日雨模様となりました。予定していた1校時の運動会全体練習は水曜日に延期になりました。そして、肌寒い日でした。子どもたちが風邪をひいたりしないよう、ご配意くださるようお願いします。
2年生の教室で、硬筆展の授業が始まっていました。みんな、先生の指示を聞いて、きれいな字を書くために張り切って取り組んでいました。感心です。
大切なことは、硬筆展の練習など、書写の時間だけでがんばるのではなく、普段からきれいなノートの字を書くよう心掛けること。ラーニングピラミッドの事例でもわかるように、キーボードで文字を打ち込むより、ノートに字を書いたほうが、学習効果が高いのです。きれいな字が書けることは、学力向上の上で大きな役割を果たします。硬筆の練習で得た成果を、日頃のノート指導に生かしていけるよう指導していきたいと思います。
5年生は、理科室で振り子の実験に取り組んでいました。振り子が一往復する時間は、どのような条件に左右されるか、真剣に実験結果を見守っていました。そうそう、この実験、とても楽しいんです。教室がよい「アカデミックな雰囲気」に包まれていて好ましいと思いました。
よく、「子どもの理科離れ」がメディアで報じられます。でも、長年現場をみている私には全然そんな感じはありません。子どもたちのほとんどが、理科の実験や観察が大好きだからです。ICTが普及して、必要であればいつでもインターネット動画が見られます。だからといって、実験は不要、なんてことは絶対にありません。見て、聞いて、手で触って、予想して、はじめて理解が深まるのです。
硬筆といい、理科の実験といい手を使っての作業です。ICTがもてはやされますが、これらの学習はやっぱりとても大切。ICTスキルを高める反面、こうした学習も大切にしていきたいと思います。
PTA「おやじ会」主催 飯盒炊飯体験を行いました
北谷小PTA「おやじ会」の皆様が、子どもたちのために「飯盒炊飯体験」を開催してくださいました。
感染防止に最大限努めるという条件で、市教委にも許可をいただきました。参加希望の子どもたちが、巻き割をしたり、材料を切ったりして作業に参加し、飯盒炊飯とカレーづくりに取り組みました。
おやじ会の皆様が入念に準備をしてくださり、子どもたちもとてもよく手伝ったので、作業がとてもスムーズに進みました。喫食は距離をおいての黙食に努めました。子どもたちはみな、「おいしかった」「楽しかった」と大喜びでした。
作業の様子を見ていて気付いたことがあります。飯盒は、マキ割りから始めます。火を着け、出来上がるまで火勢を落とさないよう見張らなければいけません。子どもたちはみんな「早くご飯が炊けないかなあ」と笑顔で待っているのです。とても楽しそうな様子でした。出来上がったご飯は、おこげがたくさん。それもまたごちそうで、みんな「おいしい!」と大感激していました。
その様子を見て、改めて感じました。待つ中にこそ、幸せがあるのだと。今の社会は便利すぎて、慌ただしくて、スピーディーさを是とします。でも昔の暮らしのように、決して豊かではないけれど、家族みんなが食事の準備を手伝い、「早く炊けないかな」と首を長くして待つ食事のできあがりを待つ中にこそ、家族の喜びがあったのではないでしょうか。
それもすべて、おやじ会の皆様が子どもたちのためを思って、準備・運営に力を入れてくださったからです。おやじ会の皆様、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで貴重な体験ができました。そして、忘れていた大切なことを改めて子どもたちに伝えることができました。
3年生「ふわふわ空気の積み木」
一転、雨模様の一日になりました。明日は関東も大雨となる予想、北谷小ホームページをご覧いただいている皆様も、お気を付けください。
3年生の図工の様子です。「えっ、これが図工?!」と思われるかもしれませんが、立派な単元教材です。「ふわふわ空気の積み木」。空気を入れたビニル袋の大きさやふわふわ感を生かして、自由な発想を生かして作品づくりに取り組みます。みんなきゃあきゃあと大喜びで創作に熱中していました。
廊下も、階段も、児童昇降口も、あっという間にアートの広場に早変わり。壁に貼り付けアーチやトンネルをつくったり、固めて「かまくら」をつくったり。あっという間に時間が過ぎていきました。
まったく、子どもたちの想像力は大したものです。空気を入れたビニール袋が何に変身するかな?と問いかけると、大人には想像もつかないようなオブジェに変身させます。
今の子どもたちはおそらく自宅でゲームにかじりつく時間が長くなっているから、こういうとき大丈夫かな?なんて思うのは大人の杞憂ですね。子どもたちはのびのびと楽しそうに豊かな想像力を働かせ、自由自在にアート作品をつくっていく。まったく、子どもたちの柔軟な発想には驚かされます。
きっと昔の子どもたちも、野山や原っぱにでかけて、落ち葉や枝木などで思う存分にアート作品をつくっていたのでしょう。そうした機会が奪われつつある現代、こうした取組を授業で行うことは大いに価値があると思います。
3年生、がんばりました!
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