学校ブログ

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令和4年度 離任式を行いました

 ゴールデンウィークも、残すところ土・日の週末のみとなりました。これまで、交通事故等の報告は入っておりません。保護者・地域の皆様におかれましては、子どもたちの安全にお気を付けくださり、ありがとうございます。

 本日、令和4年度の離任式を行いました。小林智樹校長先生はじめ、懐かしい先生方がご来校くださり、オンラインの画面を通じて、子どもたちにメッセージを送ってくださいました。子どもたちは各教室で、静かにそのお話を聞きました。

 代表の子どもたちが、一人一人が思いを込めて書いた手紙と、花束をお渡ししました。オンラインの式の最後には、先生方が各教室の廊下を歩いて手を振る子どもたちにあいさつをされました。廊下は大歓迎のムードにあふれ、みんな大喜び。とても心温まる光景でした。

 本当は体育館でみんな集まり、先生方のお話を直接聴きたいところですが、コロナに対応してのオンライン形式となりました。それでも、先生方と子どもたちの心の交流は、十分すぎるほどできたと思います。中には、涙ぐむ子もいたほどでした。ああ、なん温かい心の持ち主なんだろうと感心しました。

 出会いがあれば、別れがあります。でも、その一つ一つの思い出が、子どもたちの心の成長の糧になるのだと思います。また一期一会という言葉にもいえるように、別れがあるからこそ今の出会いを大切にしたいと思います。

 ご来校くださった小林 智樹校長先生はじめ先生方、今日は本当にありがとうございました。

職員救命講習会を行いました

 ゴールデンウィークも後半に入ります。今日も北谷小の子どもたちは元気に登校してきました。保護者の皆様のご支援に感謝いたします。

 本日、吉川消防署南分署の皆様を講師としてお招きし、救命講習会を実施しました。エピペンの使い方やAEDの使い方について、1時間かけ研修を行いました。

 救命講習の方法は、その都度変更されることがあります。現在は、感染防止を防ぐために人工呼吸は必要最小限にとどめ、胸部圧迫による心肺蘇生が中心となります。また、AEDの使い方にも習熟します。正しい手順と方法について、丁寧なご指導をいただきました。

 事故は起きてほしくないものですが、いつどこで起きるかわからないものでもあります。そうした事態に備えておくことが大切だと考えます。

 学校では、子どもたちのために万全を尽くす所存ですが、それにはご家庭との連携が大切です。連休明けは体調を崩しやすくなります。お子さんの様子で何かお気付きのことやご心配なことがあれば、学校までご連絡ください。子どもたちの安全に配慮しながら運動会の練習を進め、子どもたちの心と体を成長させる行事にしたいと考えます。

 ゴールデンウィークも後半に入ります。引き続き、お子さんの健康や安全にご配意いただき、ご家族で楽しくお過ごしください。

子どもたちの体力を高めるためには

 昨日よりだいぶ気温が下がりましたが、その分午後はとても心地よい風が運動場に吹き抜けていました。

4年生が体育で鉄棒の授業に取り組んでいました。岩出先生の号令のもと、「前回り降り」や逆上がりの練習にがんばって取り組む子どもたち。岩出先生も優しい言葉がけで、鉄棒が苦手な子どもたちも一切否定することなく「だいじょうぶだよ。」「OK!それでいいよ。」と一生懸命励ましていました。とてもさわやかな光景でした。

 ただ、ちょっと気になることもありました。鉄棒の得意・苦手が分かれていることです。もちろん、全員が鉄棒が得意である必要はありません。苦手なことがあってよいし、それが自然です。でも、苦手なことにも立ち向かっていく姿勢は学ばせたいものです。だって、長い人生で得意なことだけやっていればいいなんてことはありませんから。

 これは子どものせいではないと思います。生活環境の変化が大きいと思います。

 昔の子どもは、公園の木登りを楽しむ遊びをよくやりました。私も小学生のころ、夢中で木登りを友達と競いました。でも今、木登りをすると「危ない!降りなさい!」と注意されることが多いのではないでしょうか。不審者の出現や、新型コロナの拡散、そして携帯ゲームの普及など、子どもの外遊びが制限される要因が多くなっていると思います。そんな中、得意な子は鉄棒で遊ぶけれど、そうでない子は鉄棒に触る機会が少なくなるので、苦手意識が強くなってしまう。そんなことも二極化の要因の一つかもしれません。

 便利な世の中は、子どもたちの健全な身体を育てにくい方向に進んでいるのかもしれません。

 鉄棒などの器械運動は、体重の軽い小学校低・中学年までにやらせることが望ましい。体が大きくなる高学年では、落下の恐怖が付きまとい、練習を恐れるようになるからです。

 だからこそ、学校や家庭が、子どもたちの健康な身体を育てるために、外に連れ出して遊ばせる必要があるのですね。明日からのゴールデンウィーク、今年は2年ぶりに外出制限がかかっていません。お子さんの心身の健康のため、ご家族で楽しく外遊びをされること思います思います。きっと、ご家族のすばらしい思い出にもなりますから(笑)。

蒸し暑さの中のクラブ活動 その大切さ

 どんより曇って、しかもムシムシ。まるでもう梅雨入りしたような一日でした。いや、まだ4月ですってば。なんでしょう、この蒸し暑さは。新緑映える、さわやかな季節だというのに。

 そんな蒸し暑さの中でしたが、6時間目のクラブで子どもたちが楽しそうに活動していました。卓球の練習をしたり、バトンの回し方を教えあったり、先生といっしょにドロケイをしたり。暑さに負けず、元気いっぱい体を動かしていました。みていてとても微笑ましかったです。

 クラブ活動のよさは、子どもたちのアイディアを生かして活動の計画が立てられることです。体育では自分たちのやりたい種目を選べないですから。だから、のびのび活動できるクラブの時間を子どもたちは大好きです。しかし悲しいかな、昔は年間35時間とれたクラブも、新学習指導要領の施行に伴った各教科の授業時数増加の影響を受け、活動時間は削減されている状態です。

 子どもたちの生活がとても忙しくなっています。毎日6時間ある授業、放課後もお稽古ごとや塾などで、なかなか自由な時間がとれない子も多いのではないでしょうか。自分の癒しはゲームだけ、という子も多いかもしれません。だからこそ、みんなのアイディアを生かしてのびのび活動できるクラブ活動は、貴重な時間といえます。

 教科書の分厚さだけが、子どもの未来を約束するものではないと思います。大切なのは、子どもたち自身に活動をゆだね、試行錯誤させ、成功体験や失敗する体験を積ませること。そうした教育活動を目指したいと思います。

暑い暑い!それでもがんばる運動場での体育

 雨模様の空から一転、今日は大変な暑さになりました。気象予報によれば、早くも6月なみの暑さだとか。まだ4月ですってば!先が思いやられます。

 そんな中でも、各学年は運動場(校庭)での体育をすすめています。運動会のため、徒競走の記録などをとっておく必要があるからです。今日も、各学年の子どもたちが、暑い運動場でがんばって走ったり、ボール運動の練習をしたりしていました。

 体は暑さになれるとある程度の耐性ができますが、ここのところの気温の急上昇は要注意です。暑いと、汗とともにビタミンなどの養分が体外に流れ出します。また、水分を多めに摂取すると、胃液が薄まり、胃の機能が低下して、食欲不振を起こすことがあります。さらに、体力を消耗するので、疲れやすくなります。

 暑さは、子どもたちの体に様々な影響を及ぼします。学校でも、暑い中でずっと過ごさせることなく、子どもたちの様子をみながら途中で休憩をとらせたり、水分補給をさせたりしています。あとは、おうちに帰ってからの休息が大切です。夜は早めの就寝を心がけたり、消化のよいものをとらせたりと、十分休養をとらせていただくなどのご配慮がいただけると幸甚です。

 また、保護者の方も、ご自身のご体調の管理に十分お気を付けください。